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オーダースーツのヨシムラ

01.12.29
今年もお世話になりました
いよいよ年末。当社も本日をもちましてお正月休みへと突入です。
思えば今年の2月頃から、インターネットのお客さんが爆発的に増え、対応、対応に追われの一年でした。
今、フ〜っと肩の力を抜いて思い出すのは、やはりご迷惑をかけたお客さんです。
結果的にはご満足、ご納得いただいたお客さんがほとんどですが、やはり不快感を一時的にも抱かれた方もあり、申し訳ありませんでした。
来年こそは、100%のご満足をいただけるよう努力しますのでよろしくお願いいたします。

それにしても、北は北海道は稚内のSさんから南は沖縄は那覇のMさんまで文字通り「インターネットオーダー」のタイトル通り日本国中のお客さんよりご注文をいただき、本当にありがとうございました。
本当の意味のインターネットオーダーは当社しかないと自負いたし、その責任を果たすべく来年もまい進いたす所存ですので「スミからスミまで」チョーン「ずずいとよろしくお願い奉ります」
ハハッー。

01.12.20
工場見学
私共では現在4つの協力工場を抱えていますが、それでもこの不況下のこと、他の工場からのアプローチも頂いたり、また自社でもバラエティーを求めて新たな依頼先を探しております。
この日はそんな中、新たな協力工場を探すべくその内の1社、大阪は大東市にあるV工場へ見学に行って来ました。
工場も日進月歩で最新のマシーンやシステムが導入され、私も勉強になりました。
働いておられるスタッフも中国よりの技術研修生もいて昨今の経済情勢も反映しています。
今や紳士服の生産は7割以上が中国を初めとする海外生産品です。
その逆境の風をものともせず、頑張っておられる数少ない工場の一社がこのV社なのですが、苦労は並大抵ではなく量より質を目指している姿勢には共感しました。
新たな技術導入の為、イタリアへも毎年研修に行かれメイド・イン・ジャパンどこにも負けじとプライドをもっておられるお言葉に背中を押されて帰路につきました。

01.12.17
背中もステキ
年末になると、あちらこちらで「第九」の合唱等クラシックのコンサートが目につきますがオーケストラの指揮者の人はスーツのこだわりが特別のようです。
昔のことですが、仕立て上がりの試着の際、鏡を見ながら
「なかなか良いですね」
「はい、ありがとうございます」
「ところで後ろ姿はどうですか?」
「後ろもキレイにフィットしていますよ」
「そうですか、我々の商売は背中が命でして」
「??ああ、そうですか・・・??」
お帰りになられてからなるほどと納得しました。
つまり指揮者の人は仕事の最中は常に聴衆に背中ばかりを見られているのです。
その為、背中がおかしくないか一番気になるのです。

他にも以前、「マジシャン」の方の服を承ったことがあります。
但しこれには閉口しました。
服の内側の色々な所へポケットを付けてくれとの注文でした。
鳩はここへ入れて」とか聞きましたが、工場泣かせの仕立てで参りました。
それからはテレビでマジシャンの人が出てると、そこばっかり気になったもんです。

01.12.12
年内納め
今年も残りわずか、「年内納め」とは文字通り今年中に仕上げて、お客さんにお渡しすることです。
今はそうでもないですが、一昔前は年内、つまり今年中にお客さんに仕立てて渡す、逆に言えば今年中に欲しいというお客さんが多かったもんです。
新年新調した背広でいう思いが強かったんですね。
それと、地方から働きに出てこられる方が地元へ帰るのに「パリっとしたいので是非年内に」との要望も多かったようです。
又、スーツだけではなく、年末の帰省時になりますとターミナルのデパートでは古い靴を捨てて新しい靴に履き替えて帰郷<するというのも暮れの風物詩として定着していました。
しかし、今は帰るのもJRではなくクルマが多くなり、格好もカジュアル化した為、そういう需要は目立たなくなったようです。
正月そのものが今やかつてのそれではなくなりましたが、何となく寂しい気持ちになりますなぁ。

