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こんな方は補正しましょう！ |
「私は既製服体型で特に太っても痩せてもいないから既製服でＯＫ･･･」 世間ではほとんどの方がこう思っていると思います。 でも例えば左右の腕の長さ･･･手を身体の正面に出して手を合わせてみて下さい。 スポーツをやっていた人（特に球技の人）は必ずといっていいほど利き腕が長いです。 胸の大きさ･･･心臓がある分普通の人は左胸が大きいです。 このように皆さんの身体はそれこそ親からオーダーメイドで作ってもらった身体ですので人それぞれ一品物です。 程度にもよりますが、オーダーメイドの服では極力その人のスタイルが一番良く見えるように基本デザインに補正を加えてお仕立てします。 今回はその中でも「PLATINUM WOLF」さまにご協力いただきました。 このお客さまは日頃から重量物を持つということもあってか写真Ａからも解るとおり右の肩が落ちていて指の先を見ると５cmぐらい長さに差異があるのが解ります。 よくスーツは肩で着るといいますが、この方の場合既製服ですと右腕に合わせると左腕が長くなり、逆の場合は左腕が短くなってしまいます。（写真A） そこでこのように片方の肩がなで肩で左右の手の長さが違う方には左右の肩パッドの厚さで調整します。 写真B がお仕立て上がりの写真ですが、どうですか？目立たなくなりましたよね。 特に肩のラインがすっきりとして水平に近づきました。 また腕の部分も左右の長さの違いが気にならなくなりましたよね。 こういうことができるのがオーダーメイドなのです。 |
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でも、女性の場合はもっと深刻なんですよ。 先日婦人物のお仕立てで採寸した時のことです。 バストをやはり測りますが、お客さまが不快感を持たれないように少しゆるめにメジャーをまわし少し締めたところ、アレアレ？これぐらいのはずなのに！といったサイズの所からスルッとメジャーがずれました。何回やってもズレる。 「？？？」と思ったときやっと解りました。そうです。乳ガンか何かで胸が片方無かったのです。お客さまも気にされるだろうと思い黙っていましたが、女性は大変だと痛感しました。こんな方も是非オーダーメイドスーツをお勧めします。 （スミマセン！こちらはモデルなしです。） そう考えると読者の方も該当する人は多いんじゃないですか？ 例えば･･･ 鳩胸の人･･･「スーツは肩で着る」鉄則のために胸のＶゾーンがＵゾーンになっていませんか？たまにラグビー選手でこういう方がいます。 猫背の人･･･背中にシワが寄っていませんか？ 肩胛骨（けんこう骨）って自分では見えませんが結構左右の張り方が違う人が多いです。 スポーツをしていて痩せている人･･･ズボンを足の太さに合わせていてベルトで締めるときウエストが余分に余りませんか？ こんな方は商売ぬきに、やっぱりオーダーメイドのスーツをお勧めします。 |