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オーダースーツのヨシムラ

09.4.27
リュックを買いました!
以前から自転車に乗る時用のカバンは昔の彼女から貰ったCOACHの黒のレザーリュックを使っていたのですが、それだけだとコーディネートの幅が広がらないので、カジュアルでかわいいリュックを探しておりました。
多くのブティックが建ち並ぶ北堀江や南船場など会社帰りに立ち寄っては色々と探してはいたのですが、なかなか思うようなデザイン、サイズのリュックに出会うことが無く、半ば諦めていた矢先にYahooオークションでこんなリュックを見つけ、思わず衝動買いしてしまいました。

これはドイツの総合アウトドアメーカー・ファウデ社のモノでヨーロッパではかなり有名なブランドの一つです。
本当はウィメンズモデルなんですが、メンズユースでも全く問題ないデザイン、容量も最大28Lと丁度良い大きさ、ショルダーベルトとヒップパッドはメッシュ構造になっており通気性、速乾性に優れております。
また、フロント部分は二点式になっておりますので、ホールド感もバッチリ!
これで快適な自転車ライフを満喫出来そうです。
毎日、通勤では駅まで自転車なんですが、途中にあるガラス張りのビルに映る自分の姿を見て悦に入りながら満足してます。(実はちょっとナルシストです)
オークションでは落札して手元に届くまで現物を確認出来ないので非常にリスキーな側面がありますが、今回は良い買い物が出来ました。

09.3.29
ワルキューレ
通常、日曜営業では私とレディス担当の花市女史の二人だけの出勤なんですが、この日はシフト作成担当の花市女史がお休みにしてくれたので、久しぶりに映画を見になんばパークスシネマに行ってきました。

ノンフィクション物が大好きな私としては、今見るべき映画は“ワルキューレ”以外有り得ません!
第二次大戦中のドイツでの実話を基にしており、なかなか完成度の高い映画でした。
本当はもう少し詳しく書きたいのですが、あまり詳しく書くとまだ見ていない人に怒られそうなのでこれ以上は辞めておきますが、ただ、仕事柄やはりキャストが着ている衣装にはどうしても目が行ってしまいます。
ガチガチのミリタリー物はあまり好きでは無いんですが、普段スーツばかり着ているとたまに無骨なデザインの男臭いアイテムに妙に惹かれることがあります。
特にドイツ将校が着ていたコート、ステンカラーで前の打ち合いはダブル、ウエストから上はピタピタのタイトシルエットで下はフレアーライン、“カッコいい〜なぁ、来年の秋冬はあれをデフォルメしたコートを仕立てようかな?”なんて気の早い事を考えておりましたが、よくよく考えるとあのシルエットは顔が小さくないと似合わない!
体型はダイエットである程度何とかなりますが、骨格だけはどうしようもありません。
ハァ〜、こんな風に映画を見るといつも欧米人に生まれたかったな、と東洋人に生まれたことを恨めしく思いますね。

PS:ちょっと余談ですが、私、コーディネートの勉強の為に“THE SARTORIALIST”(ザ・サルトリアリスト)という海外サイトを良く見ます。
コンプレックスを感じることも多いですが、結構面白いですよ。
もしよろしければ、一度ご覧あれ!

09.3.24
ナショナリズム
しばらく日記帳のアップをさぼっている間にWBCが始まり、そして終わっておりました。
皆さんの中でも日本代表の活躍に一喜一憂された方も多いかと思いますが、ともあれ第一回大会に続き、二連覇したというのは日本野球の実力が本物であるということを世界に知らしめたのではないかと思います。

オリンピックなどと同様に、そのスポーツ自体に興味が無くとも自国民が戦っている姿を見るとつい感情移入し、無我夢中で応援してしまう方も多いのではないでしょうか? 私もそんなミーハーな一人ですが、試合を見ていると素直に自国を応援し、対戦国の健闘を讃える気になれないプレーというか、行動が多いような気がします。

今大会を見ていて最も驚いたのが、決勝戦で某パリーグの選手がダブルプレーを防ごうとするあまり、セカンドベースではなく、相手国の野手目掛けて突進していくのを見たときは唖然としてしまいました。
確かに勝つことは大事かもしれません、ですがアンフェアな事をしてまで得た勝利に何か意味が在るのでしょうか?
私は負けたって良いじゃないかと思います。
それが実力の差であるのでしょうし、運が悪かったということもあるでしょう。(運も実力の内ですから)
飛躍し過ぎかもしれませんが、欧米型の成果主義、格差社会の弊害がこんなところにまで現れているような気がしました。

