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オーダースーツのヨシムラ

10.12.07
年明けからの予告
 大したことではありませんが、長らくこうやって綴ってきたSHOPMASTERの日記帳ですが、今月で終えようと思っています

ええええ゛〜〜〜

・・・といって下さる方がいて下さると大変嬉しいのですが、、、実はこのような日記帳は辞めますが、代わりにもっと一般的なブログを作ろうと思っています。

...というのはこれまで書き綴っていた日記帳ではWeb編集のため一度Webデザイナーに調整して貰わなければならず、どうしてもリアルタイムでのアップが難しいのです。
だからこれまでも情報が古い!とか怒られたこともありましたし、こういったことはブログ形式ならこちらで管理できますから情報もリアルに出せます。

とはいえ、こういった社用ブログ、やる側が大変なんですよね〜
従来的な日記帳だと、締め切り日はいついつだからそれまでに提出!みたいなことでプレッシャーを与えられましたが、これからは自己管理ですから本人の積極性がないとダメなんです。

まぁ、私自身はこれまでより日記帳に掲載する数は増えそうな気がしますが、さてさて他のスタッフがどうなることかしら?

年明けからは日記帳新スタッフも登場予定です。
どうぞお楽しみに<


10.11.29
次回のTOBUの企画は・・・
 この日は玉岡氏と共に10月に催事を行った東武百貨店さんへ企画の売り込みに行ってきました。
どんな内容かというと。。。(詳述はマズイので概略だけでゴメンナサイ)

前回は半年に1度のTOBU最大の紳士服催事に参加し、TOBUのホームページ内でネット限定商品を販売したところ、、、これが結構人気となり結構売れました。

でも、半年に一度の催事だけだとお客様はHPでネット限定商品を販売していることを忘れてしまう×××

・・・ということで大きな催事は半年に1度としても、ミニ催事を行いましょう!というセールスだったのです。

イメージとしては、当社で行っているサービス企画が近いのかも知れません。
あれが半年に1度ではお客様は存在を忘れてしまうし、毎月だと安売り販売のお店と思われる。
忘れられない程度の頻度を考えると、2〜3ヶ月に一度ぐらいかな?

...なんて話を玉岡氏としてきました。

結果は12月中旬頃の東武百貨店のホームページを見てのお楽しみ・・・ということで。
商品内容を見れば、あっ!これヨシムラに違いない!と思うと思いますヨ。


10.11.26
任せることで人が育つ
 この日は高校時代の友人(ゼネコンS建設勤務)がスーツの仕上がりで来店しました。
で、試着の方は問題なかったので、その後 一杯行ったのですが、、、
ちょうど友人が勤めるゼネコンが当社の隣でビル建設を行っていまして、日頃、ガンガンうるさかったり、工事車両で少なからず迷惑しているので、折角の機会なので色々とゼネコン業界について聞いてみました。

ちなみに隣のビルは、、、というと敷地が80坪ちょっとですから、大手ゼネコンS建設が請ける物件としては小粒な物件です。(S建設はン10億とかそんな物件が多いですから、、、)

で、どんなことを聞いたかというと、建築コストや利益率etc(でも、この辺は大手ゼネコンS建設で気の利く人ならばればれですから控えることにして...

私が気になったのは、こういった物件を管理監督する現場監督はどんな人を配置するか?ということ。

当たり前のことですが、多くの工事現場では工事の騒音・道路占有etcで近隣と色んな問題が生じます。
まぁ、新しく物を建てる訳ですから何もない方がおかしいワケで、そこで現場監督が如何に上手く現場をまとめるかその手腕が求められます。

そして、当社の隣の現場では、時々目に余るときには私は注意に行くと、その後、若いひ弱そうな現場監督が目に涙を浮かべ謝罪・説明に来ます。おいおい、そんなにいじめるなヨって?
で、私としてはその“目に涙を浮かべて、、、”というのは別にしても、若いのに真面目なヤツだな、、、位には思っていたので、ちょっと聞いてみたんです。

すると、友人が申すに、小さな物件ではS建設では若手の有望な人材を教育の場として使っているとのことでした。
無論、お客様の物を勉強材料として実験台に使う訳にはいきませんから実際には本部がきちんとフォローするのですが、こういった小粒な物件を任せることで人が育ち、その経験が後々大きな物件を仕切るときには大切なのだそうです。

確かに人を育てるというのは思い切って色んな権限を任せ、一方で上司は見ていない振りをして見てあげることが大切です。
これはどの業界に行っても同じなんだな〜と思わず感心してしまいました。

東武百貨店なども今は玉岡氏が頑張っていますが、少ししたら高岡君辺りに任せるのも良いのかも知れません。
願わくば、こうやって任されたことを当人が前向きに捉え、奮闘することが望ましいですね。

PS:当社も10年後を目処に神田のビルを新築しようと検討中です。
・・・というより今からお金を貯めましょう!と考えています。100坪近くあるから建築費4〜5億かな、、、借金やだな×××


10.11.23
個人情報の定義って?
 最近、百貨店とやり取りをしている中である問題がクローズアップされてきました。

それは、、、百貨店のHP内で当社が百貨店の社員に代わりお客様へやりとりをすることを提案する中で、個人情報管理の面から当社に顧客情報を出せない!となってきたのです。

えっ?!でも、ある程度(お名前、メルアド)は頂かないと何にも出来ないですよ・・・

と申し上げたのですが、百貨店も紳士服が全てではありませんから、その百貨店全体の問題としてお客様の氏名だけでも出てはダメなのだそうです。

でも、百貨店の売り場って殆ど全てが出入り業者からの派遣社員ですよね。
その中で名前がなくて大丈夫なの?
→ええ、もちろんこれでは実務は回りませんから実際の運用は違うらしいです。
ですが、大原則は名前だけでも個人情報なんだとか。

正直、個人情報に関して過剰反応しすぎでアホかと思いました。(百貨店の方見ていたらゴメンナサイ)

でも、中小企業にいるとこういった点は勉強不足に陥りやすいです。
そこで、この日の晩、大学時代の友人(某銀行勤務)と食事をして大手銀行ではどういう意識か聞いてみました。

すると、非常に明確な答えが。
『銀行では個人情報(氏名・住所・TEL・メルアド等)3つ以上がまとまっている物を流出させてはいけない個人情報と認識している』とのこと。

なるほど。。。

今の時代、個人情報のみならず、コンプラ、パワハラetc色んな制約が増えています。
皆さんの会社ではどのような認識でしょうか?


