新着情報:コートフェア開催します!

コート着用イメージ 今年は残暑もあまり厳しくなく、朝晩と過ごしやすい秋らしい陽気が続いておりますね。
季節も変わり、そろそろ秋冬物の準備をしなければなぁなんて方も多いのではないでしょうか?
風邪がまだまだ流行っておりますので、お身体には十分お気をつけ下さい。

 さて、そんな涼しい朝を迎える日が続いたそんな時、ホームページをご覧になっている皆さんにお得な情報をご紹介いたします。
コートというと着用は基本的に冬がメインですよね。
そんな限られた期間に着用するコートですが、そのコートもスーツを縫製する工場でお仕立てしております。
そんなの当たり前でしょ?と思われる方も多いと思いますが、限られた期間のアイテムをスーツをメインとした縫製工場へ流すと、通常のラインと異なるラインが発生し、その分「納期」がプラスされてしまいます。
実際には、すぐにコートが欲しいのに...という11月〜12月にはスーツのご注文も増える時期でもあるため、約1ヶ月半〜ほど納期が掛かってしまいます。

 そこで、そのようなコートを実際に"欲しいとき"(11月中旬〜2月頭)に、出来上がるよう、この時期にコートフェアを開催いたします。
昨年、半年間かけて企画し実現したアルスターコートの評判も非常に良く、引き続きそのアルスターコート、そしてクラシカルなチェスターフィールドコート、ステンカラーコート、バルカラーコートなど、様々なデザイン・形のコートをご用意しておりますので、是非ご覧下さい。
 それでは、コートフェアの詳細をご案内させていただきます。

開催期間 2014年  9月26日(金)〜10月19日(日)
対象商品 新作秋冬物に記載されている商品をはじめ、ジャケット地、ソフトツイードや、ハリスツイード、レディース服地も対象にいたします。
※コートの用尺分とれる在庫がある物に限り。
フェア価格 通常コート価格より10,000円割引☆
例えば、コート料金60,000円の生地が → 50,000円(+税)に!!

チェスターコートや、ステンカラーコート等のシングルコートにつきましては、特にオプション料金は頂いておりませんが、アルスターコートにつきましては、+10,000円(+税)のオプション料金を頂いております。
※フロントをダブルにする場合は、+4,000円(+税)です。

コートデザインのご紹介 

コートデザイン コートと一言に言っても様々なコートがございますが、当店ではイージーオーダーでお仕立て頂けるコート(チェスターコート、バルカラーコート、アルスターコート、ステンカラーコート、トレンチコート等)と、フルオーダーでお仕立てできる特殊デザインコート(ピーコート、デザイン性の強いコート等)がございます。
様々なコートがあるのですが、全てフェア対象にさせていただきます。

 そこで、当社でも人気のあるコートを一部ではございますが、ご紹介させていただきます。
チェスターフィールドコート
チェスターフィールドコート コートと言えば、このチェスターコートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
当社でも一番人気のこのチェスターコート。
もともと19世紀(1830年~40年台)にチェスターフィールド伯爵に敬意を表して名付けられたことが、名前の由来であるとされています。
ご着用頂けるシーンが、フォーマル~ビジネス、カジュアルまで幅広い場所、場面でお召し頂けるのが人気のポイント。