01.12.11
寒さが身にしみる
先日、取引先のテーラーが店を閉めると連絡をいただきました。
ご夫婦で高層ビルの地下商店街で25年余りご商売されてきました。
コツコツとお客さんを増やし、信用を得、努力の日々だと聞きました。
又、コンピューターもいち早く導入され、先進の気風溢れたお店でした。
ビルに入居しているのは一流企業ばかりです。
しかしこの不景気には勝てません。
社員が減り、おなじみさんがリストラされてゆき、入居企業も出てゆきます。
「いつまでやってても先が見えないのなら、いっそ店をたたもう」とご主人が決断をされたのも無理からぬことです。
今やどこにでも転がっている話でしょうが、私にとってはやけに木枯らしが寒く感じた一日でした。

01.12.09
腰が痛い!
この時期になるとどちらのご家庭でもそうですが「大掃除」の季節です。
我が家も例に洩れず、掃いたり拭いたりほったりとバタバタの一日となりました。
「日曜日にのんびりとTVでも」のプランはあっさりと吹き飛ばされ、女房の命令一下奴隷のごとく働かされました。
一段落した後、不用品をゴミ置き場へ持って行くと、粗大ゴミの中にまだ新しい椅子が置いてあります。
「こら使えるで」とよし持って帰ろうとすると近所の人がその脇を通ります。
人間不思議なものでこういう場合、一人で大きな声を発してしまいます。
「この椅子ええなあ、要らんのやったらもらって帰ろう
私は悪いことはしていない、それゆえ正々堂々と持って帰るのだ!
そう高らかにご近所に宣言します。
でも内心では「早よ持って帰ろ、持ち主の気変わらんうちに」という気持ちでヨイショヨイショと自宅まで持って帰りました。
玄関で持ち上げる時に足にあたり「アイタタタ」、その拍子に体勢を崩し腰をグネって「アイタタタ」
「何してんの、そんなところで椅子と戯れて」と娘からの冷たい視線。
それにもめげずにその椅子は、今や立派に食堂のメンバーとして活躍しております。
今や世の中はリサイクルの時代、資源を大切にしましょう!
(人間もリサイクルできたらなぁ・・・)

01.11.30
木枯らしが吹きます。
ピューっと木枯らしが吹き、ブルっと震えるこの頃ですが皆さんお住まいの所はいかがですか?
大阪でもやはり11月も終わりになると夜は冷え込みます。
東京では一足早く今の時期になるとコート着用の人が増えてくるそうですが、対して大阪はやや暖かいせいかそれほどでもありません。
でも、よく言われることは「大阪の人はギリギリまで我慢する」です。
寒くなるとまず下着長袖のシャツパッチで防備です。
その次はマフラー、どうしょうもなくなってようやくコートという具合です。

東京の人は見栄で大阪の人は実利とよく言われますが、防寒一つとっても結構気質が反映されるようです。

01.11.25
万葉に遊ぶ
一雨毎に季節の移ろいを感じる今日この頃。
ふと思い立ち、家族と紅葉狩りに出かけました。車で1時間も走れば秋篠の地。
浄瑠璃寺」と「岩般寺」を訪ねました。両寺とも「三重の塔」が名高い名刹です。
やはり季節がらか、かなり奥深い田舎にも関わらず大勢の人出でした。
赤や黄の葉に見え隠れする三重の塔はなかなかの風情です。
帰りは定番のお土産。
地元の農家が丹誠込めたつけ物サツマイモや野菜など、どれをとっても百円単位とお値打ち揃い。両手いっぱい買い込んで家路へと急ぎました。
帰る途中、親類の家へ立ち寄り心ばかりのおすそわけ。
と言うところまでは良かったんですが、おすそわけのつもりが何かの手違いか買った物全てをそこへ置いてきてしまいまいた。
家へ帰っても後の祭り。
今更取りに行くのもなぁ・・・」と相成り、
「ああやっぱり慣れんことするとアカンなぁ」という結末でした。 トホホ。