10.11.18
お茶碗一杯・・・
 この日は珍しいことですが、お客様と一緒に出掛けておりました。(仕事をさぼって。。。)
どこへ行ったかというと、銀座にある黒田陶苑という焼き物のお店。

えっ、仕立屋が焼き物なんて似合わない×××

・・・そんなこと言わないでください。
実は私は地味〜な趣味がありまして、、、(趣味といえるほどではないのですが)焼き物が好きなんです。
何で好きになったかというと、前職(銀行員時代)に名古屋にいたのですが、東海地方は土の良いところが多く、焼き物が盛んなんです。
知れた焼き物だけでも瀬戸焼、常滑焼き、万古焼きetc、
セラミック関係の企業(ノリタケ、日本特殊陶業、日本碍子、INAX等々)も多いんですヨ。

で、たまたま当時仲良くなった農協のおじさんが、私が退職する際に焼き物を下さって、、、それからのご縁なんです。

とはいえ、高価な物など全くなく、見るからに高そうな景徳鎮とか魯山人とかには縁はないのですが1点だけ昔から興味を持っていた陶芸家がいるんです。

それが川喜多半泥子(かわきた はんでいし)
陶芸家にしては珍しく、二足の草鞋で銀行の頭取をやっていたという不思議な人なんですが、半泥子が頭取だった百五銀行(三重県の地場NO.1銀行)は私が昔担当していた先であること、
また、たまたまですが、半泥子の曾孫が友人ということもあって、ず〜っと興味を持っていたんです。

とはいえ、半泥子は昭和の光悦とさえ言われる作家なので、お値段もずば抜けて高く、手が出ないのですが、この日はお客様のSさんがよく行くというこの黒田陶苑へ連れていって貰いました。

で、見せていただいたのがこちら・・・
抹茶茶碗としてはかなり大振りですが、半泥子が若い頃の作品。
力強くて良いですね。。。

野暮なことを言いますが、お値段は、、、新車1台分ぐらい。
欲しい!!!


10.11.17
デフレの終焉
 ここのところ春夏物の仕入を集中的に行っていた私ですが、ユーロが安くなりさぞかし円高メリットを享受できると思われがちなのですが、今、仕入の現場では大変なことが起こっているので今日はそれを紹介します。

何が起きているかというと、ユーロ安になっても全く!仕入コストにそれが反映できません!
これは当社の購買力がないからではなく、全てが中国に持っていかれるからなのです。
リーマンショック以降日本は相変わらずの低迷状態ですが、実は世界では中国国内需要の成長、米国の立ち直りのためウールの原毛相場はここ数年では高値圏で取引されています。

インポート商品に限って言えば、確かにユーロ円では円高ではありますが、原毛は豪州ですから、ユーロ安はイタリア国内では輸入コストの増加となり為替ほどは製品価格に反映できないのです。

加えて、中国の国内需要の伸びが大きすぎ、簡単に言えば「ケチるなら中国へ売るよ!」という訳なのです。
正直、これで来春夏のダンヒルの仕入では大失敗しました。
(ユーロが安いのだからもう少し下げてと交渉したところ相手にされず、仕入タイミングを逃したんです。)

でも、話は少しそれますが、中国国内需要は当社には関係ありませんがアパレル各社にとっては死活問題になってきます。
・・・と言うのは、ここ5〜10年のデフレ経済下でアパレル各社が採った政策は

・ブランド名を利用して (高い値段で販売し)
・製造は中国で (コストを下げ)
・販売価格を下げる中  (粗利は今まで以上に確保する)

...といったやり方をしていました。
だからこそ、ブランド品だけれど実は中国製というのが殆どになってしまいました。

それが今や中国の縫製現場ではこういった日系ブランド品の縫製は

・仕様が細かく、品質管理がウルサイ
・その割に価格だけは厳しく言う
、、、と思われてしまい

だったら、中国のドメスティックな注文を受けた方がよっぽど楽で工賃が高い。
となってしまっているのです。

コレ、近い将来、アオキ・コナカ等々の2プライスショップだけでなく、いわゆる日系のアパレルブランドに大影響を及ぼしますよ!

ブランド品が安い。だから買うという時代は終わり、ブランド品は高い、だから憧れる...という風に世の中が変わるような気がします。

中国により日本のデフレが作り上げられ、中国によって日本のデフレが終焉する。
なんか皮肉ですね。


10.11.15
風邪引いた×××
 急に寒くなりましたが皆さんお元気ですか?
私、、、昨日から風邪引いてグロッキーです×××
熱は大してないので(37.0度前後)仕事はそのまま出来るのですが、喉が痛くて、げぼげぼやっています。

で、この日は週末勤務明けの月曜日でお休みを頂いていたのですが、休みの日は今度はプライベートのことが忙しく、個人的に所有している賃貸用不動産の管理のため慌ただしく外出しておりました。。。

不動産管理というと聞こえは良いですが、実のところゴミ掃除から苦情処理まで結構幅広く、普段は外注でお願いしているのですが年に何回かは自分でやらなければならず、面倒です。

頭痛を堪えて、マスクをして、、風邪薬にユンケル飲んで、一仕事。

はぁ〜、何だかんだ忙しく大変です。

でも、夕方には自宅に戻り甘酒飲んで水戸黄門見てお昼寝です。
たまにはこんなくつろぎ方も良いでしょう。

巷ではインフルエンザも流行りだしたみたいですから、皆さんもお大事に〜


10.11.11
年金記録閲覧で何を学んだか?
 ここ数日尖閣ビデオの問題でメディアは大騒ぎですが、皆さんはどうお思いになられましたか?
世論としては、1.公開は本来すべき物だったからユーチューブに流した海保職員は逮捕すべきでない。とか 2.当事者の漁船が起訴されていない以上、逮捕起訴はオカシイといったものですね。
そして、これに右傾化している石原都知事が“義憤に駆られた愛国者”だなんて火を付けるものだから、いや〜話は複雑になってきました。

起訴・不起訴の問題は私は非常に難しい問題だと思うので私はコメントしませんが、1つハッキリしていることは海保で機密情報が閲覧可能だったこと
これは大問題ではないでしょうか?

私も昔、銀行におりまして、銀行では取引先の普通預金・当座預金・借入残高etc全ての情報がオンライン管理されています。
それをIDカードなしならここまで見れて、IDカードを通せばここまで見れる、というように当然ながら管理されていました。(15年前の情報ですから現在は分かりません。IDカードは確か資金移動が絡む手続きの時必要でした。)

で、私はと言うと、新入社員の時、カード無くても見れる普通預金の残高履歴など、まずは自分のを見て、次に何を考えたか当時の頭取の個人口座を覗いたりしたものでした。(^_^;)

当時は可愛いものでしたが、それから10年経ち、今から5年ほど前になると社会保険庁の問題(社保職員が有名人の年金記録などを閲覧した問題)でそういった閲覧は職務上の守秘義務違反であることが世の中の中である種周知されたと思います。

にも関わらず、相変わらずお役所は縦割りというか、世俗離れしているというか、同じ事をもっと重要な情報で繰り返している訳ですから甚だ嘆かわしいですね。
社保問題で他省庁は何を学んだのでしょうか?
今、民間の金融機関では、会社の仕事を家に持ち帰り仕事しようとしてメールに顧客情報を添付し送ったら一発解雇、メモリースティックに入れてどこかへ落としても一発解雇ですよ。

義憤とかカッコイイこと言いますが、こんな義憤を認めたら企業は、自治体は、省庁は、国は成り立たないのではないでしょうか。
時代は緩〜くなりました。
これが江戸時代なら藩の恥をさらしたということで切腹ものだと思うのですが。

さてさて、この結末どう納まるのでしょうかね。菅総理も大変だ。。。


10.11.09
ドライブ
 この日は久しぶりにお休みでした。。。
ここのところ百貨店催事やVIP対応etc、慌ただしかったのでこの日は気分転換に群馬の方までドライブに行ってきました。

関越で月夜野で下りて、三国峠を越えて、越後湯沢の方まで。。。
私のような週末休みが取れない人には高速道路休日1,000円が使えず、残念なんですが、それでもこの日は天気も良く素晴らしいドライブ日和でした。

11月にはいるともう渓流釣りは禁漁期間になってしまうため釣り竿はなしでしたが、その分途中の道の駅で林檎を買ったり、車から降りて散策したりとのんびりとした休日を過ごしました。

で、三国峠の手前で撮った写真がこちら。紅葉が綺麗で、素晴らしかったです。

もう少し時間が経つと落葉し、季節感はアッという間に冬になっていきますね。
今度、こっち方面に行くときにはスキーかな?