~ 基本デザイン ~
・基本デザイン:シングルの場合、ノッチドラペル、ダブルの場合、ピークドラペル。
・上衿:同生地仕様orベルベット等別素材使用
>>>カジュアルからビジネスでしたら同生地を使用し、少しドレスアップしたい方や、フォーマルでもカッチリとお召しになりたい方は、ベルベット素材を使用することをオススメします。
・脇ポケット:フタツキorハッキングポケット
>>>もちろんチェンジポケットも付けられます。
・胸ポケット:ハコポケット
・袖口ボタン:4つ
>>>ここは、時代の流れによっても異なりますが、現在の主流は3つ~4つボタンです。
・ベント:センターベント
・着丈:近年では、カジュアル化している傾向もあって、着丈は短くなってきておりますが、フォーマルでは膝下~膝丈辺りをオススメします。
特に、カシミアのコートなど長く、フォーマルにもお召し頂ける素材は、時代にあまり左右されないサイズ感でお仕立てしましょう。
カジュアル~ビジネスまでの用途でお考えの方は、膝上の着丈にして、軽快感を出しつつ、最近のトレンドである短めのコートをオススメします。
アルスターコート 
アルスターコート 1860年代後半に登場したコート。
北アイルランドのアルスター地方産のウールを使い、着用していた事に由来しているようです。
特徴は、アルスターカラーという衿型。
独特の上衿と下衿を分けたデザインで、衿も立てやすく、防寒にも適していることから、近年注目度が徐々に上がってきており、トレンドといっても過言ではありません。
ディティールでは、袖に折り返しのカブラを付けて、ボタンは、8ボタン3つ掛け、または6つボタン×3つ掛け主流で、後ろにトレンチコートに用いられるインパーテッドプリーツを付けることで、動きやすくエレガントなデザインになります。
着用シーンは、ビジネスを中心に活躍し、現在イージーオーダーでこのアルスターコートを仕立てることができる工場も非常に少なくなっており、貴重なデザインですから是非ご検討下さい。
素材は、厚手のウールやツイード等が良いのですが、カシミアで仕立てても非常にエレガントに仕上がります。

シングルのコートを既に持っているから、ダブルのコートもほしいなぁという方やデザイン性のあるコートが欲しい!という方に特にオススメデザインです♪

~ 基本デザイン ~
・衿型:アルスターカラー
・フロントデザイン:6つボタン2つ掛け
・胸ポケット:箱形or無し
・脇ポケット:アウトフタツキ
・背デザイン:バックベルト
・ベント:インパーテッドプリーツ
・着丈:近年の流れでは、他のコートと同様、着丈が短くなっております。
クラシックなデザインでは膝下までの着丈ですから、きっちりとしたコートをご要望の方は、長めのデザインで、タウンユースでスマートに見せたいという方には、膝上くらいの短めの着丈でお仕立てすることをオススメします。
エレガントなデザインですから、少し長めでも良いかもしれませんね。

ステンカラーコート
ステンカラーコート ステンカラーは和製英語で、「Stand Fall Collar」に由来しているようです。
近年では、有名なインポートブランドがバラエティ豊かな色味でステンカラーコートを出したり、素材もコットンから、ウール、カシミアまで幅広く浸透してきております。

トレンドでは、コットンを中心にタイト&ショートのステンカラーで、都会的な印象を与えてくれ、ビジネスを中心にカジュアルでもとても人気のデザインです。
シンプルなデザインということもあり、初めてのコートには最適なアイテムですね。
素材は、コットン素材をはじめ、中肉の暑さ程のウールもオススメです♪
こんなコーディネートも良いかもしれませんね。
コーディネイト例
~ 基本デザイン ~
・衿型:ステンカラー
・胸ポケット:無し
・フロント仕様:ぶち抜きor比翼
・脇ポケット:ハコポケット
・ベント:開き見せボタン※タブはラグラン袖のみ
・袖:セットインスリーブorラグラン
・着丈:マインドの若い方は、膝上の短め、落ち着きをということでしたら、膝丈~膝下までの長さがオススメです。
着丈によって、雰囲気が異なりますので、色々ご検討下さい♪

生地のご紹介 

  コートというアイテムは、生地の素材感・色・柄に大きく依存されます。
その為、サイズ感やデザインも重要ですが、一番重要な部分かもしれません。
今回ご紹介させていただくのは、定番として秋冬物ディプロマットサンプル帳に記載されている商品を中心にご紹介させていただきますが、その他にもコートとしてお仕立て頂ける素材が沢山ございますので、是非この機会にお試し下さい。
コートと言っても、コート地だけではありません!
国内の冬では、スーツ地をコートとして使った方が良い!という方もいらっしゃいますから、是非ご検討下さい。
  (スーツ上下価格の+10,000円がコート料金です。)
オススメ生地1.英MOON社(ライトツイード)
BL13102014年秋冬ディプロマットサンプル帳P.46、P47
BL1310〜BL1318 ウール100%

 ジャケットやコートに最適な生地の厚さであるこのムーン社のライトツイード。
目付は375g(通常の秋冬物スーツ地で310g前後の重さです。)と、ツイードにしてみては比較的軽めなツイードですが、紡毛特有の空気を含む特徴から、重さ以上の暖かさ、そして軽くご着用頂けます。
カラーバリエーションも豊富で、定番の無地をはじめ、ウインドーペーン等も試す価値あり?の商品です。
 75,000円(+税)→65,000円(+税)に!!

