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サービス企画開催します。

2018年10月5日更新


心地のいい秋の風を感じるようになり過ごしやすい日が多くなってきましたね。

秋といえば、食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋など、楽しみの多い季節ですが、やはり1番の楽しみは『ファッションの秋』ではないでしょうか。

カジュアルジャケットから、身の引き締まるスーツスタイルにチェンジし、味気ない胸元から、タイドアップで華やかに彩られた美しいスーツのVゾーン。
コーディネートの幅が広がり、 洋服選びが楽しくなりますね。

そんなファッションの秋を皆さんに楽しんでいただこうという思いから、
ファッションを楽しんでもらえるのに、ピッタリなブランド 『オロビアンコ』で今回サービス企画を開催することにいたしました。

昨年の秋冬シーズンに衝撃的なデビューを果たしたこの 『オロビアンコ』ブランドのオーダースーツ。

Orobiancoといえば、MADE IN ITALY のスタイリッシュなファッション小物を中心としたブランドのイメージが強いかと思います。
そんなオロビアンコの魅力、それは、その洗練されたデザインもさる事ながら、全ての工程を自社一貫で行い、職人達の手によって生み出すという、 『もの作り』にこだわりを持っているところです。

『もの作りを大切に』それは私たちヨシムラも大切にしている事。

オロビアンコ社がオーダースーツを販売するにあたり、私たちヨシムラグループが両社の大切にしている想いを 『オロビアンコ専用パターン』を作成することにより形にしました。

オロビアンコの持つ、スタイリッシュなデザイン、ブランドコンセプトを大切に、そして 『もの作り』にこだわりを持ったそのディテールは他のオーダースーツにはない、異彩を放っています。

それではここから、『オロビアンコ専用パターン』とこだわり抜いたディテールをご紹介していきます。

肩パッド等が薄く柔らかい雰囲気に仕上げた『クラシコパターン』

イタリアンブランドであるオロビアンコならではのクラシコイタリアパターン。
薄手の肩パッドに軽いハーフ毛芯を使用することでイタリア的な軽い着心地を再現しています。
また、前身頃の幅をやや狭めにしているため、釦をかけると軽い引かれ皺が出ることがありますが、これこそが『ジャッカストラッパーダ』といわれるイタリアならではの着こなし術です。

スーツの王道である英国を意識した『ネオブリティッシュ』

スーツのルーツ(起源)は英国にあり。イタリアブランドもその影響は避けられません。
そこでオロビアンコが考えた英国
調スーツは、ネオブリティッシュパターン。 従来の堅い英国のイメージではなくハーフ毛芯を使い軽く仕上げ、高めのゴージライン、小さめのアームホール、シェイプされたウエスト周り、細めの袖幅など要所要所にモダンブリティッシュのディテールを満載しています。

オロビアンコならではのディテール

オロビアンコと言えば、イメージするのはこのトリコロールカラーのテープではないでしょうか?
このブランドカラーのテープを、スーツのイメージを壊さず、どこか取り入れられるところはないか?
またオロビアンコらしい遊び心・洒落っ気をどこに取り入れるか?
ブランド側、当社(オーダースーツのヨシムラ)、そして縫製工場と幾度となく協議しました。

その結果、出来上がったのは次のアイテム

①専用キュプラ裏地&ピックステッチ
オロビアンコスーツで使用するキュプラ裏地は専用オロビアンコロゴを使ったジャカード織りの裏地。
裏地などの仕様は日本が一番、優れているため、こちらは日本側が開発したものです。 また、手縫い風のAMFピックステッチは高級感を出し、物性的にも耐久性が上がるため標準仕様にしました。

ここでのコンセプトは、『控えめでありながらブランド価値を高める高級感を醸し出す』ことでした。

②片玉縁の内ポケットに縁取りはオロビアンコテープ
通常内ポケットの玉縁部分は裏地で作成しますが、本仕様では内ポケットの縁取りにオロビアンコトリコロールテープを使うことでオロビアンコらしい遊び心を表現しています。


③サイドベンツのコインホール
上衣のベンツ部分は、手間のかかる額縁仕様になっており、またこの額縁(45度に折って縫い上げた部分)には約1cm程度の切れ込みを付け、コインなどを入れられるようにしています。

何故、コインホール?とお考えかも知れません。
これはコイン(10セント硬貨など)を入れることで、サイドベンツ部分に適度な重量を持たせ、ベンツが捲くれあがるのを防ぐためです。

実用性もありますが、何よりここまでこだわるところが“イタリアブランドらしさ”です。


④ネーム刺繍は襟の裏に
通常、内ポケット近辺に入れるネーム刺繍。
オロビアンコのブランド価値観にあわせると、これの場所が『襟の裏側』に変わります。
誰に見せるものでもないのかも知れませんが、この辺もこのブランドが持つ遊び心なのです。


⑤パンツの脇にはオロビアンコ専用チーを
チーとは紐(ひも)のことですが、ブランドお馴染みのトリコロールテープをここにもアクセントとして取り入れました。
堅苦しいスーツにはちょっと場違いかも知れませんが、これぐらいの遊び心は、十分許容範囲です。
パンツ姿で、脇にこの誰もが知るオロビアンコ柄のチーがあれば、『これオロビアンコなの?』って言われること間違いなしではないでしょうか?

