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オーダースーツのヨシムラ

06.04.27
チェルノブイリから20年
若い人はリアルタイムでの報道を見ていないかも知れませんがこの日旧ソ連(現ウクライナ)で起こったチェルノブイリ原発の事故から20年が経ちその追悼記事が新聞紙面を賑わせていました。

私がこの事故をNEWSで知ったのはちょうど高校3年生。
一番多感な時期だっただけにこの年のチェルノブイリとJALの御巣鷹山での墜落事故は今でも鮮明に記憶の残っています。(あの年は今思えば酷い一年です。)
特にチェルノブイリは当時はメルトダウンとか象の足とか言われ、臨界値を越えた核物質が核融合を起こし、とんでもない規模・範囲で被爆被害で広がり、中で作業員していた人の遺体すら回収できないままコンクリート漬けにしてしまった事実は、高校生の私にとっては鮮烈で新聞を読みながら鳥肌が立ったのを今でも覚えています。

20年経っても事故現場はコンクリート漬けのまま。
最近では人々の記憶も隔離した施設も老朽化が進み、被害だけが後に残されている状態のようですね。

化学の発展は我々に多くの幸福をもたらしますが、反面 危険も伴っていることを忘れてはいけませんね。
援助とか支援とかは農業補助金等ではなく本来こういった所に多くを向けるものではないのでしょうか?

06.04.26
ある偉大な人の一生
最近、司馬遼太郎の「坂の上の雲」などを読んでいるせいか、無性に明治時代の人の考え方生き方について考えさせられます。

上述 坂の上の雲とは全く話は異なりますが、この日ある偉大な明治生まれの方の告別式がありました。
私は縁あってこの方の告別式に参列したのですが、告別式に参列しつつ、故人の人生を振り返ってみました。

ご年齢は、御年101歳、ですから明治30年代の生まれです。
(※お名前はご遺志により密葬のため伏せさせていただきます。)
広島で生まれ育ち、旧帝大(九大?)に入学、卒業し、逓信省へ。
第二次大戦中は、満州へ赴任し、その頃は40代ですからそこそこの管理職。
そこで終戦しているので、一歩間違えば逮捕・抑留される対象だったため着の身着のまま、4人の子供を抱えて帰国。
(もし、これで子供1人でも現地に残せばそれこそ「大地の子」中国残留日本人孤児です)
その後は、逓信省→郵政省へ。
最終的には、時の総理田中角栄に引き立てられ、官僚のトップ郵政事務次官まで上り詰め、生きている内に勲一等を叙勲するという、絵に描いたような出世街道です。

でも、そこから大きな転機が...
それは、事務次官を退任後、いわゆる天下りでNHK会長職に就くのですが、その頃この方を重用した田中角栄元総理がロッキード事件で逮捕されます。
そして田中角栄が保釈された際に、見舞い行き、それが大きく批判され、NHK会長を辞任。
最後は少々栄誉に傷を付けましたがそれでも、ご本人自身が直接的に悪いことをされた訳ではありませんから、立派なキャリアです。
でも、この方の人生、少し振り返ってみました。
この方の歩まれた人生の道々は昨今批判されている所ばかりではないかと。
  郵政省  → 特定郵便局絡みの利権構造
  田中角栄 → 日本を高速道路だらけにした張本人
  NHK  → 皆さんご存じの通りの不祥事続き
この方は非常な努力をしてここまでの栄誉にたどり着いたのだと思います。
子供を小脇に抱えて着の身着のまま満州から帰国したのですから...

