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オーダースーツのヨシムラ

09.02.25
007
007ジェームスボンドシリーズと言えば昔は正月映画の定番だったですね。
随分と息の長いシリーズとなりましたが、その時々の話題を盛り込んで世界中でも根強い人気を誇っているようで、まったく話題に上らなかった第1作目「007は殺しの番号」から見たプチ自慢!私にとっても他人事ながら嬉しい限りです。

また現在のボンド役のダニエルクレイグは今までのボンド俳優と随分違い「ハードボイルドだど!」(古い?)な感じが強く、甘いオヤジが多かったボンドのイメージを随分変えてしまったようです。
ただ、私ら的にはやはりなんといってもショーンコネリーになってしまいますね。
劇中で、問われて「BOND、JAMES BOND」と低音で答えるあの格好良さ!

またアストンマーチンなどのボンドカーや、そのお陰で公開当時サイドベンツが流行ったボンドスーツ、あるいは画面を彩るボンドガールなど常に話題を振りまいてきました。
ボンドガールと言えばその昔、私はボンドガールと握手をしたことがあります。(これもプチ自慢!)
そのボンドガールの名はラナウッドと言いまして、映画公開にあたり宣伝のため来日をしました。
ちょうど大阪の百貨店の紳士服売場でキャンペーンをしたのですが、事前の告知に不備があったのか平日のお昼だったためかどうかはわかりませんが、殆どお客さんが集まりません
その為私ら店員がサクラとなって彼女を取り囲み、盛り上げついでに予定になかった握手会となった次第です。
その程度なのでそんなに自慢する程の事ではありませんが、ラナウッドと言えばかの大女優「ウエストサイド物語」のナタリーウッドの妹さんです。
お姉さんと同じく小柄で黒髪な彼女は、間近で見るとややはにかんで、とてもボンドガールには見えず随分とシロウトぽかったのが印象に残っています。

007シリーズは長らく映画館ではご無沙汰ですが、新しいボンドにもお目に掛かりたいので久しぶりに映画館に足を運んでみますか。

09.02.10
辻政信陸軍参謀
こちらは250円で買い求めた表紙も裏もボロボロの古本で、タイトルはガダルカナル、発行は裏表紙に昭和25年と記されています。

もう60年前の発行になりますが、先日ブラッと立ち寄ったミナミの古本屋さんで偶然見つけました。
著者は辻政信元陸軍参謀です。
彼は参謀本部で長く戦争指導にあたりましたが、戦後は国勢選挙に打って出て見事当選を果たし、その後ラオスで消息を絶ってその数奇な運命にピリオドが打たれました。

軍人としてはノモンハンガダルカナルといった日本の運命を左右した作戦において中心的な役割を果たした事で有名です。
この同じ内容の本は復刻版として近年発行されています。
また、本の内容については幾多の書物で紹介されていて、その評判の悪さでは定評があります。
いわく、自己のプロパガンダや弁護に終始しているとか、事実のねつ造とか。
とは言え、いつかは自分で読めればと新刊の購入を考えていた矢先でした。

そんな訳で、とても終戦後に発行されたオリジナルの現物にはお目に掛かる事は無いと思っていましたので、偶然書店で見つけ慌てて買い求めた次第です。
中身は当時のカタカナ書きで著されていますので、なかなか読みずらそうですが、楽しみにじっくりと読んでみたいと思っています。

09.02.01
ご挨拶
前回の東京ショップマスターの日記帳にてご案内のように、この度無事定年を迎えさせていただきました。
これもひとえに長年に渡りご贔屓頂いたお客様各位のたまものと、心より感謝申し上げます。
「ありがとうございました」
「老兵は消え去るのみ」の名言通り格好良くリタイアも考えたのですが、け飛ばすネコもおりませんので、しゃしゃり出て参りました。
歯磨きのチューブの最後のようにギュッと絞りましたらピュッとぐらいは出そうですので、これからも頑張りたいと思います。

常勤ではありませんので、皆様には今後はこの日記帳にてお目に掛かりたいと思います。
今までどおり拙い内容ですが、どうぞご愛読よろしくお願いいたします