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オーダースーツのヨシムラ
04.08.29
夏も終わりいよいよ秋ですね。
楽しかったオリンピックも終わり夏休みも残すところあとわずか、セミの鳴き声もいつのまにか聞こえなくなっています。
そんな中ご注文のハリスツイードのジャケットが仕上がりました。
いくら秋近しとはいえ ハリスとは気の早いと言われそうですが、お盆休みの前にご注文頂いたAさんのジャケットです。

Aさんはバードウオッチング用ということで相応しい素材としてハリスを選ばれました。
デザインには本格的なノーフォーク仕様以外は別段のこだわりとしては無いのですが、ひとつだけ腰ポケットだけ鳥類図鑑を入れたいので通常よりはタテヨコとも大きくとのご希望です。
ただ、サイズについてはその時期はインナーにに厚手のセーターを着るため一回り大きくお作りしました。
この素材を始め今年のハリスは色数も豊富に25色取り揃えています。
オーソドックスなチェックを始め従来にないビビッドなピンクなどもご用意して(売れるかな?)ご注文お待ちしています。
それにしても、この間までは夏物を着ていても暑いとぼやいていたのに季節は確実に移りゆくようですね。

04.08.17
ずぶぬれの巻
先日は東京39.5度を記録するなど、今年は異常気象の影響かどうか梅雨明けも早くうだるような夏が続いています。

そんな中で今日は珍しく予報通り朝からどんよりした曇り空。
昼過ぎにはポツポツと雨模様、なんとか夕方までは保つかと思いましたが6時過ぎには雷鳴が轟き暗雲が立ちこめる始末。
早めに帰らないととは思えどご来店のお客さまもあり、つい時計を見れば8時前、外へ出ると同時に ザアーっと本降りになりました。

電車バスを乗り継ぎ、最寄りのバス亭へ降り立つころには空一面稲光の連発にさながら白昼の光景のようで雷鳴がドカンドカンとすさまじく、強風で傘も役立たず横なぐりの雨が全身ににかかり道路は滝のように水が流れ、上から下までみるみるうちに見事に濡れねずみ。
また、そんな日に限って雨に弱いモヘア混のスーツを着ている段取りの悪さ。
予報はわかっていたのに帰るまでは大丈夫とタカをくくって、こんな日の為に作ったあの雨用のスーツを着ないとは なんたる情けなさと、雨の中ひとり地団駄を踏んでも後の祭り。
雨だれの滴るスーツは即クリーニング行きのお粗末。
こんな事は二度と無いからと自分を慰めるしかない夜でした。

04.08.16
ニッポン ガンバレ!
どうやら今回のアテネは、大方の予想を裏切りメダルラッシュになりそうですね。
お陰で世間の皆様同様、私も夜半までテレビに釘付けの有様で寝不足が続く毎日です。
色々なチャンネルをハシゴしながらの観戦ですが、そこで気になるのは前回のシドニーあたりから目立つタレント解説者の存在です。
専門知識がないゆえに、やたら気合いや思いの連発でうっとうしい限りです。
気合いや思いは50年前でこりた筈なのに、トップアスリート達には日頃の死ぬほどの努力や技術の革新で築き上げられた実力を、思いや気合いで簡単に片付けられてはいささか気の毒な話です。

また、長嶋さんがいないのに長嶋ジャパンとはこれいかに、ナガシマナガシマと連呼するのは中畑さんには甚だ失礼でしょう。
勝てばナガシマの遺産で勝てた、ナガシマの思いが通じたと言われ、負ければやはりナガシマがいないとダメかと言われるのは目に見えています。

代理監督と言わずちゃんとした正式な監督を決めれば良いものを、裏でゴソゴソと事情ばかりが先行し、名前だけでも長嶋ジャパンでなければなんともならないようです。
いずれにしても競技をシンプルに応援したいファンとしては、うっとうしい裏事情や訳の分からない素人のコメントなど聞きたくもないので、純粋に技術的なプロの解説だけでお願いしたい物です。

04.08.13
オリンピック
シドニーから早4年ですか、本当に早いものですね。
始まる前はそうでもなかったのですが、いざ競技が始まって見るとやっぱりテレビに釘付けになります。
開会式も回を追う事に華やかさを増し、今回のアテネもなかなかのものだったのではないでしょうか。

毎回の入場行進も楽しみで、お国柄豊かなコスチュームも興味の的です。
民族衣装を別にすれば、私が今回で最も印象に残ったのはドイツです。
麻か綿素材と見ましたが、ベージュのブレザーに浅い同系色のパンツとさながらいつもうならせるイタリアのお株を奪うような装いです。
また各国もここぞとばかりに競い合い目移りしますが、そこへ行くと我が国のユニフォームは私的には今回もハズレですね。

工夫したぞ、金掛けたぞ、デザイナーが有名だぞという雰囲気がいつも露骨に出ているように感じ、全体から浮き上がって場違いなように思えます。
やはり、所詮はスポーツウエアですからシンプルを旨とすべしではないでしょうか。