でも、50年60年という時代を経て、その足跡の評価はガラッと変わってしまった。
残念というのか、それが時代の流れというのか分かりませんが、人生というのは分からないものですね。
告別式に参列しながら 何とも言えぬ切なさを感じたこの日でした。

PS:この日私は生まれて初めて天皇陛下からのお香典を目にしました。
巨大な字で『天皇陛下』と書いてありました。
でも何故ご本人が「陛下」と書くのかは疑問でしたが聞けませんでした。(ちゃんちゃん)

06.04.18
Skypeって便利だな・・・
この日は大阪店でインターネット電話のSkype接続をしていました。
正直言うと私はこういった接続関係が非常に苦手で余程メリットのあることでないとやらないのですがインターネット電話のSkypeは当社のような東京と大阪に事務所のある会社にはこんな便利な物はなく、慣れない手つきで接続にチャレンジしてみました。
もちろん、接続の方はOKで、今日からは通話料を気にせず社員に長電話ならぬ長説教が出来ます!!
 私   :やった〜!!
 スタッフ:やめてくれ〜!!
...そんな声がこれから聞こえるかも知れませんね。

ちなみに、Skype通話ご希望の方は ユーザー名でyoshimura-tokyoとかyoshimura-osakaが当社の関係ですので海外や遠地から連絡されたい方は是非ご連絡下さい。

また、今回のSkypeは知り合いの会社さんからハード等を購入したのですが安く導入したい方、私のように慣れなくてよく分からない方などいらしたら良い業者さんをご紹介しますのでお声掛け下さい。

06.04.17
大阪店単独サービス企画
この日から大阪店単独サービス企画が始まります。
詳細についてはこちらでご案内していますのでそちらをご覧いただくとして、私としては今回初めて大阪店単独の企画を行うと言うことでとても楽しみにしておりました。
(このためサービス企画の初日から大阪店へ出張しておりました。)

なんでこんなに楽しみか?というと、それはこういった事を通じて大阪店の企画力を向上させたかったからです。
というのも、ここ数年で当店はエトスクラブの靴やフルオーダーなど色んな事が東京店主導でなされていて大阪店はこの点いつも後塵を拝しているため、ある種色んな企画を与えられるのが日常になってしまっていたからです。

そこで昨冬から『何か大阪独自色を出した物(企画)を!』と要求していたのですが、それが今回の単独企画になったのですが、どうでしょうか、企画としてはまずまずではないでしょうか?

初日のこの日は大阪店としては非常にご来店客が多く、サービス企画のご注文だけで6名様ものご来店となりました。
ありがとうございます。

06.04.14
何を威張っているんだコイツは!?
この日、取引先金融機関の担当者が異動になるんで後任を連れてくるとのことで挨拶に来ました。
4月の忙しい中に何しに来るんだ?と思いつつも、私も昔金融機関におりましたので事情は良く分かりますからお会いする時間を作りました。

そして来社され、型どおりのご挨拶
 前任から 「後任の○○をご紹介します...」
 後任の方が「○○です。よろしくお願いします。」
 私は   「吉村です。よろしくお願いします。」

...と名刺交換するのが通例ですが、この後任 こっちが頭を下げても向こうは頭を下げない!

正直、何だコイツは?、見れば自分より明らかに若いではないですか?
それでいて「合併でかくかくじかじかがこうなりますので、ご協力お願いします。」だと。
俺のために合併したんじゃないだろ、そっちの都合だろ!それが協力を求める態度か?
最近の金融機関はどうかしていると思いますよ。ホントに...

合併したのは向こうの都合なのに、この通帳は旧○○銀行店舗でしか使えませんとか、銀行にとっても効率の上がるNET経由の手数料を値上げしたり、とかかなり無理を利用者に押しつけている割にはその自覚がない。
加えて、この調子で選民意識丸出しですから...

私は“Ignorant(無知)”には目をつぶりますが“Arrogant(傲慢)”な人は好きではありません。
この銀行員はどちらなんでしょうね?

