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オーダースーツのヨシムラ

09.12.28
坂の上の雲
早いもので、西暦も2000年のカウントダウンがついこの前と思っていたのに、いよいよ年明けから2010年と二桁台に突入です。
「21世紀に入ってもう10年か。。。」としばし感慨に耽っていたのですが、そこで区切りの良い年になりましたのでヒマにまかせてフト考えました、「100年前の今頃はどんな時代だったのかしら?」

早速パソコンでカタカタと検索してみますと、1905年日露戦争が終結し、世の中がようやく平静を取り戻した頃になりますが、それも束の間のちょうど100年前の1910年の8月には 韓国併合となっていまして、日本がいよいよ朝鮮半島にその覇権を唱えた頃になります。
これ以後曲折を経まして、1937年からの日中戦争の泥沼にはまりこみ、坂道を転がるがごとくその後の悲惨な歴史を辿ることになります。
今から見れば100年前は戦争と戦争の間の、つかの間の平和な頃だったんですね。

おりしもその日露戦争を題材に据えた「坂の上の雲」がNHKで放映されています。
国民文学と言われますが、ご多分に漏れず私も司馬文学の愛読者でありまして、「坂の上の雲」は若いころ文庫版を夢中になって読んだ記憶があります。
それだけにあのスケールの大きな物語をどううまくドラマ化するのか興味津々なのですが、とりわけ旅順攻防戦に於ける乃木希典らがどう描かれるのか、こちらはより興味を引きます。
読まれた方はよくご存じですが、あの小説のなかでは、時の第三軍の乃木司令官と参謀の伊地知参謀長のコンビを司馬遼太郎は文字通り徹底的にと言うかコテンパンに描いています。
曰く無能と断罪し、その拙劣な采配により幾千の若い将兵があたら無駄な犠牲になった云々。。。と。

東京、京都を始め日本各地にその名を神社として残す乃木希典は、当時及びそれに続く戦前は文字通り神格化されましたが、戦後になり司馬遼太郎の「坂の上の雲」を筆頭としてその実像?が白日のもとに晒され、小説の影響力と相まって今では旅順攻防戦に於ける乃木無能説がかなり流布しています。
ただ、この司馬遼太郎をはじめとする乃木無能説に対しては現在も検証が続き、決して乃木は無能な将軍では無かったのではとの反論も盛んなようで、私も興味があり画像にあるようなその類の本を読みました。

真偽はいずれにあるか私には判断が付きませんが、いずれにせよ司馬作品に忠実なドラマであれば乃木無能説を採らざるを得ませんので、このあたりがどういう具合に描かれるのか今から放映が待ち遠しい限りです。

09.12.15
困ったもので。
中国の副主席の天皇にたいする会見を巡ってなにやら騒動が持ち上がっています。
一ヶ月ルールとやらで、天皇にお目にかかるには最低一ヶ月前には宮内庁に伺いを立てないとならないというルールがあるそうですね。
我々には全く関係の無い話しでして、聞いても「あ、そうなの」と言う程度ですが、これに中国がからみおまけにその一ヶ月ルールとやらがごり押しで破られたとなると事はおだやかではないですね。
ただ、ここまでならば世論も「ルールはルールだけどねえ、ここは中国にすこしばかり恩を売っておいても。。。」位の反応で、さほど事が荒立てられると言うことも無かったように思います。
ただルール破りの張本人?とおぼしき小沢幹事長が記者会見で、若いであろう記者に痛いところを突っ込まれてか、ムキになった挙げ句、「天皇陛下に聞いたって。。。」とか「公務の優先順から云々。。。」とか「たかが役人。。。」とかなんとか発言したから、収まりかけていた火が一気に燃え上がりました。

私もTVで見ていてその発言にびっくりしましたが、とりわけ天皇に対しての発言など公党の幹事長としては誠に大人げない態度というか、不遜不逞な発言と言われても弁解の余地は無いのではと思います。
過去の歴史をひもとくまでもなく、自己の正当性を主張せんが為に「天皇陛下に聞いたって。。。」という言い方には「お前は何者?」と返したくなり、誠に失礼千万極まりないと思います。
ここは速やかに記者会見を開いて「発言について誠に失礼がありました、訂正してお詫び申し上げます」とペコリとアタマを下げるのが、大人の常識というもの。

いずれにしても剛腕かどうかは知りませんが、政治の表舞台を長らく歩みながらいつまでも胡散臭い印象が拭えないのは、ここいらのセンスというか常識がイマイチ足りないというのを自覚してないのかなあ...