かつて、ダイエーホークスの設立時のユニフォームは某有名デザイナーの作でしたが、同じく某有名デザイナーの手による巨人のグラウンドコートと共に、世間の失笑を買ったのは記憶に新しいところで、いたずらにデザイナー臭が濃いのはスポーツウエアとしては失格でしょう。
そこで次回の北京こそ東京オリンピックの原点に戻り、赤のブレザーに白のパンツというシンプルなユニフォームはいかがでしょうか。
日の丸を思わすシンボルカラーの赤と白は、結構新鮮に映り内外の評判はいいと思います。
そして以降日本は、この組み合わせですべてのオリンピックに参加すると決めればという案ではどうですか。
『見えてきました、あの赤と白のユニフォームはニッポンです』と実況も決まり文句で分かりやすかったりして。
緊縮財政の折り、なにもその都度高いデザイン料を奮発することはないと思いますがねえ〜。いかがなもんでしょうか??

04.08.07
熱闘甲子園
夏の風物詩全国高校野球の始まりです。
これが来ると夏本番ですね。
私も古くからの高校野球ファンのひとりで、今はさすがに甲子園まで観戦に出向く事は少なくなりましたが、中学生の頃は夏休みには必ず友達と誘い合わせ足繁く通ったものでした。
ご存知の方も多いように外野席はタダで、その外野席で一日過ごしながら野球を楽しみました。

そんなある日の事アルプススタンドの前を通りかかると、さる高校の応援団らしき人が球場入り口で「応援お願いします」とチケットを配っていました。
その当時、遠隔地の高校は応援団の人数も少なくいかにも寂しそうに見えるため、一般のファンにもお願いして応援の人数を集めていたようでした。
もちろん有名校や近隣の高校は応援団も多くチケットを配る事もないようですが、そのチケットをもらった手前見ず知らずの高校の応援にまじめに声を枯らしたものでした。

そしてそれ以後、味をしめた我々は遠隔地の高校の応援席入り口でウロウロし、時にはガンバレーと叫んでチケットをせしめたのも、今となってはなつかしい思い出です。
夏の甲子園はかち割り氷タダのチケット遠い日の記憶は暑さと共に鮮明に甦ってきます。

04.07.15
ウラの事情
「北海道物産展」はそういう仕組みになっていたんですか...

今や全国の百貨店の名物催事となって根強いファンも多い「北海道物産展」がTV番組で果たしてその中味はと報道されていました。
その報道によりますと北海道物産展と銘打っているものの、出店業者は東京や大阪の業者が北海道の偽の住所をかたり、いかにも現地に存在するかのように装っていると言うものでした。
またそういう業者は「九州物産展」の際は、今度は九州の業者になりすまし販売の際には九州弁を使い販売するそうです。
もちろん品物も現地産とは限らず、韓国産のワカメや中国産の昆布が北海道産に化けるそうです。

開いた口がふさがらないとはこの事ですがさすが本場物は違うとばかり舌鼓をうっていた消費者はバカみたいです。
もちろん出展する業者がすべてそうだとは報道されていませんが、百貨店は当然そのあたりの裏事情を知ってのことと考えられ、このあたりの信用問題もどうなるのでしょうか。

こういう業者の事を催事屋と呼びますが、この催事屋はアパレル業界にも見られます。
百貨店のセール会場で行われる「男の紳士服○○セール」や「秋の婦人服○○」と呼ばれるセールに出展している業者にも多く、今日はあちらの百貨店、明日はこちらのスーパーと催事場を渡り歩きます。
いきおい値段は違っても商品は共通で、かつてのように百貨店で買った品物かスーパーで買った品物か、品物そのものだけでは判断できないのが現状のようです。

ここ数年の不景気で、百貨店などもつい使い勝手の良い業者に走る為、以上のような事になってしまうようですがいずれにしても最後のツケは消費者がかぶるのは間違いなさそうです。

04.07.10
蝶は静かに去ってゆく。
日本を代表するデザイナー森英恵さんが、オートクチュールの一線から引退されデザイナーとしてピリオドを打たれたました。
若くして欧州へ打って出て、ちょうどメジャーへ挑戦した野茂のように日本人デザイナーの先駆けとして、ケンゾーやイッセイが後に続く土壌を築かれました。
多くを語られませんが、軌道に乗るまでは恐らくその苦労は並大抵ではなかったと思います。
(日本でしこたま儲け、ハクをつける為にパリコレへ参加するどこかのオバハンとえらい違いです)