06.04.07
色んな社外協力者の皆さん
この日は遠くカリフォルニアからTさんがご来店になられました。
Tさんは純粋な日本人ですが、生活拠点が海外のため年に数度の来日されるお客様で、来日の度に、私の方ではご注文頂き仕上がったスーツを到着日に合わせてホテルへお届けしていて、そういったメンテナンスをきちんとしているせいか、来日の度に当店へは欠かさずご来店頂く義理堅い方です。

そして今回も来日・来店のことを事前に伺っていたのでご来店をお待ちしていたのですが、今回は事前にちょっと私からお願い事をTさんにしておりました。
それは、、、5セント硬貨と10セント硬貨を出来るだけ沢山頂けませんか?ということ。

何で硬貨なの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は当店でお仕立てするフルオーダーのスーツでサイドベンツの方にはベントの部分にこんなコインホールをお付けしているのですが、あまりに精度が高すぎて普通の人は気付かないため、事前にコインを入れて差し上げるようにしているのです。

で、その硬貨に5セントや10セントが大きさ的に丁度良いからそれが必要になったのです。 (5円玉や10円玉じゃちょっと興ざめなので・・・)

そう、事前にお願いしたらTさん 何と、こんなに束でご用意下さいました。

正直、金額としては硬貨ですから大したことありませんが、私はふだんの生活の中で手に入れた硬貨数10毎で有り難い位に考えていたのですが、Tさんわざわざ銀行にまで両替に行ってくださって・・・
ありがとうございます。

商売をやっていてつくづく思うことは、「心あるお客様が直接間接どれだけお店をサポートして下さるか」、これで商売自体が大きく左右されると思います。
当店は今使っているタグのデザインもお客様からのイラスト提供が原案ですし、HPの「お客様いらっしゃい・ありがとう」コーナーも読者のご協力の賜です。

こういった点で、当店はTさんをはじめ色んな方が支えて下さり、本当に感謝しております。

06.04.04
ゼニアだけで17着
この日は超VIPなお客様を接客しました。
某オーナー企業の社長さんですが、何とゼニアのスーツを春夏物として17着ご注文いただきました。
話を伺うと、何でも月2回会社の店長会議と役員会があり、その都度違うスーツを着るのだそうで、会議(月2回)×6ヶ月+毎月のカジュアルジャケット=17着と相成りました。

いや〜っ、世の中にはお金持ちもいるもんだ...
ちなみに当社へ来店された際の車はベントレー。(ロールスロイスのスポーツ版)
いつもは司茂さんがこの方のご自宅まで訪問するのでお店へは初来店ですが、ご来店のお電話を頂き、「駐車場が狭いから...」と申し上げたら
『ベンツの大きいので行こうかと思ったんだけどそれなら小さいので行きますね。』だって...
小さくてベントレーかい? 金持ち恐るべし.......
速攻で自分の車を外に出して2台分のスペースを空けました。
う〜ん、セレブなお方。
でも、何故かスーツ以外の話(子供の教育)で盛り上がってしまった吉村でした。

06.04.01
山橋がやってきた
この日はこれまで大阪店で勤務していた山橋君の東京店デビューの日。
東京での初出勤が忙しい土曜日ということもあり、かなり緊張した面持ちでいつになく早朝から出勤して来ました。
そして迎える東京店のスタッフもA君の急な退職からのしわ寄せで休みも充分取れず疲労感が溜まっているだけに山橋君への期待はかなりのもの。
さてさて、うまくスタートダッシュが切れるかな?

山橋君に限ったことではありませんが、4月から新生活を始める方も多いと思いますが、それを迎える古株の皆さんに一言ご忠告。

我々(古株)は1人を覚えればそれで済むことでも新人は全員を覚えなくてはいけないのです。
もちろん新人は仕事の勝手も分からない訳ですから、それだけに暖かく迎え入れましょうね。

...なんてこと言っていますが、そこまで優しくないのが世の中の常です。
新人さんも(山橋君も)早く馴染めるよう頑張ってくださいね

06.03.30
子供は忙しい
我が家には小学生の子供がおりますがその子も4月からは5年生という事もあり、今年から本格的に受験期に入りました。
学校の方はというと、3月は24日の卒業式まででそこからは4月6日頃まで春休みなのですが、所がどっこい、塾に通っていると春期講習や学力判定テスト等々で実は大変多忙です。

ちなみにウチの子のスケジュールを調べてみると3/25(自宅で予習)3/26〜29(学力養成講座)、3/31〜4/5(春期講習)...となっていて、よくよく見れば3/30しかお休みがありません!