専用パターンのサイジングと仕様について

ここまで、専用パターンとディテールについてご説明をしてきましたが、
オーダースーツで重要なのは、やはり サイジングですね。
スーツパターンはオロビアンコのブランドイメージでパターンを作成いたしましたが、サイジングはオーダースーツですので、皆さんのご体型に合わせたお仕立てになります。
従いまして、既に当社でリピーターの方は、 従来のサイズをベースにオロビアンコスタイルをお仕立て可能*です。

※:身体のベースとなるサイズは従来のままに。ただし、パーツごとにゆとり量等が変わるため着用感は変わります。
(例:従来が標準的なハウスモデルのパターンであれば、アームホールが小さくなり、袖幅が細くなる。などetc...) スタイリッシュがベースのパターンになりますので、スラックスは 2タックがお選びいただけません。

仕様につきましては、 『オロビアンコ専用パターン』になりますので、お台場仕立て、クラシコ仕様、裏地等従来お選びいただける仕様やオプションは一部お選びいただけませんのでご注意ください。

専用パターンにこだわりのディテールが詰まった、『オロビアンコ』オーダースーツの魅力をご案内させていただきました。

自信を持ってオススメさせて頂きますので、是非一度ご体感ください。

それでは、今回の 『オロビアンコサービス企画』の詳細をご案内いたします。

『オロビアンコサービス企画』

開催期間: 10月5日(金)〜10月18日(木)
対象商品 N18-7800,N18-7801,N18-7803,N18-7808,N18-7809,N18-7813,
N18-7814,N18-7815,N18-7816,N18-7817,N18-7819,N18-7820
着数 抽選で40着
お値段 78,000円 >>> 58,000円(本体価格)
当選者開催期間発表 10/5〜10/11まで入札分 >>> 10/12(金)発表:25着
10/12〜10/18まで入札分 >>> 10/19(金)発表:15着

それでは以下簡単にルール等の説明をいたします。

はじめに

今回のサービス企画は、基本的には従来通りのルールで、抽選方式にて行います。
該当商品はサンプル帳のご用意がございませんので、生地を確かめたい方はまずはご来店いただいて現物の生地をご覧になってからご入札ください。
(もちろん下見のご来店もWelcomeです。)

サービス企画参加要件(一部抜粋)

  • ご当選後のキャンセルは出来ません。(理由なくキャンセルの場合は以後の参加は出来なくなります。)
  • お支払いはクレジットカードは不可です。(カードの手数料負担分まで還元していますので御容赦下さい。)
  • 仕上がりをお送りする際は送料1,080円頂戴します。(普段はサービスなのですが...すみません。)

商品内容

オロビアンコの特徴である『スタイリッシュ』を最大限に活かした色柄出しは、他のブランドにはない雰囲気を醸し出しています。
ナチュラルストレッチや、打ち込みのしっかりとした生地は普段使いにもオススメ。
イタリアらしい遊び心やトレンドを意識した色柄を取り揃えましたので、楽しんでお選びください。

N18-7800 杢 ネイビー

N18-7800 杢 ネイビー

一見無地に見えるのですが、よく見ると、軽く霜降りがかった杢調のネイビー。
普通のネイビーに仕上げないとことが実にオロビアンコらしい生地です。
スーツの王道の色であるネイビーですから、汎用性が高く様々なシーンで活躍してくれるでしょう。
少し大人の遊び心を持ったネイビーをお探しならば、迷わずにこちらをお選びください。

N18-7801 杢 ブルーグレー

N18-7801 杢 ブルーグレー

どちらかというと爽やかな印象が強いブルーグレー。
ですが、生地のブルーのトーンを深くし、さらに杢調にすることで、温かみのあるお色目に仕上げてあります。
ジャケットライクなお仕立てにして、セットアップだけではなく、セパレートしてのお使いも有りな、汎用性の高さも魅力的です。

N18-7803 杢 ブラウン

N18-7803 杢 ブラウン

優しく知的な雰囲気があり包容力のあるお色、ブラウン。
ネイビーやグレーはお持ちで、サードカラーとして持っていると、あなたのワードローブの幅を広げてくれます。
ブラウンというとコーディネートが難しいと考えがちですが、シャツやネクタイにブルーを入れて、イタリアの定番『アズーロ・エ・マローネ』を実践すれば、小洒落たスタイリングが完成します。
杢調はニットとも相性がいいので、ブラウンの色味を活かしたウォーム感のあるコーディネートもGOODです。

N18-7808 グレンチェック:グレー×ブラウン

N18-7808 グレンチェック:グレー×ブラウン

クラシックな柄であるグレンチェックも、オロビアンコが表現すると、一味違った遊び心のある色柄になります。
クラシックと聞くと、英国的なカチッとした硬い表現になりがちですが、このグレンチェックは、イタリアらしい柔らかさを表現してくれているので、両方の良いところをMIXした生地となっています。