10.11.05
大臣のフィッティング
 この日は過日ご注文頂いた某大臣のフィッティング。
えっ?フルオーダー、しかも手の込んだモーニングにしては納期が早いんじゃない?
...と詳しい方には厳しい指摘を受けそうですが、実は今回のオーダー着用日が来週、しかも非常に重要な場でお召しになるということで、ちょっと特別扱いをしておりました。(-_-;)
(特定のお客様だけを特別扱いするのは良くないと思いますが、モーニング・燕尾服などは例えばノーベル賞受賞とか、着用者側が予期せぬケースが多く往々にして起こることなのです。)

で、フィッター中島氏もいたことですので、夕方某省大臣室へ行って参りました!

前回の日記では語りませんでしたが、大臣室ってどんなところかと言いますと、
応接ソファーは約15人ぐらい掛けられるかな、、、?当然高層階で眺望もGOOD
広さなんて、、、スゴイですよ!ウチの神田店の敷地ぐらいあるんじゃないでしょうか?(約100坪)

フィッティングの方は、さすが中島氏。。。というぐらい完璧。
非の打ち所のない仕上がりでした。

ホントのところ、この日の大臣は朝から猛烈に忙しく、試着の15分も取れるかどうか分からない状態だったそうで周りの秘書官が大丈夫ですか?(試着延期しますか?)と問いかけたそうですが、
大臣は『試着は良い気分転換だから。。。』とむしろ積極的に私達を迎え入れて下さったとのことで、物事見方1つ変えればポジティブになれるな。。。と改めて痛感いたしました。

大臣、型紙作りましたから普段のスーツも宜しくお願いします♪


10.11.04
ネットユーザーはヒラの議員より情報通
 この日、例の尖閣問題のビデオがユーチューブに流出しましたね。。。
誰が何故?このタイミングで?と考えれば考えるほど、絶妙なタイミングの流出でした。

でもこのビデオ、国会でも事件の波及効果を鑑みて、一部の有力議員しか見れなかったビデオですよね。
それも一部議員が見たのは8分に編集された短い物とのことでしたから、ユーチューブに流れたのはその何倍もの情報量で、考えてみると有力議員ですら8分、ヒラの議員に至っては見せても貰えない物を我々平民がタダで、見ることが出来た訳です。
そう考えるとインターネット様々ですよね。。。

しかしそれにしてもこの事件は複雑怪奇。
一部、拿捕した海保が批判されたため批判された海保から流出したとか、反中国の右翼系が暗躍したとか、色んな憶測が飛んでいますが、私は意外と政府がわざとリークさせたような気がしてなりません。
というのも、政府は公表のタイミングを明らかに逸してしまいましたし、だからといって虎の子を隠し続けるのも中国を増長させる。
政府が公表すれば対中国政策上、角が立ちますし、彼らがどんな反対運動をするか読み切れない。
だから、政府と関係ないところでリークさせた、なんてね。

邪推でしょうかね、、、

いずれにしても今の時代臭い物に蓋は出来なくなってきたということなんではないでしょうか。

みんなおもしろおかしく、自分のことだけ。良いのかな?ホントに。


10.11.03
丸広百貨店
 全国には地域に密着した百貨店がありますが、埼玉県には丸広百貨店というお店があります。
そこは、MD玉岡氏が前職時代担当し、三久も一部お仕立てを受けている百貨店ですが、この日紳士服の半期に一度の大催事があるというので、私も玉岡氏も休みの日ではありましたが2人で行って参りました。

えっ?何故わざわざ?と思われるかも知れませんが、1つは当社がNETでのオーダースーツ販売をコンサルテーションする良い機会ですし、何より先方のNETビジネスに対する感度が素晴らしかったため、実際の店舗運営も見てみたい、、、と思ったからです。

一般に、百貨店のNETビジネスはカタログチラシをNETに出すといったレベルの物がいまだ多く、正直まだまだです。
ただ、以前からご紹介している東武さんのように少しずつ改善・努力して、Net独自の販促や顧客層獲得を模索しているのは事実で、丸広さんもこの流れを作りたいようです。

で、実際私が売り場に行ってこれはいいな〜と思ったのは、次の画像。

催事会場内や川越の駅のPOPにNetではこのようにご紹介しましたよ!というポスターを掲載しているのです。
これならば、何も知らず通りがかった人や通常のチラシを見てきた人に、NETの存在をアピールできますし、HPを見た人も安心して会場には入れます。

よくネットビジネスはリアル(実店舗)とネット(仮想店舗)を行ったり来たりしてもらうことが効果的と言いますが、正にその通りのアプローチでした。

地方百貨店と言うことで大手百貨店と比べると規模は違いますが、しっかりお客様のことを考えた顧客サービスだな、、、と感心いたしました。


10.11.01
東武百貨店催事の振り返り
 この日は玉岡氏と共に東武百貨店へ行って参りました。
何をしに、、、? それは先月当社が参加した催事の結果考察を一緒にやるためでした。

数値的な結果だけで言うと、催事全体は前年対比130% うち内オーダー部門は昨対200%
...とスゴイ結果になりまして、もちろん当社だけではなく他社の貢献も大きいのですが、新参者としては面目躍如といったところでした。

そんな概況でしたから責め上げられることはほとんどないので、心理的には楽でしたが、勝ち戦だったからこそ、前向きな厳しい反省会をいたしました。

そして、反省点としては・・・
  ・Web対応、TEL等の対応の不備
  ・HP告知方法
  ・今後継続的にこの催事のファンになって頂くためには、、、
 ...などが挙げられ、約1時間半ばかり反省会をいたしました。

結果、お客様を飽きさせないためにも、(当社で言う)サービス企画の様な企画を2ヶ月毎に行い、お客様に東武百貨店にはNETでオーダースーツ関連の情報があるんだ!ということを積極的に訴求して行こう!ということになりました。

さしづめ、東武百貨店 × オーダースーツのヨシムラ のコラボか      東武百貨店 Powerd By オーダースーツのヨシムラ といった所でしょうか?

一発勝負の催事だけではなく、長いお取引が出来るよう玉岡氏と一緒に日夜頭を悩ませております。
何年かすると殆どの百貨店のHP上にNETオーダーショップなんて物が出来ているかも知れません。


10.10.28
面倒な事は自分の勉強
 ここのところ急に寒くなってきて、それに伴い色んなご相談を受けるようになりました。
中には珍相談というか、こんなのイージーオーダーでは無理なのに、、、という方もいらっしゃるのですが、今日は私が仕掛かりとしているお客様をご紹介。

1名:西洋の軍服を再現したダンス用衣装のご注文
>>> 日本ではあまり聞き慣れませんが、欧米ではダンスパーティーの中に燕尾服、タキシードとかではなく軍服を着てダンスパーティーをすることがあるんです。
今回はウィーンの軍服ダンスパーティーでお召しになるという軍服のオーダーを頂きました。

これが凄いんだな、、、ホント。
作りは学生服×燕尾服×ダンス衣装といった感じで、この中でまともに私が出来るのは真ん中の燕尾服ぐらい。
その燕尾も年に数着ぐらいしか通常は売れない物ですからいやいや資料やらなんやらで大変です。
(燕尾服は通常天皇陛下に会うとき位でしか着ないものです。)
それに、金モールや刺繍を加えるのですから、、、は〜っ、私の拙いキャリアでは何から何まで勉強です。

続いての仕掛かりはモーニング風グラマラス3ピースとでも言うのでしょうか?
ご予算の関係からイージーオーダーでお受けするのですが、とてもイージーの世界では対応できないようなコダワリの強〜いご注文。
それが、提携店採寸で直接お会いできない方からのオーダーなので、ホント大変です。

この2件、普通のお店は何だかんだいってお断りすると思います。
でも、私は出来るだけこういったお客様からのオーダーも真面目に取り組もうと思っています。

出来ないヤツはこういったご相談をご相談段階で手練手具多言い訳を言って相手に諦めさせます
もちろん物理的に出来ないことやあまりにも採算が悪いことならそれも仕方がありません。
でも、案外本音ベースでは“面倒だから”とか“枠から外れるから”などといった理由で断る事ってありませんか?