そこで、私も代休をどこかで消化しなくてはいけなかったためこの日は一緒に休み、釣りに行ってきました。
釣果はたいしたことありませんでしたが、子供と一緒にのんびりと電車に乗り海で釣り糸を垂らせること、これも幸せですね。
(釣果がなかったので写真はナシです。)

06.03.26
アドルフに告ぐ
この日は久しぶりに家族と下北沢へ行って来ました。
下北というと私にとっては生まれ育った街。
あの混沌とした街の雰囲気が私は大好きです。
そして、向かった所は、安くて量の多いステーキ屋(カウボーイ←結構有名)
・・・こちらは子供が肉好きだからおつき合い。
そしてその近所のプラモデル屋へ(これも子供におつき合い)
・・・昔、ガンダムプラモを買ったっけ!?と思ったら今でもガンダムって人気あるんですね!

そして私はというと、更にその近所の中古CD・本屋へ CDの方は80年代Rockを数点(Journey、Huey Luwis&The News、Blues Springsteen ...etc)購入し、ご満悦だったのですが、隣の中古本コーナーに入ったのが運のつき、思わず手塚治虫の『アドルフに告ぐ』を1セット買ってしまいました。
ご存じの方も多いと思いますがこの「アドルフに告ぐ」は手塚漫画の最後の本、手塚治虫が病床で書いたとされたいわば遺作です。
漫画というとついつい小馬鹿にしてしまいがちますが、私にとって手塚治虫は別格。
あのディズニーさえライオンキングは、手塚漫画のジャングル大帝をパクったと言われた程ですから漫画もバカにできません。

この日は久しぶりに夜更けまで漫画を読んでおりました。

06.03.23
朝日新聞に出ました。
ここのところ落ち込むことの多かった私でしたがこの日はとても嬉しい一日でした。
と言うのも2週間位前に朝日新聞社から取材を受けたのですがその時の生地がこの日の朝刊に掲載されたからです。
どんな内容かというと(記事内容は拡大画像をご覧下さい。)新生活を始める人へのスーツの紹介。
こだわりスーツと言うよりは価格重視の掲載内容でしたがそれでも天下の朝日新聞の別刷りでない本紙20面に大きく掲載された訳ですから大興奮です。

内容的には掲載された写真が女性(松下嬢とお客様)だったためレディースのイメージが強くなっていますが、それでも朝からじゃんじゃん問い合わせの電話が鳴る始末。

実のところ、普段日経を読んでいる私はこの日の朝 朝日を買うのを忘れて朝一新聞をご覧になったお客様からのお問い合わせで焦ってコンビニに飛びこんだ位ですから、いやいや嬉しい悲鳴です。

取材内容は広告費を当社が負担する類の物ではありませんでしたから(つまり純粋な取材という意)社名は掲載されたものの、住所・TEL等は非掲載でした。
にもかかわらずNETや新聞社に直接問い合わせを掛ける読者の方を見ると、今更ながら自分の仕事が社会のお役に立っていることを感じとても誇らしく思いました。
う〜ん、永久保存版として取っておこう。

06.03.23
朝日新聞朝刊(生活面)
新社会人のスーツというタイトルで既製服やオーダーメイドスーツを紹介する中、当社がオーダーの代表(?)として紹介されました。

内容的にはこだわりスーツと言うよりは価格重視のスーツの中で意外とオーダーも高くないですよ!
といった内容でしたが、メンズで取材を受けたつもりでしたが使われた画像がレディースだったため女性からのお問い合わせが多くてビックリしました。