09.12.04
大阪店フルオーダー受注会
早いもので今年も押し詰まりまして、人の流れもなにか気ぜわしく感じる師走となりました。
「来年のことを言えば鬼が笑う」とありますが、鬼が笑わば勝手に笑え、常に先を読んで動くのが私らの商売。
来年のスケジュールも着々と埋まりつつあります。
 そこでひとまず大阪店の年明けのメインイベントとしましてご紹介しますのは、恒例のフルオーダーの受注会でして、1月7日(木)8日(金)9日(土)の3日間にわたり開催させていただきます。
詳しい要領は下記をご覧下さい。
 >>大阪店フルオーダー受注会のお知らせです!

大阪店でも回を重ねるごとにフルオーダーを体験していただくお客様も増えまして、日頃のイージーオーダーとはひと味違う、仕立ての手間の掛け方を実感して頂いております。
まだスケジュールに少々の余裕もありますので、お客様ひとりひとりに個別に型紙を作成し、仮縫いを入れて修正を加えるという昔ながらのクラシカルな仕立て方ですが、伝統に裏打ちされた職人の手仕事をこの機会にぜひご体験頂ければと思います。
「百聞は一見に如かず」とやら、イベントとしまして開催しますので、お相手は出来ませんが「一度仮縫いとやらを見てみたい」と興味のある方の見学のみも大いに歓迎です。(当社の仮縫いは他店と比べるとイベント的要素がありますからね♪)
寒いおりですが、梅田にお出かけの際は、ちょっと足を伸ばしてお立ち寄り下さい。

09.11.29
世紀の一戦
亀田と内藤の世紀の一戦!とはTV局の謳い文句ですが、それほどでは無いにしても、いずれも人気者どうしで前評判も高い試合でしたので、この日を楽しみに待っていました。

フライ級の世界で昇竜のごとき伸びを見せる若き挑戦者に対しては、盛りを過ぎたと思える老練なチャンピオン
フン!そんな戦い、やる前から結果は見えているさ。。。と渋く決めたいところですが、こればかりは結果は神のみぞ知る、いずれが勝者でいずれが敗者となるのか、戦前はまったく予想だにつきませんでした。
おまけに両者ともフットワークというよりはベタ足どうし、ついでに弟の仇と遺恨もからみ、激しいパンチの応酬が予想されるだけに、どちらがリングに這いつくばるかと試合前からボクシングファンの期待はいやが応にも膨らみます。

試合は開始直後からガードを固めカウンター狙いの亀田に対して、さながら「肉を切らせて、骨を断つ」ノーガードのごとくパンチを繰り出すいつものファイター内藤と、予想されたスタイルでラウンドは進んでゆきました。
結果は各ラウンドともさほど両者とも決め手の無いまま進行し、12Rを終わって見れば判定で亀田の勝利、新チャンピオンの誕生です。
ただ、試合を振り返りますと、勝者の亀田のみならず両者共に決定的なダメージを与えたパンチは少なく、見ている方としては期待が高かっただけに歯がゆい思いのまま終わったというのが、TVの前にかじりついた私の偽らざる感想です。

多くのスポーツで「世紀の一戦」と謳われることはよくありますが、事前の観客の予想や盛り上がりを裏切り、ただの凡戦に終わったり、一方的な試合内容に終始する場合がまま見られます。
この試合がそうだとは言いませんが、少なくともこの試合を見終わった私の感想としては、どちらも「勝ちたい」というよりは、どちらも「負けたくない」という試合運びだったように思います。
また、この試合中でも目にしましたが、亀田は改善されたとはいえクラウチングスタイルで、片や内藤は顔面制動よろしく、オープンブロー気味で突っ込みますので、この両者の試合はいずれもバッティングによる流血が付き物です。
勝ち負けは別にしてなんとも後味が悪いので、そのあたりお互い実力者どおし、今後の為にももう少しスマートなスタイルの試合を望みたいものです。

内藤も35才、ここは引退前の退職金代わりの試合と冷めた見方もできますが、ファイト溢れるそのスタイルはいつもながら共感を呼びます。
今回は持てる力を全て出し尽くせたかどうかは微妙ですが、勝敗は時の運、善戦健闘だったといえます。
このボクシングスタイルは新チャンピオン亀田にもぜひ見習って欲しいものです。
また元々が遅咲きで華に乏しいチャンピオン内藤ですが、ここまでスポットライトを浴びれたのも、言わずもがなひとえに亀田兄弟のお蔭。
それだけに、その亀田に王座を奪われたのもひょっとすると内藤の本望かもしれません。

今日の試合内容を見れば、と言うよりは敗者内藤の顔面の破壊度を見れば、亀田の進化が私のような素人目にもはっきりと伺えました。
欲を言えば今後はもう少し右のジャブを磨き、ついでにカウンター狙いの年寄り臭いボクシングからも脱却して欲しいのですが、この試合に関しては内藤のハードなパンチもうまく防御し、打たれ強い面も充分証明してくれた試合でした。

