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リクルートスーツにはこんなのを・・・ |
この頃お客様からリクルートスーツについてのお問い合わせが頻繁に寄せられてきます。 「そろそろ就職活動用にスーツが必要な時期になってきたのですがどういう物が良いのでしょうか?」とか 「面接の時はスカートの方が良いと聞いたのですが、今後の着回しのことなど考えるとパンツの方が便利だと思いますがどうなんでしょう・・・?」といったような内容がほとんどかな...?。 リクルートは一発勝負の面接ですよね、そんな時は「知的」「誠実さ」「清潔感」「初々しさ」「活動的」などは何としても!アピールしたいものです。 一方で制服ではありませんから服装も「絶対にコレでなきゃ!」というルールもないし、かといって超個性的になっても困ります。 標準的なスタイルを守りつつ、自分の印象を相手にいかに良く見せるかというのがリクルートスーツ選びで一番重要なのではないでしょうか。 貴子はその他の条件としてデザインや色柄に関係なくまずは、自分の体にピッタリ合った物を選ぶことが一番大切だと思います。 「既製品で揃えたもののちょっと大きいor小っちゃい」なんてことにならない為にもこの際大事な1着をオーダーしてみてはいかがでしょうか。 そこで今回はリクルートスーツに最適なデザインや色柄などをご説明します。 |
1.リクルートスーツの色柄は? |
まずは...グレー・・・ リクルートスーツでのベーシックカラーですが、こちらはやっぱり紺・またはダークグレーですね。 ここ数年、女性の間で最も人気の高いのがグレー系のスーツで、グレーは知的かつ落ち着いた印象を相手に与えると言います。 一方でライトグレー等グレーの色によっては逆にぼやけて映ってしまうこともあるので、なるべくシャープな濃い目を選ぶのが良いかもしれません。 紺色は・・・? 『紺』は日本人の肌色に最も合うと言われています。それにプラスして真面目な印象も与えますのでグレーと共にリクルート最適色です。 ですが、これはどこでも言われていることですのでウチでは省略します。 例外カラー・・・ ここ最近は黒のスーツを着る人も徐々に増えてきてますね。とは言っても黒はまだまだ少なく、全体の約2割程度ですが... 『黒』=シャープなキツイ感じになりがちですが、軽い柄(ストライプ・チェック・ヘリンボーン)などを選ぶだけでキツさが消えて少し柔らかくなったた印象になります。 ここで1つ、黒を着る際のポイントとして・・・インナーのシャツはなるべく白は避けた方が無難。 黒に白だと喪服にも見え兼ねないので出来れば淡い色のシャツ、例えば薄めのピンク・ブルー・イエロー・ベージュなどで合わせることをおすすめします。(この辺がレディースのリクルートの特徴でメンズのと違うところですね。) このような色・柄のもので素材的には着心地の良いウール素材が適しています。 またストレッチ性があるものも動きやすくて良いですね。 |
2.全体のデザインは? |
デザインはテーラージャケット+タイトスカートというのがやはり一番堅いようです。 「パンツではだめなの?」と思う方も多いかと思いますが、パンツはどちらかと言えばマニッシュなイメージになりがちなのと、スカートの方が女性らしさも演出できるので良いと思います。 でも会社(銀行や会計事務所など)や職種(営業職など)によってはパンツもOKだと思うので、パンツとスカートの両方を持ち合わせて使い分けるのも一つの手だと思いませんか? また上着はテーラータイプが良いとされているのはテーラージャケットは「ハツラツとしていて行動的」な印象がするからです。 ですから、お勧めジャケットのデザインとしてはもちろんシングルでテーラードタイプ。 もちろんダブルがダメということではないのですが、ダブルはすっきりと着こなすのが難しいということもあって若い世代の人の間では敬遠されがちです。 それにイメージ的に「ダブルは偉い人向け」というのがありますしね。 着丈はヒップにかかる程度がやっぱり標準的です。 その他の細かなデザインは着る人の体型によって若干の違いがあるのでタイプ別に紹介していきたいと思います。 |
3.タイプ別お勧めデザイン |
≪細身で小柄な人≫
≪細身で長身の人≫
≪比較的ぽっちゃり体型な人≫
≪その他は?≫
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4.気になるスカートの丈は? |
次にスカートですが、断然タイトスカートをおすすめします! でも、やや台形がかったセミタイトでももちろんOKです。 そしてスカートと言えば丈が最も重要なポイントとなり、立った状態で膝上5cm、座った状態で膝上10cm以内が理想と言えるでしょう。 長すぎず短すぎずの長さで「初々しさと真面目さ」がよりUPします。 それともう一つ重要視されるのがヒップのサイズ。 あまりにピッタリしすぎちゃうと、立ったり座ったりする時に動きにくく、また見た目もあんまり良くないので多少のゆとりを持たせましょう。 また動きやすいという機能的な面ではスリットを入れることもおすすめします。 でもスリットが極端に深いものは避けるべきです。 だって面接で座った時など自分も相手も気になっちゃいますからね。 そう考えると前や横のスリットよりは後ろの方が無難かな... リクルートスーツにおける基本のスタイルはだいたいこのような感じですが、あくまでもこれは定番のスタイルなので、これを基準に自分なりのこだわりや見えないお洒落を楽しむのも良いと思います。 例えば、裏地のカラーを女の子らしい薄いピンクや水色に変えてみたり、実用的な内ポケットを付けたり。 袖の部分だって、ちょっとメンズっぽく袖口が開くタイプにするのもいいかもね。 ちなみに先日ご来店された女の子のリクルートスーツはこんなのです。 スカート上下+パンツでのご注文です。 |
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胸ポケット付き! |
この生地はほとんど黒に近い濃紺でよく見るとストライプの織り柄が入っていて見た目はシンプルだけれどよーく見ると結構おしゃれな感じです。 実はこの生地は紳士物の生地で、当店の中で一番人気のあるスーパー100'sシリーズの1つです。 婦人物の生地よりは若干お値段が高めなのですが、それは生地自体が通常のレディースよりすごくしっかりとしているからなのです。 もちろん婦人物でも良い物はたくさんありますが、婦人服特有の柔らかさを出す為に生地そのものの打ち込みが紳士物に比べて若干甘めで、このため原毛の使用量が少なく、お値段が安いのです。 また婦人物の生地ポリエステルやナイロン混紡の生地が多く、これには軽さ・柔らかさという利点もありますが、紳士物に比べて質感や耐久性ではやや劣ります。 リクルートでキチンとした感じを出しつつ紺・グレー・黒を使うとなれば紳士物の方がかえって良いかも知れません。 デザインはテーラードで3つボタン。 一見シンプルそうなこのジャケットですが、その中で他とはちょっと違うのが胸ポケットが付いているのが特徴です。 女性のスーツで胸ポケットが付いているのって案外少ないですからね。 「胸のラインが崩れるので嫌」と言う人にはあまりおすすめできませんが・・・ でもビジネス面では結構役に立つと思います。 それと画像ではちょっとお見せできないのですが、背中の中央部分にベンツが入っています。 スカートはタイトスカート、(画像はありませんが)パンツはやや細身のストレート。 どうです、結構イイカンジでしょう? これからリクルートスーツが必要な方に、当店でのこだわりの1着を是非ともおすすめします! |