オーダースーツでメンズ37,000円〜レディース43,000円〜というのが良かったようです。
当店では昔も今も当たり前の価格なんですけどね。

06.03.21
独身寮
この日は祝日と言うこともあり時間がありましたので、ちょっと不動産屋へ行って来ました。
何でまた不動産屋?...と思われるかと思いますが、実は4月から大阪店の山橋君を東京店で迎え入れるにあたり住むところを確保しなくてはならずその準備でした。

とはいっても3月末引っ越し予定ですから既に物件の目処は立っていて、今日は契約前のその最終打ち合わせでした。

当社はお陰様で不動産は幾つか所有していますが、大阪には居住用のマンションがありますが、東京にはありません。(オフィスビルだけ)
このため東京店には従業員向けの社宅的な物がないため、いつかは購入したいと思っていました。
そこで今回の山橋君の転勤話ですから、賃貸で借りるよりも限られた期間とはいえ、部屋を買った方が良いだろうと思い、工場(練馬区)の近くにワンルームマンションを買うことにしたのです。
(とはいってもそんなに高級ではありません!)

山橋君がお役後免になれば以後は東京店スタッフの独身寮(?)になるのでしょうが、すこしずつでも社員の福利厚生も考えなくてはいけないですね。
あぁ〜、お金が掛かる。社長さんは大変だ...(自分で言っては世話ないね。)

06.03.17
坂の上の雲
この週は1週間大阪店へ出張していたため夜は気ままな独身貴族でした。
そこで久しぶりにじっくり本でも読もうと思い、先日購入していた司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでおりました。

司馬遼太郎といえば誰もが知っている偉大な小説家ですが、実は私はこれまで読んだことがなく、つい先日NHK大河ドラマの影響から同氏の「功名が辻」を読んで面白かったため、同じ作家を読み進むことになりました。

小説はまだまだ最後まで読み終わっていないのでストーリーについて詳述できませんが、中に出てくる正岡子規と高浜虚子の師弟関係が印象的でした。

特に次のフレーズは、ここのところ部下の教育に関し少々自信喪失気味だった私にには強烈な印象を与えました。

元来が弟子や子分というものは気ままで浮気であり、師匠や親分がおもっている半分ほどもその師匠や親分のことを想ってはいない。
それでもなお師匠や親分は執念ぶかく弟子や子分のことをおもい、それを羽交いのなかであたため、逃げようとすれば追い、つかまえてふたたびあたためる。

う〜ん、時代を超え正岡子規と自分との共通点を強烈に感じてしまいました。

PS(おまけ):大したことではありませんが、功名が辻を読んで・・・
私の家内は千代そのものです。家内にも「千代」と呼ぶと喜ぶし。
う〜ん、、、これはこれでちょっと嫌だな...

06.03.15
偽メール事件
世間を騒がせていた偽メール事件。
この日民主党永田議員が新聞各紙に武部幹事長への謝罪文を掲載し、ようやくこれで終止符が打たれようとしていますね。
(今後、偽ネタの出所探しが始まると思いますが・・・)

でもこの謝罪文、気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、謝罪する相手は武部幹事長やそのご二男(及びその方が経営する会社)宛で、実はライブドアに対しては一言も謝っていないんですよね。

不思議だと思いません?

だって、別件でライブドアが刑事告発されていますがそれとこれとは全く関係なく、偽物ということが事実ならライブドアも同様に迷惑を被っている訳ですから同様に謝罪する必要がある、と私は思うのですが...
謝る相手が拘置所に入っているから謝る必要がない?