韓国チームも東京ラウンドで日本に勝ったからと言ってマウンドに国旗を立てるのは私はやりすぎじゃないかなと思います。

09.3.24
大阪府庁がWTCに!?
この日は以前から橋下徹知事がブチ上げていた大阪府庁のWTC移転問題が府議会で否決されました。
関東にお住いの方はピンとこないかもしれませんが、このWTC、大阪の悪しきハコモノ行政のシンボル的存在で建設から維持まで今もなお血税を使い続けている負の遺産です。
大阪のベイエリア、南港をいうところにあり、東京で言うお台場のようなロケーションにあります。

確かにWTCビルが府庁舎であれば、見た目のイメージは良いのでしょうが、いかんせんそこに至るまでの経緯が酷すぎます。
現在の大阪の財政状況を考えれば、橋下知事の言っていることは正論かと思いますが、和私は府民の為と言いつつも、それよりも色々な政治家の既得権益が絡みすぎているような気がします。

否決されたことにより、府庁舎は建て替え案で進むのでしょうが、これにより更に財政悪化が加速し、上がる税金と相対的に住民サービスが減るので人口流出が進むのでしょう
一体、大阪はどうなってしまうのか?夕張市のように財政再建団体に指定されるのも現実味を帯びてきているというのに、私の回りには無関心な人達が非常に多い!
何が出来るかと言えば、ここでは何も始まりませんが、せめてもう少し関心を持つ責任があるのではないでしょうか?
自分達が暮らす街のことなのに...
生まれも育ちも大阪の私にとってこの問題はとても悲しい気分にさせてくれました。

09.3.15
大御所ブランドと言えど...
以前、私はジャンニヴェルサーチジャパンというイタリアのプレタブランドの日本法人で営業をしておりました。
ブランド自体はまだ存続しておりますが、バブルの遺産といったイメージを払拭出来ないまま、近々日本から撤退するらしく、それを聞いた時は何とも言えない寂しさを感じ得ませんでした。

実はこの話、東京出張中に苦楽を共にしたヴェルサーチ時代の同僚から聞きました。
私は営業、彼は販売責任者で時には激論を交わした仲でもありますが、当時の同僚、先輩達は皆、それぞれの道を歩み、付き合いも疎遠になった中で現在も連絡を取り合う存在です。
そんな彼も現在は都内某百貨店の超有名・超高級メゾンの店次長をしております。
この日は渋谷ハチ公前で待ち合わせ(チョット恥ずかしかった)、彼のお気に入りの中華を食べながら色々と内情を聞かされました。

このブランド名を聞くと、おそらくほとんどの方が不景気などとは無縁で今も売れ続けているイメージを持たれるかと思いますが、やはりここも例外では無いらしく、これまでブランドネームだけで大きくなり、売上げが増え続けたツケが今になって噴出し、誰もが何をどうすれば良いのか、暗中模索の状態が続いているそうです。
更にタチが悪いことに企業風土と言えばそれまでですが、組織という考えが希薄で、メゾン(=家)であるが故に店長(=家長)の権限が絶大で、これにはショップスタッフはもちろん、MDさえもおいそれとは逆らえないとのこと。

彼は様々なブランドを渡り歩いてきたので、どうすれば売上げを伸ばせるのか、デッドストックを少なくするにはどうすれば良いのかといったノウハウを上に進言しても聞き入れて貰えず、かなり悩んでいる様子でした。

所帯が違えば、当然方針も異なります。
でも企業に従事するものとしてやるべき事は一つ、売上げを伸ばすことであって、それにはまず最初にスタッフのベクトルを同じ方向に向けなければなりません。
私はこの話を最初は対岸の火事として聞いていましたが、根の部分では同じです。
人の上に立つ立場の在る者として、部下の言うことにも耳を傾け、進むべき道を照らしてあげることの必要性を彼の愚痴からつくづく感じました。

R二よ、俺も頑張るから、おまえも頑張れよ!(←多分、見てないとは思うけど...)