でも、これじゃぁ、売上も上がらないし、何よりその人のスキルが伸びないんですよね。。。

最近、別件でスタッフがコーデュロイの問い合わせに対して『お調べして、あったら連絡します』と回答しているのを見ました。
私、コレに非常に怒りました。これは断わり以外の何者でもないと。
調べてあったら連絡する。←絶対に!調べませんよ。こんな事をいう人は。
(事実、少し調べた形跡はありましたらお客様へ積極的にアナウンスすることはありませんでした。)

こういう人は、お客様にも愛されませんし、知識も人も増えていきません。
大切なことは面倒な事は自分の勉強と思って面倒臭がらず、逆に感謝することです。


10.10.24
器(うつわ)
 先日中学時代の同級生(トヨタ関連会社の人事課長)と飲んだ時に、彼から言われたのですが、最近は早慶レベルの大学でも就職が結構厳しくなっているのだそうです。
私の時代はバブルで引く手あまたでしたから、正直、早慶レベルでも苦戦するとは大変な時代になったものだな、、、と驚きました。

そんな中、話が体育会系の就職の話題になった時の話。
昔は体育会系というと先輩後輩の縦ラインで就職がある程度決まっていましたが、今は体育会系も盲目的には採らないんだそうです。

ではどんな人材が欲しいかというと、、、
           ずばり! インテリ体育会

体育会系でインテリ?というとちょっとかも知れませんが、要は選手としての実力ではなく体育会という組織の中で主将や主務などマネージメントをやっていた人材が欲しいのだそうです。
つまり、個人競技でどんなにその人が記録を出しても、会社人には競技者は要らないということ。
それより、組織の中で人をまとめる傷み・苦しみを経験したマネージャーの方が優秀なプレーヤーよりずっと価値があるという考えのようです。

そこで少し考えてみました。
皆さんの会社にもいると思いますが、プレーヤーとしては優秀でもマネージャーとしてはダメな人間。
ちょっと自分が優秀だと思うと(概してこれが思いこみなのですが...)周りを見下してしまうそんな人。
こういう人は、例え相手がお客様であってもその人の肩書きとか外見ばかりで人を判断します。 ダメですよね、こういう人は。

やはり先々の会社を背負って立つような人は、人の為に自らを犠牲にして、文句を言わずコツコツ行動するような人でなければなりません。
自らを犠牲にすることがその人の器を作り、コツコツ行動することが器に厚みを与えます。
そしてその努力が周りに人を集めます。
継続は力なり。
芸能人でも一発屋でその後消えてしまう人は沢山います。
口の悪い猿岩石の??君(←名前忘れました)も今、とても苦労してるじゃないですか。


10.10.20
ヤンコの靴
 この日は富山からあるお客様Mさんが来られました。
その方は富山で靴屋さんを開かれているのですが、富山と東京と距離はあるのですが、何故か?お互いのお客様が共通していたりと不思議な関係を築いている方です。

で、この日はMさんのジャケットのご注文だったのですが、話は靴の方に移って行きまして、、、
スペインのヤンコ(YANKO)のシューズの話をしておりました。

ご存知の方も多いと思いますが、スペインのYANKOは日本でも人気があって以前は神宮前にショップがありました。
お値段は海外ブランドのシューズとしては比較的お手頃で5万円前後なのですが、同社の製品はジョンロブなどを履く方が普段使いにしたり、インポート高級靴で手が出る価格帯として人気のブランドです。

それが、、、(これまたご存知の方もいらっしゃるかと思いますが)実は今年日本法人が倒産してしまい、後の引き受け手がないのだそうです。

『えっ?!あのヤンコのブランドが引き受け手がない?

キラリーン、、、と私の目は輝き、Mさんに色々と聞いてみました。

厳密に言うと、現在はJapan法人はないので日本ではMさんの会社と別の会社の2社が本国と直接取引をしているのだそうです。

『へ〜っ、そうなんですか?じゃぁ、ウチが取り扱っても良いんですか?』
・・・と、聞いたところ、大丈夫だよ。紹介するよ。ということに。
でも、直接取引はスペインとはこれまでなかったので、ちょっと面倒。
そこで、Mさんの所に1枚噛んでもらい取引をしようかと考えています。

ヤンコの価格は通常5万円前後。

読者の皆さん、いくらぐらいでしたらお求めになられます?
楽天等を探したら税込で4万円位が最安値でした。
ウチだったら、、、それを少し切れるかな?
ヤンコファンのメールお待ち申し上げます。


10.10.19
老舗のリストラ
 どこかが分かってしまうと良くないので業界も社名も伏せますが、私の知り合いのある会社でこの度リストラが行われ、私の知っている人がクビになってしまいました。

その会社、業界の中ではそこそこ老舗で、平たく言うと黙ってても人が集まってくる。
その会社が、最近経営者の一員に外部から役員を迎え、その人主導の元でリストラが行われ、不要になった部門は全員クビ!となった訳ですが、聞けば聞くほど酷い話でした。

聞けば、自社で1フロア使っていたその部門を、テナントに貸すから、だからその事業部はリストラといったロジックなんです。
それも新たなテナントはある種、その仕事を外注するかのような業態の会社でして、そこに貸すということは、これでは社員の首を切って外注するのと同じです。
酷い話ですよね。

私も他人様のことを批判することは出来ません。
これまでに何度か会社都合で人切りをしたことがありますから。
でも、自分の中では残る側としてある種十字架を背負っていると負い目を持っています。

経営者は確かに解雇権があります。
でも、それって見せつけるだけで本当は使ってはいけない“伝家の宝刀”だと思うんです。
だからこそ、労基法では解雇権の濫用は制限され、解雇を回避するための企業努力や解雇の正当事由がなければやってはいけないのですから。

経営者と労働者はフェアではないのです。
労働者は持っていない刀を持っているからこそ経営者はグッと我慢する必要があるのではないでしょうか?
だから高い給料を貰っているのです。


10.10.18
ウチのスーツで警察沙汰?
 この日、お客様のNさんからお電話を頂きました。

『クリーニング屋で酷い目にあって、、、
段返りの3つボタンが一番上のところでプレスされて来たんですよ。
ヨシムラさんのところで再プレスお願いできますか?』

もちろん、大丈夫ですよ。...とお答えし、Nさんはその日の内にお持ち込み頂いたんですが、何でも聞けば、このことでクリーニング屋に文句を言ったところ、取り合って貰えず、少々強めに言ったら警察を呼ばれたのだそうです。