N18-7809 グレンチェック:パープル調ネイビー×ブラウン

N18-7809 グレンチェック:パープル調ネイビー×ブラウン

ダークトーンなネイビーがベースになった、複雑な色合わせが特徴的なグレンチェック。
他ではなかなか見ない色合わせが、異彩を放っている、実にオロビアンコらしい柄出しの生地です。
コーディネートが難しそうに感じますが、ダークトーンで意外と落ち着きのある色柄ですので、シャツやネクタイの色味を抑えてやれば頼りになる相棒となってくれるでしょう。

N18-7813 バーズアイ:ダークネイビー×ブラウン

N18-7813 バーズアイ:ダークネイビー×ブラウン

クラシックの定番の柄である、バーズアイをなんとも複雑な色使いで表現している遊び心に溢れた生地。
ネイビー&ブラウンの相性の良い色を混ぜ合わせて柄出しをしているので、派手に見える柄も落ち着きがあり使い勝手も良いです。
柄が非常に小さくまばらなので、無地ライクとしてお使いいただき、コーディネートの幅が広いのも魅力ですね。

N18-7814 バーズアイ:チャコール×レッド

N18-7814 バーズアイ:チャコール×レッド

オロビアンコらしい大胆な色使いと遊び心が実に面白い、バーズアイの生地。
この生地も他のブランドではなかなか見られない色柄ですので、オロビアンコを楽しむにはオススメです。
レッドの主張が強く派手目な印象ですが、ベースはチャコールグレーですので落ち着き感もあり、シックにまとまってくれます。
クラシックとアバンギャルドのMIXがドキドキさせる魅力的な色柄をお楽しみください。

N18-7815 ハウンドトゥース:グレー ミルド

N18-7815 ハウンドトゥース:グレー ミルド

クラシックの定番柄であるハウンドトゥース(千鳥格子)を雰囲気のあるミルド調に仕上げています。
柄が非常に細かく、一見グレーの無地に見えてしまうのですが、そこがこの生地の良いところ。
どうしてもハウンドトゥースは、白黒のコントラストが強く、しばしばエッジが効いてしまいセットアップではなかなかお召しになる方も少ないかと思います。ですが、ミルド調というのも相まって非常に優しい雰囲気に仕上がり、柄目も目立ちませんからスーツのセットアップとしても合わせやすいですし、単品でも使えるユーティリティーな生地となっています。
インナーをニットにするなど、あなた好みでコーディネートを楽しめます。

N18-7816 グレンチェック:グレイッシュグリーン

N18-7816 グレンチェック:グレイッシュグリーン

ウォーム感があり優しい雰囲気のあるグレンチェックが特徴的。
色柄が通常のグレンチェックとは違い、何色もの色を使い複雑に生地を織り上げていますので、何とも言えない深い色見となっています。
グレイッシュグリーンというのが一番適している雰囲気のあるお色柄で、ヴィンテージ感もあり、トレンドでもあるクラシックが一番ハマりそうな生地です。
一味違うグレンチェックをお探しでしたらこちらで決まりですね。

N18-7817 グレンチェック:ブルーミルド

N18-7817 グレンチェック:ブルーミルド

深みのあるブルーが印象的なミルド調グレンチェックの生地です。
チェックの柄も同系の色味で構成されているので、落ち着きがあり、扱いやすい色柄となっています。
チェック柄は挑戦したいけど少し抵抗があるなという方や、派手な色や柄は苦手な方にはお勧めです。
ミルドの持つ柔らかく、温かい雰囲気もダークトーンのブルーがベースですので、シックにまとまってくれるでしょう。
ベーシックだけど少し味が欲しいなという方は是非お選びください。

N18-7819 ウインドーペン:コン×水色

N18-7819 ウインドーペン:コン×水色

紺色ベースに爽やかな水色のウインドーペンが特徴的な生地。
一見ベーシックなこの生地ですが、よく見ると、カスリのオーバーペーン柄がオロビアンコらしい遊び心を表現しています。
ウインドーペンの大柄が苦手な方には同系色で柄が構成されているので、落ち着いた雰囲気になるのと、カスリで表現しているのでハッキリし過ぎないのもこの生地の良いところです。

N18-7820 ウインドーペン:ブラック×ホワイト

N18-7820 ウインドーペン:ブラック×ホワイト

ハッキリとしたコントラストが特徴的な、シックなウインドーペン柄。
ベースのブラックのお色がクールな印象を与えるのと同時に、このウインドーペンの特徴であるカスリのオーバーペーン柄が、日本の奥ゆかしさを表現している生地です。
クラシックなイメージのあるウインドーペンをブランドイメージである、スタイリッシュに昇華させたオロビアンコのスタイルを是非お楽しみください。

期間終了させていただきました。
たくさんのご応募誠にありがとうござました。


当選者発表は、品切れ品薄情報にて

今回は『もの作り』を大切にしている両社だからこその、こだわりのディテールに、遊び心溢れる他のブランドにはない色柄の生地が魅力的な『オロビアンコ』をご案内差し上げました。

『ファッションの秋』を存分に楽しんでいただける自信たっぷりのブランドですので、皆さんのご応募を心からお待ちしております。