09.3.12
久しぶりの東京出張
以前から東京Shopmasterより@セール後に東京店へ出張で来るよう言われてましたので、この日から3泊4日の予定で約2年半ぶりに行くこととなりました。
目的はと言う....新店舗の移転が無事に済んだのは東京店のスタッフの尽力があったこそなんで、その感謝を大阪店スタッフを代表して伝えること、三久服装の工場見学、東京Shopmasterとの今シーズンの販促活動の打ち合わせ等でしたが、実は私自身、全ての業務は自分でやらないと気が済まないタイプで、極端に言うと他のスタッフに任せれる仕事でも自分でこなそうとしてしまう為、私が居なくても残ったスタッフで店舗運営が出来る様、責任感を植え付ける事が真の目的でした。

そうとアタマでは分かっていても、なかなか自分の性分は変わるものではありません。
今日の売上げはどうなっているのかな?事務作業はミス無くこなしているかな?等と心配の種は尽きません。
ひょっとしたら、何も出来ていなくて帰ったら山程、仕事が溜まってるんじゃ?と内心かなりビクビクしていたのですが、それも徒労に終わり一安心、そして他のスタッフに感謝。
“やれば出来るじゃん!”などと冗談を言いつつ、お客様はもちろんのこと、東京・大阪両店のスタッフにも支えられていることを改めて実感しました。

一人で出来ることには限界があり、それを分かりつつも敢えて自身を追い込み、その結果、決して満足行く仕事が最近は出来ていなかったので、心が折れる寸前だったのですが、今回の出張で皆から不思議な力を貰ったような気がします。
一致団結、スタッフ皆の力を合わせて新しい大阪店を切り盛りしていきたいと思います。

PS:今回の出張で非常に嬉しい事がありました。
それはタイミング良くお客様の仮縫いに立ち会うことが出来たのですが、多くのお客様から私の拙い原稿や日記帳に対してお褒めの言葉を頂きました。
少々気恥ずかしかったのですが、あまり大阪ではリアクションが少ないので、これは本当に嬉しかったです!
I先生、Kさん、Yさん、ありがとうございました!これからも頑張ります!!

09.3.03
血は争えない?
突然ですが、私の父親は建築関係の会社を営んでおります。
仕事の内容としては、大阪府や堺市から下水道工事や道路舗装などを落札しては下請けに斡旋するといった仲介業や最近では建物の解体なども請け負っております。
父親自ら重機などを操作して作業することは無いのですが、仕事自体物作りの分野に入りますので、昔から何でもモノを買う前に作ろうとする悪い癖?の持ち主であります。
特に家の内装には強い拘りがあり、物置部屋を作ったり、掘りゴタツにしたりと挙げるとキリが無い程です。
そんな父親を間近で見てきたからか、私も何でも自分の好みにカスタマイズするきらいがあります。

これまでで最もハマったのがやはりクルマで(今までで8台!乗り継いできました)、その中でも4台目に買った丸目二灯のソアラに至ってはタイヤにホイール(←当時、まだ珍しかった18インチを履いていました)、タービン及びコンピュータROMにマフラー交換、インタークーラー取り付け、強化ATまで入れ、シャシダイで計測はしていませんが、恐らく400馬力近くまでは出ていたと思います。(総額ン百万つぎ込みました...今思うとお馬鹿な事をしてましたね)

今は8台目に乗っていたBMWも売り払いましたので、クルマにお金を使うこともなくなりましたが、カスタマイズの精神は心の奥底で眠っていたようで、最近は先日衝動買いした自転車の改造にハマっております。
ハマリ出したきっかけというのが、先日気持ちよく街乗りをしていると後ろから変速機付きのロードバイクに乗った女の子!に涼しい顔でブチ抜かれ、必死で追いかけましたが、追い抜くどころか全く追い付く事も出来なかったからです。
それからは“打倒!ダブルスピード!!(変速機付きロードバイクのことです)”を目標に掲げ、まずは倍数の高いチェーンリングとチェーンを交換し、駆動系の強化を図りました。(その前に禁煙し、身体を鍛えろよ!という声もありますが...)
車体のトリコロールカラーに合わせてチェーンリングはブルーで、チェーンはにしてみましたがいかがですか?
手前味噌ですが、カッコイイと思いません?
次は軽量化を目指してホイール交換かな?(また同じ過ちを繰り返す予感が?)