う〜ん。この辺が世の中のよく分からないところです。
朝、新聞を読んでいてふと思ったことでした。

06.03.11
私を恨みなさい
この日、3/15で退職する荒井君と退職時の打ち合わせをしました。
事の顛末はもう十分日記で書いたので、これ以上は書きませんが、A君が退職日直前になって変に良い子チャンになっているので一言だけ言わせてもらいました。

『退職するんだったら私(or当社)を恨むぐらいの気持ちでなければ新たなことは出来ないよ』と。
人間 色んな事があって出会いや別れをくり返しますが、思い出という物がセピア色になるのはずっと時間が経ってからのこと。
今からセピア色の思い出に浸っていたのではこの先思いやられます。

厳しき世の中に自分から出るのならばここは厳しくても突き放さなくては... これが私に出来る彼への最後の教育です。

06.03.10
吉井工場長と
この日は3/1の日記に書いたスーツの水洗いの件で、洗剤屋さんへ吉井工場長と一緒に行って来ました。
目的はというと、スーツの水洗い洗剤の確保とやり方の総点検。
つまり業務として行うに当たっての最終チェックです。

行った先は所沢の先、あまり土地勘のない所なので事前にYahoo地図情報で住所から地図を呼び出して...
駅から3キロ位か...なら駅でタクシーを拾おう!
なんて、、、考えて 駅に着くと、何とタクシーが全然来ない!!(-_-;)
仕方なく、訪問先へ連絡して、お迎えをリクエストすることに。あぁ〜、出鼻をくじかれてしまった......

訪問先へ着くと、取引先の社長さんにえらく懇切丁寧にご指導いただき、事前にかなり勉強していたこともあり、水洗いは問題なし。
後はプレスだけですが、こちらは吉井工場長のテリトリーだから問題なし。

・・・ということで、これで水洗いを自社(工場)で行う準備が全て整いました。
ちなみにスーツの水洗いって凄いですよ!
例えばドライクリーニングで落とせない汗やおしっこ汚れだけでなく例えばタバコを吸う人のスーツを洗うとこんなになるんですから・・・
これってヤニの色そのものです、、、

いかがですか?これからの季節に冬物をドライクリーニングに出すのではなく、水洗い&ハンドプレスを試してみては?
機会があれば店頭で試してみましょうか?

06.03.06
工場のホームページ作りも佳境です。
ここのところ私は一人バックオフィスに籠もって三久服装(当社のフルオーダー工場)のホームページ作りをしています。
もちろん、吉井工場長が主役なんですが工場へ行ってヒアリングをしたり、夜な夜な原稿を書いているのですが、これがなかなか大変で...

いつもそうですが、ホームページという物は、どこか自分の作文を大勢の前で大声で話すような物で恥ずかしい物ですから最後になると照れが出たり、ウソを書いてはいけない事から裏付けをとったりするのが大変ですね。
まぁ、今回は工場長がいるので原稿チェックは問題ないのでしょうが、それにしてもやることが色々あっていつもながらエライ仕事です。

アップは3/15頃を予定しておりますのでどうぞ楽しみにしていてくださいね。

ドメインは決まりました!
三久服装だから 39suits.com です。

06.03.01
文京区の伊丹洋服店さんへ行って来ました!
この日は吉井工場長と共に文京区の伊丹洋服店(テーラー)さんへ行って来ました。
何のための訪問かというと、以前当サイトで取り扱ったスーツの水洗いについて色々と教えて貰うため。
吉井工場長のフルオーダーの工場(三久服装)は当社の仕事をしていただくのはもちろんですが主たる顧客は各百貨店で、彼らからセールスツールにスーツの水洗いをして欲しいとの要望があったため今日の訪問になりました。
洗剤の問題、生地(特に裏地)が収縮する問題、プレスの問題...etc 技術者ならではの会話に2人とも熱く語っていたのが印象的でした。
(技術の話になるとちんぷんかんぷんで付いていけなかった私です×××)

スーツの水洗いは改めてWebでご紹介して今後逸品コーナーでご紹介しますのでその際は是非皆さんも試してみてください。
汚れた液を見ると、なかなか凄いことになりますよ・・・
どうぞお楽しみに・・・