Nさん、可哀想過ぎ。。。
そこで、私共で再プレスをお約束したのですが、ところで皆さんは3つボタンの上2掛けや中掛け、段返りと、襟のプレスがどこで切り替わるか?物を見て判断できますか?
これは実は結構難しく、厳密に言うと内部まで見てみないと分からない時もありますが、目を凝らせばすぐ分かる部分もあるんです。

画像をご覧下さい。
これはNさんの上着の第2ボタンのところをマクロで撮影した物ですが、襟のステッチがペン先部分を境に上が長く、下が点々...と短くなっていますよね。
これが、分岐点なのです。
つまり、細かく点々になっているところがステッチの表で、目が粗い物が裏。
この場合は上の方が粗い訳ですから、裏が表側に出ている、つまり本来のプレスよりもずっと上のところでプレスしてしまっているため、第2ボタン上ではステッチが裏側になっているがこの画像から立証できるのです。

業界外の方を業界の論理で批判することは良くないと思いますが、これはテーラーなら誰でも分かること。
クリーニング屋さんは洗うことが専門で、仕立てることは専門外ですからこんなことが起きるんでしょうね。

後日談ですが、クリーニング屋に警察を呼ばれ、呼ばれた警察にはこんなことで呼んでくれるな!と言われたそうです。
暴力事件でもないんだから、当たり前ですよね。。。。


10.10.16
わらしべ長者
 皆さんは、わらしべ長者の話をご存知ですよね。
貧乏な人が、一本のワラから物々交換を繰り返していく内に最後に大金持ちになっていったというお話。

わらしべ長者とはちょいと違うかも知れませんが、実はこの日某大臣のご注文を頂きに大臣の官舎まで行って来ました。
もちろん私としては面識もないのですが、とあるお客様からのご紹介で大臣からご注文を頂くに至ったのです。

へ〜っ、凄いな・・・と思われるかも知れませんが、私としては大臣からご注文を頂くということよりもよくぞここまで人の輪が広がったものだ、、、と感慨深く思っておりました。

実のところ、私達の仕立屋業は皆さんのビジネスに直接利害が絡み合わないため、意外とお客様からお客様への紹介で商売がつながっていくことが多いのです。
それ故、これまでも懇意にしている色んなお客様からご同僚を紹介されたり、時にはスゴイお金持ちを紹介されたりするのですが、これまではヒラの国会議員さん止まりでした。

それが、現職大臣だなんて、、、ありがたい限りです。

あと残すところは、総理大臣?それとも、、、
そんな大それたことは申し上げませんが、コツコツ頑張ってここまで来ました。
来週は、仮縫いです。大臣室かな?

PS:同席したフィッター中島氏は鳩山さんも小沢さんも仮縫いしたことがあるとのことでした。
どうやら私だけが有頂天になっているようで、、、恥ずかしい限りです。


10.10.13
地球の反対側がなぜそんなにNewsになるの?
 南米チリの鉱山事故で何ヶ月も生き埋めになってきた坑夫の人達がようやく地上に出られるようになりました。
最新の技術というのは素晴らしい物ですね。。。

でも、私、なんでこんな地球の反対側の事故のことを日本のワイドショーで採り上げるのか大変馬鹿らしく思っております。(天下のNHKまで!)

何故って?
確かに救助されたこと自体はスゴイNEWSだと思いますよ。
でも、「次は、ホセ○○○さんです。ホセさんは▲▲で、、、」って日本のテレビが一人一人を紹介して何になるの?

馬鹿らしい、、、
どうして日本人はこんなテレビばかり見て国のことを憂うような国会中継を見ないんだろう、、、
日本の平和ボケを象徴するような出来事としか思えません。
尖閣諸島の問題の方が何千倍も重要なことだと思うのですが。。。

そんなに現実逃避ばかりして、難しいことを考えず、身近な楽しいことばかり考えていたら色んな意味での“将来”や“夢”がなくなってしまうと思うんだけどな。。。


10.10.11
百貨店の売り場に立って
 この日は祝日と言うこともありヨシムラの実店舗はお休みでしたが、催事出店している東武百貨店の方は催事のピークでしたので応援に行ってきました。

既に玉岡氏のページ等でご覧になった方も多いと思いますが、この催事10/7〜約1週間開催しておりまして、事前のご予約だけで約30件のご注文を頂き、通常は初出店で苦戦が予想されるのですが、玉岡氏、高岡君の頑張りもあってか大変健闘しています。

で、この日は催事も終盤に差し掛かり両名もそろそろ疲れが溜まってくる頃だろうと思い、お手伝いしたのですが、、、

いや〜、、、百貨店の店頭というのは神田のお店にはない緊張感がありますね。。。

一つはコンペティターが隣にいるということ。
>>> 当たり前のことですが、ライバルが隣にいるのは非常に刺激になります。
先述の通り当社は新参者ですから失う物はないのですが、隣の業者さんは「ふんっ!新参者が!」と言う感じで、だからこそ隣の鼻をあかしたくなってしまいます。

そして、緊張感は他にもありまして、、、 価格指向が強いこと。
>>> 厳しいな・・・と実感したのは、催事会場ということもあるのですが、2着5万円の中国製既製スーツとか。
そんなのが隣で販売されている訳ですから当社のような品質重視のオーダースーツは非常に苦しいです。
加えて、隣のオーダースーツ業者さんは中国縫製オーダースーツで価格指向ですから。
どうでしょうか?当社が催事会場で一番単価が高い部類だったのではないでしょうか?

ですから、非常に厳しい緊張感の中で仕事をしていたのですが、ありがたかったのはヨシムラのお客様が数多くお越し頂いたこと
これはホント適地にあって同郷の友に出会うようなもの。
お客様はありがたいなぁ・・・と痛感しました。

それ以外も色々あって、ヨシムラのお客様でなくても必死になってセールスして販売したお客様に 『こちらは催事での販売なのに、細かなオーダーを受けてくれますね!』と言われたのはとても嬉しい一言となりました。

我田引水
・・・お店での販売というのは隣にライバルもおらず、自分のやりやすいように販売できるのでやりやすいといえばやりやすいですが、こういった販売ではお客様との緊張感が足りず、会社にとっても良くない事が良く分かりました。
百貨店の売り場に立って、改めて営業の基本を再確認したこの日の私でした。

東武へお越しの皆様ありがとうございました。


10.10.07
力強く生きる
 私は城山三郎の本が好きで良く読んでいるのですが、今週は昔購入して既に読んだことのある本で氏の『逆境を生きる』を読んでいます。

城山三郎氏の著書を読まれたことのある方はご存知かと思いますが、氏は第二次大戦前後に活躍した実在の人物を描写した著書が多く、戦争体験がなく、戦争に至った経緯や戦犯について十分な知識がない私には大いに影響を与えてくれました。

その中でこの本は、第二次大戦前後で活躍(時にA級戦犯として処刑)された人物がいかに力強く生き抜いたか、ということを書いてあって、仕事や人間関係で疲れて投げ出したくなったときに読むと非常に力が沸いて来ます。

本の中では特に、文官で唯一人処刑された広田弘毅氏のことが書いており、同氏の生い立ち、人柄、東京裁判での出来事などが詳しく書いてありました。
特に私が気に入ったエピソードは、、、色々ありますが、敢えてその話は止めておきましょう。
それほど難しい本ではないので朝夕の通勤で気軽に読めますから、ちょっと最近元気がないな、、、とか自分自身にハッパをかけたい時など皆さんも読んでみてください。


10.10.06
良いこと言うな・・・
 当社ではOJTノートという物があり、新人スタッフは入社から一人前になるまで毎日の業務報告や教わったこと、分からなかったことなどをノートに書き、OJTの師匠はそれを週に一度チェックしています。

そしてその師匠役は概して私がやるのですが、某T君のOJTノートにこんな事が書いてありました。

採寸について感じたことは、『経験は時間と比例している』ようですがそこには係数のような物があると思います。
その係数とは『やる気』です。
それによって比例は比例でも角度が違ってきます。

すごく良い言葉ではないですか?