最後のショーとあって いつになく盛り上がった様子が報道されていましたが、ところでファッションショーといえば私もかつて裏方でお手伝いしたことがありますので、その体験談をひとつご紹介します。
ショーのモデルさんは、ご存知のようにポーズをつけて真ん中の花道をカッコよく歩いて優雅にターンして袖へ消えてゆきます。
そして袖へ引っ込むやいなやそこからドタバタが始まります。
モデルさん毎にハンガーに順番通りかけてある衣装を、私のようなアシスタントが手伝いながら着せ替えます。
ハイコレ、いやそれは違うと時間に追われるだけに、つい言葉も荒くなりがちです。
メンズですとワイシャツ、ネクタイ、クツそして小物と順番に脱がせまた着せ付け、秒単位の作業が終わり合図を受けてモデルさんは何事もなかったように出てゆきます。
その間裏方は脱いだ物を片付け、また次の衣装を用意する繰り返しです。
女性のモデルさんには当然女性がアシスタントとして付きますが、夏ですと着替えの際その目の前でモデルさんは平気で上はスッポンポンになり、さすがに同性とはいえ目のやり場に困るそうです。

また、女性の場合は加えてメイクやヘアーもその都度替える場合もあり、一層舞台裏はてんやワンヤの有様です。
モデルさんも裏へ引っ込んだ時と表へ出た時の表情はかなり違い、プロ意識を感じさせられたのが印象に残っています。
なにはともあれ、森英恵さんお疲れ様でした。
同業の端くれとして、エールを送りたいと思います。

04.07.09
暑いなあ
どないでっかこの暑さ、まだ梅雨やろ!と日本国中で突っ込みが入っているようなうだる毎日が続きますね。
そんな暑さのなか出勤したところ、タイミングよく一枚のFAXがピピピとやってきました。
タイトルは取引先各位へとなっていて、中国縫製納期変更の件です。
読んでみれば『北京全体で電力不足の為、中国政府より各企業への通達で7月16日より一週間操業停止の命令により納期が遅れるのでご理解を...』とのことでした。

もちろん当社とは関係無い話ですが、中国でもこの暑さはかなり深刻というか電力事情の悪さがしのばれます。
産業の伸びに電力の供給が追いつかないとは報道で聞く通りですが、一斉通達とは解放中国とはいえやはり共産主義の統制もキッチリと根っこでは効いているものだと朝から感心させられた次第です。

気温は暑すぎても、また去年のような冷夏でも色々と問題は起きてます。
同じ衣料業界でも我々のような重衣料業界はさほど気候に影響は受けませんが、軽衣料の業界は売上げが気温に左右されるだけに、一喜一憂天気とにらめっこです。
まあ今年は順当な暑さになりそうで喜ぶ業界も多そうですが、いずれにしても暑く長くはなりそうですね。

04.07.04
だいじょうぶかな?
当社のセールも一週目の土曜日を終え、最初のひとやまを越えてホッとしたところですが、よそのセールやいかに、敵情視察とばかり、市内のデパートへ行って来ました。
さすがに、2Fや3Fの婦人服売り場は、まだ活況を呈していますが、週末のバーゲンにしては紳士服売り場は閑散として、販売員さんも手持ちぶさたの様子。
今や全国のデパートの顧客層の70%が50歳代以上とは業界紙の報告ですが、オジサン、オバサンいやオジイサン、オバアサンが主要なターゲットとあってはデパートの行く末も、他人事ながらも案じられます。

閑散としたデパートの帰り、某セレクトショップへ立ち寄りましたが、やはりこちらは若いカップルも多くデパートと比べるべくもない盛況ぶりと、もろに勝ち組/負け組を見せつけられたようで、昔のデパートを知る我々の世代には複雑な思いでした。

更に。。。ここまで来たらと、最後に洋服の○○をのぞいてみました。
こちらも人の入りはチラホラでしたが、店内はメインのスーツはもちろんの事、シャツネクタイはゆうに及ばず、靴ありカジュアルありスポーツありに、ついでに下着、婦人服までと何でも来いの有様。
これでもかとばかりの商品量は、賑やかというより雑然とした雰囲気です。
これらを見ながらダブルのは、かつてどこの商店街にもあったけれど、今や無くなってしまった洋服屋さんの末期の光景です。
この時期にこの在庫量は、いくら原価の安い中国製が主体であっても、果たして先行きの不安は無いのかと、勝ち組の筆頭に上げられているとは言え『アパレルは在庫商売』という鉄則を、思い浮かべながら店を後にしました

04.07.01
@セールスタート
先月後半の台風も去り、梅雨空もひと休み。(ひょっとして私の晴れスーツが効いていたりして?そんなわけないか)
さて、恒例年2回のセールが晴天に恵まれて本日スタートです。
お客様からはフライイング気味の、まだかまだかのお問い合わせも頂きましたが、当社は公明正大、例え何着ご注文頂いているお客様も特別扱いはなし!
すべて横一線のスタートラインからフヨーイドンです。
今年はゼニアなども幸か不幸か在庫も豊富です!ぜひ奮ってお誘い合わせの上ご注文下さい。
(特に大阪のお客様さまは大歓迎です)