01.11.19
ソフトもGOOD
今やトレンドというかベースとしてのスタイルはご存知「ブリティッシュライン」です。

ところが先日来店されたTさんは開口一番「ピタッとした雰囲気はどうも・・・」との事。
お聞きすれば「かつて一世を風靡したソフトスーツが欲しいのだが、今やどこへ行っても正統派のソフトスーツは売っていない」とのお悩みで当社を訪ねてきたとの由。
「やらしてもらいましょ、ソフトスーツ」とばかりご寸法をいただきましたが、ここ3年ほどソフトスーツを作っていないだけに「これぐらいで良かったかなあ?」と自分でも疑心暗鬼の接客でした。
そのスーツも昨日ようやく仕立て上がり、Tさんにもご来店いただき試着して頂きました。
セレクトされたお生地も良かったのですが、無事バッチリと決まり、「ソフトスーツもなかなかええもんやなぁ」と素人みたいな事を口走り、お客様に笑われました。
せやけどほんま格好良かったですわ。

01.11.16
女性大歓迎!
お陰様でレディースオーダーも立ち上がりから順調にご注文が増え、お客様にも喜んでいただいております。
専任の藤本さんもおりますが、私もスタッフの一員として採寸もやらせてもらっております。
私が女性のサイズを測ると「嬉しそうだ」とか「採寸にかける時間が長い」とか外野がうるさいのですが「銀行員が札束を見ていちいち興奮するか!」と戒めています。
「仕事はクールに徹する」をモットーに私は仕事にあたっておりますので!
女性のお客様、安心してお越し下さいませ。
決して「へっへっへっ」とニヤついたりはしませんので。

01.11.14
ガッツポーズ
今日、さるお客様の婦人スーツが出来上がりました。
試着していただいたところ「ええやんコレ!」とご満足いただきました。
このお客様は生地を変更されること3度、デザインも見本服2着を持参され、延べ3日間に渡りあーでもないこーでもないと、熱心に検討され、デザインやサイズへのこだわりは並ではなく私も思わず興奮し「それは出来ません」と口走る始末。
紆余曲折を径て無事に仕上がり喜んでいただいた時は、思わず感涙?にむせび、「人間やれば出来る」との言葉を噛みしめている今日この頃です。
誰あろうこのお客様は当社社員のMさんです。
何事も完璧主義者で社内で影響力?を持つ彼女のスーツは構想2年を経てついに完成です。
トホホ・・・・アーア。

01.11.13
ええネタ聞かせてもらいました
お陰様で大阪店も来店されるお客様が増え、忙しい毎日です。
当社のお客様は文字通りバラエティ豊かで色々な職業のお客様がおられます。
先日ご来店されたKさんは某有名球団を持つ某鉄道会社にお勤めです。
小生が某求団のファンだと知り、色々と球団の内緒話を聞かせていただきました。
現N監督はオーナーが惚れ込んでいる為首を切れないとか、後がまを狙うO二軍監督の人脈が着々と築かれつつあるとか、球場の改装話やエピソード等仕事そっちのけで聞き入っていました。
帰り際は「ファン感謝デー」の切符までいただき、そりゃもう感激です。
役得とは言え「うっしっしっ」です。...次は寿司屋のお客さんなんかええなあ。

01.11.07
仕入の鬼
あーでもない、こーでもないとばかり生地見本を手にしながらの小生です。
来春・夏のサンプル帳の生地セレクト作業が今や真っ盛り。
東京SHOPMASTERを中心の作業はケンケンガクガク。
来年のトレンドの色柄や素材の流れ等頭へ叩き込みつつ、やはり当社の「味」と出すべく議論はつきません。
お陰さまで順調すぎる程にお客様も増え、売り切れ続出の現状の嬉しい悲鳴。
良いモノだけをより安く」をモットーに仕入の鬼と化す今日この頃です。