これは業界外の人にとってはさしづめこんな所でしょう。

 実績は努力と比例している。
 つまりy=ax+bに当てはめれば 『 実績=a×努力+b 』になり
 努力の係数であるa=やる気で、yの値(実績)は大きく変わる。
 (さながらbはその人のポテンシャル(潜在力)でしょうか、、、?)

今日は一回り下の若い若者から大変為になることを教わりました。もうそろそろOJT期間も卒業ですね。

気持ち良い一日になりそうです。


10.10.05
シフトが組めない×××
 いよいよ池袋東武の催事を明後日に控えたこの日、この日はシフトが組めなくて大変でした。。。
...と言うのも池袋東武は1週間の催事。
催事となればそれなりに人を貼り付けなくてはならず、主担当の玉岡氏は期間中全日百貨店に張り付いていますが、それ以外でも平日最低2名週末3〜4名いないと催事の方が回らなくなります。

でも、、、当社にはそんなにスタッフがおりません。
現状でメンズスタッフは私を入れて6名+三久スタッフ
それが週末3名取られてしまうと、それだけで週末が回らなくなります。
加えて、スタッフそれぞれお休みを取らなくてはいけませんから、いやはや10月の上旬は大変です。

更に更に、この日は昼食時間帯に都内で外販が入ってしまいお昼前後から夕方までスタッフは私だけ。

たばこ屋の番台ではありませんが、普段は奥でデスクワークをしている私もこの日は店頭で一人寂しく頑張っています。

お客様が重ならないことだけを祈りつつ。。。
9月の売上が悪かったからなぁ、、、今日も頑張ります!


10.10.03
プレゼント
 あまりプライベートなことは恥ずかしくて言えないのですが、今月は私の誕生月です。
まぁ、この年になると誰からも相手にされなくなりますし、年を取ること自体が良い事なのか?分からなくなる頃ですから特段感傷的なことはないのですが、この日ビックリすることが起きました。

それは、、、三久のイ君(週末東京店勤務)が私に“話がある”と言って呼び止めてきたのです。

まぁ、私は三久の社長でもありますし、外国人の彼は色んな面で不安なこともあるだろうと思い、日頃から世話?をしているので、何か三久のことで相談かな?位に思っていたのですが、その彼が・・・

社長!誕生日おめでとうございます。これプレゼントです!

と言って、私にこんなジャケットをくれたのです。

ご覧になられて如何でしょうか?
これムートンのジャケットです。色は鮮やかなネイビー
こんな綺麗なネイビーのムートンジャケット、日本で見たことありません。

ご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、10.02.13の私の日記帳“秋冬はムートン?”で少し書いたのですが、実は当社では今年の早い段階でムートンのオーダージャケットを商品化しよう!という動きがありました。

どんなスキームかというと。。。
作りはイ君が中心になって、素材は日本より皮革の値段が安い韓国で調達して、、、
(頑張っているイ君には出張費で里帰りさせて上げて、、、)
それを三久で作る ...といった物でした。

ですが、その後一時期イ君が体調を崩したことやニットジャケット開発が急遽立ち上がったりして今シーズンは延期となったのですが、私のジャケットだけ作ってくれていたのです。

格好いいなぁ〜、、、
こんな良いの作って貰ったらオープンカーを買うしかないじゃないか、、、
などと、嬉しいぼやきを入れながら新作ムートンジャケットを着ていた私でした。

ムートンジャケットは既製でもこのクラスなら30万円はすると思います。
いかがですか?このジャケット20万アンダーなら商品化してみる価値ありそうですね。
それだけ完成度の高いジャケットでした。

最高の誕生日プレゼントを頂きました。


10.10.01
合成の誤謬
 尖閣諸島問題がようやく落ち着き始めましたね。。。
本当は9月下旬の日記帳に書こうと思ったのですが、当時はあまりにお互い熱くなっていたので、良好な日中関係を意識して日記帳に書くのは控えていました。(自分に影響力があるとは思えませんが、、、)

さて、
落ち着きを取り戻したところでなんですが、今回の出来事どう思われますか?
中国人の考えは良く分かったと思うので敢えてあちら様を批判するのは止めておきますが、私は沖縄の方に申し上げたい
普天間基地どうしますか?と。

先日の日経新聞に沖縄の漁師のコメントがありましたが「政府は尖閣諸島での漁が出来るようキチンと外交交渉等々をして欲しい」と言っていましたが、私、唖然としました。
だって米国の抑止力を拒んでいるのは沖縄県民ではないですか?

米国側からしてみれば「ほらっ、言わんこっちゃない」「オレの有難味を思い知れ」なんではないでしょうか。
でも、沖縄の方は日米安保に反対なのではなく、普天間が反対なんですよね。
そう考えると、日本という国はホント高所大所から物事を考えられないと言うか、安直な世論に左右されすぎているのではないかと思います。
それぞれが小さな世界で正しいことでも、それが全体となってみた時うまく機能しないことを合成の誤謬と言いますが、まさに日本はこの状態ですね。

その点、中国は凄いと思います。
だって、レアアース問題でも、1万人日本旅行中止にしても、レアアース鉱山の人は売上がなくなって大変でしょうし、日本旅行にしても企画会社・旅行会社は良い迷惑なはずです。
でも、そういった声は一切出さずに高所大所の判断に従う。
意外と共産主義の良いところなのかも知れませんね。


10.09.26
ニットジャケット売れてます♪
 先日の新着情報でご紹介したニットジャケット
HP更新当初は、残暑が厳しかったせいか、ニット→暖かいというイメージからか問い合わせが少なく心配していたのですが、涼しくなってきたこともあってここ数日ご注文がグッと増えてきました。

シーズンはじめの今の時期はご新規と言うよりは物作りの良さをご存知のリピーターの方が中心ですが、いやはや嬉しい限りです。

この週末私が接客した中でご注文頂いたKさんは、1昨年の夏物葛利毛織の3プライ(カバー付きマニカカミーチャ)の時も私と同じ生地・同じ仕様でご注文頂いたのですが、今回も私と同じ仕様でのオーダーとなりました。(今回は生地は違いましたが、、、)

やっぱり2シーズン三久のジャケットを着て、その着心地・提案力の確かさをご理解頂けているからこそのリピーターだと思います。

今年色んなお店から発売されるニットジャケットは想像以上にピンキリです。
それは値段(JKT単品30,000〜130,000円)だけでなく品質もそうです。
そんな中、当社のニットジャケットはビジネスでもしっかり着れるようややカッチリしているのが特徴で、特に襟のロール感はさすがフルオーダー工場の作品というものですのでニットやジャージージャケットをお考えの方は是非比較対象に加えてみてください。

私自身は先日同窓会で着ていきましたが評判でしたヨ!
(ちなみに、その同窓会勝間和代さんも一緒でした。実は同い年。。。)


10.09.24
やっと涼しくなってきた!!!
 10.09.20の日記で、今月の売上が悪く×××なんてことを書きましたが、ようやく秋分の日を境に涼しくなってきてこの日からは売上も絶好調モードに!!
折からのサービス企画の結果発表もあり、ようやくお店も盛り上がってきました♪

お客様の声を聞くと、『今年はグレイのフラノがトレンドなんだって?』とか非常に前向きなお言葉が。

つい1週間前までは猛暑日で起毛したフラノなんて話しも出なかったのに、お客様は現金なモンです。 (そりゃそうだ、満腹のときに食べ物のことは考えない。)

お店のスタッフも同じです。
だいたい例年この時期は多少暑くても率先して秋冬物を着るのが業界人
なのに、私が率先して上着を着ないから。。。ダメですよね、これじゃ。

でも、そんな杞憂も今日からはいらなくなりそうです。
涼しくなるだけではなくて、早く紅葉が来て、北から雪の便りでも来ないかな?
いや!ヒョウでも良いから一刻も早く寒くなっておくれ!