まだまだその若さからすれば完成度を高めることは望めますので、今後の亀田には期待したいと思います。
なに?次は王者マニーパッキャオを倒す?よっしゃあ、それぐらいの根性でいかんかい。

09.11.14
お笑いコンビ
今やTVをつければお笑い番組は花盛り、というかお笑いコンビが花盛りです。
バラエティは言うに及ばず、かつては考えられなかったシリアスなドラマや歌番組にもお馴染みのメンバーが勢揃いです。

やや露出すぎる感のあるそんなお笑いコンビブームですが、この道を極める?ことウン十年、お笑い好きな私の只今のイチオシコンビは「二丁拳銃」です。
なんで今更と言う声も聞こえそうですが、あのなんとも言えないゆるい雰囲気や間の取り方には他のコンビには無い独特のものがあり、「二丁拳銃」ワールドにいつもつり込まれてしまいます。
残念ながら誰しも知るというような、それほどメジャーという訳ではありませんが、若手を越えて熟年の境地に達したその魅力は、一度聞けばと言うよりはじっくりと味わえばクセになること請け合いです。
もちろん今もてはやされている究極のツッコミ芸の「ナイツ」なども番組欄で必ずチェックしています。
あの寸秒を争う的確なツッコミを見せられると、比較されますので他のコンビは相当キツイのではないかと思います。
初めて聞いた時は私もビックリして、それ以後回数を重ねるたびにこのコンビはツッコミ芸の革命児ではなかろうかと勝手に思っています。
また、当然かも知れませんが、「ナイツ」が出現して以来、昔から続く単なるボケてそれに一呼吸置いてツッコムという芸が古くさく見えて、全て「ナイツ」のコピーのように見えてしかたがありません。

2年前のM−1の王者「サンドウイッチマン」も手慣れた芸風のコントで、いつ観ても楽しめる手堅くハズレのないコンビで、楽しみにしています。
名作「ピザの出前」など考えてみればほんとに至極ワンパターンなのですが、それでも何回観ても笑わされるのは大したモノと感心させられます。
それに引き換え、「チュートリアル」はどうしたのかなあ?
TVの番組ではお馴染みで、稼ぐには楽なんでしょうが、すっかりバラエティづいてしまって、寂しい限りです。
あの「栗拾い」のような時の原点の情熱を思いおこして、ぜひ新作の漫才を見てみたいと思います。

それにしても「キングコング」よ頑張れよ、ホント。
M-1で毎回のように「今年こそは」と万年の優勝候補に挙げられていますが、いつもなにかに脚もとをすくわれ、惜敗続きではなあ。。。
バラエティは王座を極めてからでも決して遅くは無い。
今年こそM-1王者目指して全力投球だぞ。

09.11.11
仕分け人
仕分け人?なんか運送会社の倉庫で頭にはちまきをしたアンチャンが、荷物をアッチコッチと手際よく仕分けているようなイメージがありますが、こんな言葉が昔からあったんですかねえ。
さながら、♪チャララーとばかりイントロのメロディが鳴るTVの人気番組「必殺、仕置き人」を思わすようなネーミングですね。
TVで見る様子はなるほど、仕分け人の名に相応しいハギレの良さで、居並ぶ役人共をバッタバッタとばかり仕分け?してゆきます。
「必殺、仕置き人」というよりは「遠山の金さん」かな、「黙りおろう!小役人の分際でほざくな!このサクラの入れ墨が目に入らぬか!」、ハハーッ恐れ入りまする〜
公衆の面前で居並ぶ東大卒とおぼしき秀才達を面罵するのですから、向こう受けのパフォーマンスもちょぴりありでしょうが、さぞや爽快でしょうね。
人民裁判?多少はその趣きもありというところかな。
皮肉っぽい言い方になりましたが、もちろん彼らとてお役目で努めているのですから、国益の為ここは心を鬼にして大いに頑張って貰いたいものです。

ただし。。。「これ、次!」「これ、次!」と次から次へと時間的な制約もあり流れ作業的にこなさざるを得ないのはわかりますが、やはりもうちょっとじっくり時間をかけてやれないものかと思ってしまいます。
確かに民主党は今回の選挙で約束した「マニュフェスト」を実行しなければならず、その為「なんとしても無駄を洗い出し税源を確保せねば!」という気持ちはわかりますが、スピードだけが命の拙速指向は困ります。

もちろん今回が荒削りなプロトタイプで、これから先の回を重ねる毎に改善はされるのでしょうが、この改革が行われれば、少なくとも数年はその体制で進むのですからここはスピードも良いのですが、片や腰を落ち着けて取り組まねばならぬ性格の諸問題もあるはずで、そのあたりはなんでもかんでも式で片づけるでは国民の理解を得られるとは思えません。
民主党に一票を投じた有権者としては、この先4年間を費やした成果を求めたいと思います。