〜 この様なコートをお求めの方にオススメ 〜
・ビジネスやカジュアルにラフに着用されたい方
・ツイード素材が好きな方
・カシミヤのコートは持っているが少し雰囲気の違うコートが欲しいという方
・柔らかくなっていくツイード独特の経年変化を楽しまれる方
・年齢問わず皆さんにお召しいただける素材感です
・着用シーズン:11月下旬〜2月上旬
オススメ生地2.伊COLOMBO社(黒:カシミヤウール)

COLOMBO2014年秋冬ディプロマットサンプル帳P.48
BL1322 ウール90%,カシミヤ10%

しっかりとしたハリの中にカシミア特有のやわらかさが肌で実感することができます。
見た目では、少しウロコ調の艶があり、上品、かつ高級感のあるコートに仕上がり、色も黒ということで、フォーマルな装いにもお召しいただけます。
一見、カシミヤコート!?と思われることもあるようで、その上品な表情と、ピュアカシミア程、摩耗に弱くない実用性がオススメです。
75,000円(+税)→65,000円(+税)に!!

〜 この様なコートをお求めの方にオススメ 〜
・ホテル、レストランなど、落ち着いた所に着ていけるコートが欲しい方
・フォーマル用のコートをお求めの方、またお持ちではない方
・カシミヤのようなツヤ感が好きだけど、実際にカシミヤは、、、という方
・高級感あるツヤ感の為、比較的30代後半の方にオススメ
・既にカシミヤコートを持っているが、大事に着たいのでセカンドコートとして、、、という方
・着用シーズン:11月下旬〜2月上旬

オススメ生地3.伊E-THOMAS社(カシミヤウール)

THOMAS2014年秋冬ディプロマットサンプル帳P.45
BL1305〜1309 ウール90%,カシミヤ10%

上記のカシミヤと異なり、どちらかというとジャケットとして最適な生地の厚さ、質感です。
では何故このコートフェアの生地紹介に登場させているかというと、交通手段に電車が多く使われているということ。ここがポイントになっています。
電車内は空調が付いており、外気の気温に関係なく室温を調整しています。その為、厚地のコートだと脱いだ際に重い...ですとか脱ぐのが煩わしいという方も増えているようで、比較的軽めな生地でコートをお仕立てされている方が増えているのです。
スーツ地でコートをお仕立てされる方も多いですし、ジャケット地でコートを...という方も多いですから、検討の価値あり?な素材です。
79,000円(+税)→69,000円(+税)に!!

〜 この様なコートをお求めの方にオススメ 〜
・軽いコートをお求めの方
・通勤時、屋外行動距離が短い方
・電車に乗車する際、脱ぐのが煩わしい方
・冬の入り口から春の入り口手前まで着用したい!という方
・厚地のコートを持っているが、もう少し軽いコートを...という方
・着用シーズン:11月上旬〜3月下旬

オススメ生地4.レディース素材(ミディアムツイード)

レディース素材70916シリーズ
ウール70%、ポリエステル22%、ストレッチ素材5%、ナイロン3%

レディース素材からピックアップしてまいりました。
ジャケットやコートとしてお仕立て頂ける素材が隠れているのがこのレディース素材達です。
今回ご紹介するのはクラシカルな雰囲気漂うグレンチェック柄。
更にそのグレンチェックでもネイビーとグレーという憎い?色のバリエーションが想像をかき立ててくれます。
素材の厚みはミディアムツイードほどの厚さで冬に丁度いい生地です。
59,000円(+税)→49,000円(+税)

〜 この様なコートをお求めの方にオススメ 〜
・チェック柄をお求めの方
・紳士物の限られた生地から目移りされている方
・脱定番をお求めの方
・ラフにご着用されたい方
・セカンドコートをお求めの方
・年齢は若い方から目の肥えた方まで受け入れてくれる素材生地です。
・着用シーズン:11月下旬〜3月上旬

以上、コートフェアの詳細をご案内させていただきました。
少し時期は早いですが、仕上がりの時期と合わせて行う企画ですから、是非この機会にご検討下さい。