10.09.23
東武の催事が盛り上がってきた?
 先日、HPを更新し、その際、玉岡氏が頑張っている池袋東武さんでの催事のことをご紹介しましたが、どうやら当社のお客様が10名ほど東武さんの方へ流れていったようです。

中には、Webにも登場した殿中さんも東武でオーダーされるとか仰って下さって、なんか盛り上がってきました。

とはいえ、百貨店ビジネスは本音で言えば非常に難しいです。
だって、手数料は掛かりますし、利害関係者がお客様と当社の2者ではなく、そこに百貨店が入り3者になり複雑化しますからね。

手数料のことなどを考えたら、リピーターの方が百貨店で注文されることは私達にとってはメリットは全然ないのですが、まぁ、そんな近視眼的な目線で取引先を考えるべきではないと思いまして、今回はやや積極的にお客様に紹介しています

お客様の方も百貨店でオーダーされれば、帰りに食料品などで思わぬ買い物が出来るかも知れませんしね。

食べ物屋さんなんかが多いですが、手数料率が高いが故に百貨店で提供する商品の品質を下げるような潰れた大阪の料亭のような真似は当社は絶対しませんので、東武へ行かれる方もどうぞご安心してご利用下さい。


10.09.22
特高警察
 この日、大阪地検の主任検事が逮捕されるという事件が起きました。
例の郵便料金不正事件で証拠をねつ造したためとか。とんでもないことですよ。

一般の人にとっては検察庁というと縁が遠く、むしろ警察の方が怖い存在かも知れませんが、警察は捜査は出来ても公訴は出来ない訳で、公訴されなければ(刑事)事件は起きない訳ですから、検察の持つ強制力や権力というのは測り知れません。
それ故、ノブリスオブリージュというか厳格なプルーデントマンルールが求められるのに・・・

恐ろしや・・・

確かに、社会は人から構成され、人を裁くのはコンピューターではなくミスや間違いを起こす人間です。
それ故、起こしてはいけないことですが、人である以上誤りも起こします。
しかし、それは人為的にもたらされる物であっては絶対にいけないことですよね。

裁判官が(あるえないことですが)知人の裁判で有利に判決を出したりとか。
こんな事は絶対に許されません。
(私も同級生に裁判官がいますが、その人は同窓会名簿の職業欄や住所(官舎なので)を掲載することすら躊躇するぐらいで、若くして個人の生活は隠棲しているようなものです。)

地検が抱えていている大きな案件って沢山ありますよね。
その全てがガラガラと音を立てて崩れていきそうな気がします。
こういった不祥事を検察が隠したとすれば、、、考えたくはありませんが、戦中の特高警察を思い出してしまいます。
あぁ、恐ろしや・・・


10.09.20
だめぽ
 今年の夏は暑かったですが、それにしても残暑が厳しいですね〜〜〜
実は、当店では秋冬物が全然売れず、大変困っております。
(普通こんな弱音は風評が悪化しますから言わないのですが、それを素直に言うところが私らしいですね、、、

いやいや、、、20日を過ぎたというのに、売上が目標の50%以下。
酷いモンです。困ったモンです。
どうしましょうか?潰れちゃいますよ、ウチの会社

×××と暗〜い顔をしている私ですが、聞けば縫製工場の方はもっと大変だそうで。。。
某H縫製工場などは、お盆に10連休の夏休みがあったかと思えば、9月も臨時休業だそうで、、、 人を抱える縫製工場はホント大変ですね。。。

ちなみに、当社の三久服装は、、、と言いますと、確かに稼働率は下がっていますが今のところ何とか大丈夫。
8月末の閑散期オーダーが少し残っているのと、伊勢丹メンズ館さんが奮闘してご注文が増えているので何とか回っているようです。

ファッション業界や飲食業界では「夏は寒く、冬は暑くないと売れない」と言いますが、早く寒くなってくれませんと、本当に寒くなる前に我々の財布が凍り付いてしまいそうです。
あぁ、異常気象と共に心中しそうです。


10.09.16
今、読んでいる本
 最近、読書ネタが少なくなってました、、、
知的人間を自称する身としては何か難しい本でも読まなくては、、、(^_^;)

ということで、今日は今読んでいる本をご紹介。
ご存知の方、いらっしゃいますかね〜?

ルースベネディクトと言う方が1946年に書かれた『菊と刀』という本。

これは第二次大戦で勝った米国が日本人のメンタリティーをどう分析したか?ということを書いた本なのですが、実は私この本、学生時代から一度読んでみたい本でした。

よく日本語で「甘える」とか、義理人情は英語に訳せない。と言いますが、正にその通りで、この感覚が分からないアメリカ人は戦中戦後(あるいは明治維新からずっと)日本人観を研究していたのです。
その研究たるや凄いもので、例えば忠臣蔵1つをとっても、これは「国の体制に反したことを行った(=忠義に反する)」ことと「浅野内匠頭(主君)への義理」が衝突し、それの解決は切腹(あるいは自ら捕縛される)しかなかった。
だからこれは忠義と義理の狭間での日本人の対応なんだ。。。とか。

↑ちょっと不思議な感覚ですが、読んでいると今まで分からなかったことが良く分かったような気がしました。
何故、戦勝国米国が天皇に対し戦争犯罪を問わなかったのか?とか、、、
→米国側は、天皇を戦犯にすると日本人が徹底抗戦すると考えた。それよりも天皇を国体の象徴とすることで征服した日本を統治しやすくした。(らしい)

ただ今読書中のため、まだまだ偉そうなことは言えませんが、9月の連休を使って読み切りたいと思います。


10.09.11
銀座三越リニューアルオープン
 9・11と聞くとWTCを思い出してしまい良い印象がありませんが、久しぶりに明るい話題として銀座三越がこの日リニューアルオープンいたしました。
この話題はTVで随分採り上げられていましたし、聞けばこの日だけで18万人が銀座三越を訪れたとのことで、読者の皆さんの中でも行かれた方はいらっしゃるかと思いますが、私もご多分に漏れず行ってきました!!

訪問したのは初日の11時頃
何でも開店時には2000人ぐらい並んでいたとか?