それにしてもかつての与党、自民党の凋落は痛々しいばかりですね、政権からズリ落ちるとこうなるのか、いったいどうしたんでしょうかね
賑わす話題と言えば、「酔っぱらい」の中川さんは亡くなるし、総裁の谷垣さんは自転車で転んで「アイタタタッ」、貧すりゃ鈍する。。。これでもかといわんばかりのネガティブバージョンの オンパレードで、良いこと無し。
そんな目で見るせいか、TVで見るかつての総理、小泉福田麻生の皆さんのオーラの無くなったことねえ。
ただの古参の議員にしか見えず、さながら一丁上がりの感も漂います。

気持ちはわかりますが、有権者は2大政党制を求めた選択なのですから、民主党に取って代わるべく「捲土重来」、次に備えての切磋琢磨も怠ってはなりますまいぞ、自民党の各々方。

09.11.07
ご近所グルメ
当店の場所をご存じの方はよくおわかりかと思いますが、ここ堂島は大阪一の繁華街梅田に近いとあって以前の靫とは比べモノにならず賑やかで、当然のことながらグルメ本に掲載されるようなお店もそこかしこに少なくありません。
そこで今回ご紹介するのはそんな有名店のなかから、甘いものに目がない方向けに「はらドーナッツ」のお店です。
「はらドーナッツ」は当社のビルを出て左へまがり、四つ橋筋沿い北へすぐのところにあります。
画像のような白を基調とした清潔感あふれる、若い女性に人気が出そうなカワイイ店構えが評判のお店です。
店舗がOPENしたのはほんの3ヶ月ほど前で、小さな店舗ですが、NETでの人気も手伝ってか昼も夜もドーナッツを買い求めるお客さんの行列が絶えません。(堂島ロールの行列ほどではありません、ご安心を)
肝心の味は?となりますが、あっさりとモチモチ感のあるドーナッツで、チョコ入りや砂糖タップリもありますが、一番のウリは甘みを押さえたシンプルなタイプです。
名前もユニークですが、パンフレットによりますと、防腐剤や保存剤を一切使用せずということで、今のトレンドの、身体に優しいコンセプトがその人気を博している所以かなと思います。

私の基本はFUJIYAの砂糖ベタベタの6個入りBOXのドーナッツなのですが、食べてみると対極とも言えるこちらの「はらドーナッツ」のヘルシーな素朴感もなかなかに捨てがたいものでした。
(トシと共に、好みもあっさりしてきたのかも?) 値段も手頃で、ちょっとした手みやげにはピッタリですので、どうぞお試し下さい。

09.11.04
値打ちモノです。
画像は我々の業界では一般的には「人体」とか「ボディ」と称されるものです。
顔や手足が着いたものはマネキンとよばれますが、こちらも同じくショウウインドウーのディスプレーなどに使われるのは皆さんご存じですね。
ただ、これらも細かくは用途により2種類に分けられます。
ひとつはショップのウインドウなどでお馴染みの、服を着せて一般の方に見てもらうディスプレー用で、もうひとつは作業場でプロが洋服を縫う際に使い、これに衣服を着せかけて縫製や立体裁断あるいは仕上がり具合を見る時に使用するタイプです。
ちなみにこちらの画像は後者の、プロが使う女性用の「人体」です。
見た目は余り変わりませんが、どう違うかと言えば、まずそれ自体の重さがまったく違います。
ディスプレー用は中身に発泡スチロールが多く使用され、女性でも片手でヒョイと持ち上げられますが、こちらは男性でも片手ではなかなか持ち上がりません。
つまりあちこちと手軽に動かすディスプレー用とは違い、ほぼ1箇所で固定して使いますので、出来るだけ作業の際に動かないのを要求されるからです。
足もとを見ると鋳物でしょうか、見るからに頑丈な作りになっています。

実はこの「人体」は、当社のあるお客さまがこの度廃業されるので、譲って頂いたものなのです。
と言いますか、こちらはフランス製とかで、開業の際にかなり高額で買い求められた(恐らく10数万円?)ということもあり、このまま廃業と共に廃棄するのももったいないので、当社で使えるなら使って欲しいという依頼があったという次第です。
さすがに本場のプロ仕様とあって本体も頑丈な作りで、それを支えるバーも重量感タップリ、「さすがは違う」と日頃からディスプレー用ばかり見慣れた我々スタッフも関心することしきりでした。

当社で第2の人生を歩むことになりましたが、志半ばで廃業されるお客様の思いも一緒に頂き、これからも末永く大切に使い続けたいと思います。