行ってみると、、、凄い人だかり。。。
地下鉄の出入り口(B1)から入りましたが、エレベータは全員2列で乗る状態。
私の方は紳士コーナーがどんな採り上げられ方か?これを見たかったので一目散に6・7階へGO

見てきましたよ!!オーダーフロア
聞けば、三越は30〜40代のビジネスマンを取り込もみたいと力を入れたとのことですが、さてさて。。。
伊勢丹との経営統合効果のほどは。。。

で、どんなだったか?というと。。。
う〜ん、、、ファッション面(トレンド面)からいうと新宿伊勢丹メンズ館が100、従来の三越が30だとすると、ちょうど70位かな?
どういうことかというと、、、銀座三越は三越だけあって年輩のお客様が多いと思うのです。
そんな中で30-40代をターゲットとしてそこに的を絞りすぎてしまうと従来顧客の不審を買ってしまう。
だからメンズ館ほど時代の最先端にはさせずに70位に留めた、、、という感じ。

辛口コメントですが↑悪いとは思っていません。
銀座という土地柄、持っている顧客層を考えると絶妙なバランスではないでしょうか?
皆さんも一度是非行ってみてください。

えっ?ヨシムラの売上が減る?
いえいえ、百貨店が注目され、ファッションが注目されれば自ずとオーダー業界も伸びていきますので、あんまり気にしていません。


10.09.09
ムネオハウス・・・
 随分昔のような感じがしますよね、、、
一時は外務省に強大な力を持ち官僚を怒鳴り散らしていた鈴木宗男議員が贈収賄で捕まって、、、
確か直後は議員辞職したんでしたっけ?でも、返り咲いて。。。

そんなムネオ議員の贈収賄裁判は粛々と行われ、10年位経ちましたか?
ようやく最高裁で判決が下り、有罪確定。

有罪が確定したのに涙の会見で、最高裁に不服を訴え異議申し立て?
おいおい、日本は三審制だろ。
3アウトでチェンジなんだと思うんですけど。。。

でも、最近判決が出ても公然とそれに不服を言う人って増えてきていません?
確か、日教組の宿泊を拒否したプリンスホテルもそうだったような、、、

法治国家で、3回もチャンスがあってダメならもう諦めるべき何じゃないかな?
(無論、冤罪とかは別です!贈収賄ってかなりの確証がなければ立件できない犯罪ですからね、、、)

ムネオ氏62歳。2年収監予定が1年で出てきたとして、63歳。
議員には5年付けないから68歳。また出てくるかな?
でも、あの人、ハマコー同様タフだからな。。。

私、決してムネオさん嫌いじゃないですよ。
刑期を全うして、堂々と出てくれば良いんですよ。
年齢は年齢ですがそこからまた議員になれば良いんですよ。
それで外務大臣になっちゃったりして。。。
それぐらいの意気や気概がある方だと思っています。


10.09.08
百貨店の催事に出店することになりました。
 この日記がUpされる頃には、もう催事の直前になっていると思いますが来る10/7〜12までの間、池袋東武百貨店さんの催事「男の大市」で、当店が出店することになりました。

これは玉岡氏が前職時代のコネ?(いやいや、人的ネットワーク)を使い、1年かけてセールスした結果なのですが、当社でお馴染みのロロピアーナやゼニアをほぼ当店と同価格にて販売することになりました。

たった1週間ではありますが、玉岡氏が催事会場に張り付きご対応しますので、玉岡ファンの方、池袋を経由して通勤される方は是非、期間中東武百貨店へ立ち寄ってみてください。

期間もたった1週間程度の催事ですが、足かけ1年掛けた催事です。
盛り上がることを期待しています!!


10.09.06
30代、40代の仕事
 最近、ある人(複数)から転職等の相談を受け、何か自分も考えさせられることがありちょっと日記に書いてみます。

読者の皆さんには30代40代の人が多いと思いますが、皆さん自分の年齢に求められる仕事って何だと思いますか?

私は社長なので生意気ですが言わせて頂きますと、30〜40代の人に求めることは

ずばり、仕事を作ることが出来る人を求めています。

当然このスタンスで社員にも接していますが、プレーヤーとしてはそこそこ活躍できる人でも、いざ仕事を作るとなると からっきしダメという人が多いように思います。

確かにプレーヤーとして活躍することは大切です。
それが会社の稼ぎになる訳ですから。。。
でもね、人間は年を取っていくのです。
30歳から40歳、40代も後半になれば50歳近くです。当然、肉体は衰えて来るのです。
特にファッションの世界は外見にウルサイですから、50代で売り場に立っている人なんていないじゃないですか。
どこのセレクトショップに50過ぎのオッサンが店頭で販売していますか?

当然その年齢になれば管理職となり仕事を作ることが仕事になってくるのです。

でも、これが出来る人って本当に少ないです。。。
当社で考えてみても、何か新しいビジネスとなるといっつも私ばかりが登場しています。
最近は百貨店へのセールス等玉岡氏が頑張ってくれますが、もしもっと多くのスタッフがこうなってくれたら、ポストも増え素晴らしいのにな〜とつくづく思います。

転職をお考えの世の皆さん、面接試験は一時の騙し合いです。
うまく滑り込んでも、自分が求められたことに答えられないと今の時代、すぐ放り出されます
厳しい事を書きますが労働集約的な仕事であれば若い人が選ばれ、更に単純作業であれば中国人が選ばれるのが今の時代です。

面接は一対一ですが、マクロで見れば30代40代は若者との比較、低賃金外国人労働者との比較なのです。
勝ち残るためには、何か他にない力がないと家族を養えないのです。

キツイことを言いましたが、同じ事が経営者にも言えます。
偉そうなことを言っている私も、温暖化が進む中でシャツのサイトを作らなければ夏場の売上はじり貧ですし、昔ながらの仕立屋だけでNET事業に注力しなければ今、当社は存在していないかも知れません。
頑張って生き残りましょう!!


10.09.04
フォーマルサンプルが生まれ変わりました。
 あまりメジャーな存在ではありませんが当店では長い間定番として頑張っている商品があります。
それが、礼服生地各種。

礼服地というと、当然真っ黒の無地が中心ですからどちらかというと日陰の存在ですが、ご用意していた礼服サンプルも今のサンプルになってはや4年近くが経ち、そろそろメーカー在庫が廃版等になってしまい、良い機会ですから作り直すことに致しました。

こちらの方は派手なインポート商品がメインではなく、発色が真っ黒に近い色合いの国産生地をご用意しました。
これまでは日本毛織のサイバーブラックというシリーズが年間を通じて圧倒的な人気でしたが、さてさて、後継商品はどれに人気が集まるのでしょうか?

新着情報でも紹介しないような地味な仕事でしたので私に日記帳で紹介してみました。

秋の結婚式シーズンでフォーマルをお考えの方、是非新しい礼服サンプルをご請求下さい。


10.09.03
シャツ専門サイト誕生です。
 ここ数ヶ月私を悩ませ続けたシャツサイト。ようやく今日、産声を上げました!!

   オーダーシャツのサイト

読者の皆さん、ご覧いただいて如何でしたか?
正直、やり遂げた!!という感と、お客様からどう受け入れられるかな?不安という気持ちと半々で複雑な気持ちです。

商品アイテムも45マーク程度でまだまだこれから増やす余地は沢山ありますが、生地代の先行投資額も馬鹿になりませんのでまずはこれ位の在庫でやってみます。

お客様のご評価を頂き、リクエストが高まれば、別のブランド(アルモとかアルビニとか)を増やすことも可能ですし、場合によってはシーズン性のある生地(夏場のリネンなど)を取り扱うこともいつの日か出来るかも知れません。

全てはお客様と二人三脚で、と思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!