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オーダースーツのヨシムラ
新着レポート

 フォーマル&セレモニーフェア
本日より8月がスタートしましたが、猛暑日続きで身体もだるさがでてきてしまいますね。

8月は夏休みなど外出される方も多いと思いますが、水分補給等気を付けて熱中症には気を付けましょう。

さて、8月は特にアパレル業界では端境期ということもあり閑散月です。
そこで恒例になりつつあるフォーマルフェアを行いたいと思います。

さらに...今回はパーティーシーンにおける装いということでセレモニーという項目を加えて企画させていただきましたので、是非この機会に年間通してご着用頂けるアイテム、そして長くご愛用頂ける商品をお試し下さい。

フォーマルウェアでは、略礼服やタキシード、ディレクターズスーツ、モーニング等々、沢山種類がありますが当社でもオーダーで取り扱っております。

そもそも礼服は基本的に季節を問わず、その必要性にかられることが多く、暑い、寒いに関係なく紳士のマナーとして必要になります。

もちろん着用頻度が低いため、何着も必要というわけではありませんが、せっかくなら既製品ではなく自分の身体にあった、そしてご自身で決めたデザインのスーツで挑みましょう。

そこでフォーマルについては、装いのマナー(TPO)に基づかないと恥をかいてしまう場合もあります。

そこで、フォーマルについて下記一覧を紹介しておりますので、必要なときにご確認下さい。

上記のように、TPOによって、着用して良い装いと良くない装いがお分かりになるのではないでしょうか。

それでは、各アイテム毎にご案内させて頂きます。


■MornigCoat(モーニングコート:午後6時までの正礼装)
・主に格式の高い、主催者側が着る朝から昼の礼服。
上着のフロントボタンより大きくラウンドしたコートに、下はコールパンツ、ベストはシルバーやグレーのベスト。
■Director'sSuit(ディレクターズスーツ:午後6時までの準礼装)
・格式に問わず、主催者側、列席者共に着られる朝から昼の礼服。
上着はブラックスーツに、ベストはシルバーやグレーを合わせ、下はコールパンツを合わせる。
■BlackSuit
(ブラックスーツ・略礼服:時間帯問わず)

・格式を問わず、また時間帯も問わず、冠婚葬祭全てに着られる礼服。
上下共に黒のスーツ。
ベストは慶事にはグレーのベストを、上下と同じ素材のベストの場合は、白衿という付け外し可能な付属を付け、弔事には上下と同じ黒のベスト。
■Tuxedo
(タキシード:午後5時からの正礼装)

・夜に着られるやや格式の高い式などに着られる礼服。
拝絹という黒のシルクを上着の襟に使用し、スラックスの脇縫い目に同じく絹の側章を付けた上下黒のスーツ。
■TailCoat(燕尾服:午後5時からの正礼装)
・格式の高い主に主催者側が着る夜の礼服。
ウエスト周りに鋭角にカットされたコート。
上下共に黒の生地を使用。
(こちらのご注文はフルオーダーのみ対応出来ます)

その中でも、注目すべきは表の真ん中・縦一列の「BlackSuit」です。
一般的に「略礼服」と呼ばれており、現代の礼服の中でも、1着あればどのような時にでも着られるということから、ほとんどの礼服の注文はこの「略礼服・ブラックスーツ」です。 この略礼服が一般的になっており、礼服と呼ぶとこの「略礼服」を連想される場合が多いため、以下では「礼服」をこの略礼服(準礼装・ブラックスーツ)としてご紹介します。
では、この礼服、何が普通のスーツと違うの?ということですが、基本的には通常のスーツと変わりありませんが、数点生地やデザインで違うところがありますので、ご紹介させて頂きます。

■ フェアの内容 ■
期間:8月1日(金)〜 8月30日(土)
なお8月は、13(水)〜15(金)に夏期休暇を頂き、毎週日曜日は定休日を頂いております。
大阪店は、第一、第三火曜日が定休日です。
休みが通常の月と異なりますので、ご注意下さい。

■ 対象商品 ■
<BFシリーズ※>
当社で礼服サンプルとしてご用意している商品が対象になります。
サンプル帳につきましては、無料で2週間お貸し出ししておりますので、是非この機会にご検討下さい。
※注 紳士礼服サンプル帳のみの発送の場合、メール便での発送となるため、お届けまで数日お時間を頂いております。
また、返却につきましては返送用の着払い伝票を同封しておりません。
ご返却の際には、店舗までお持ちいただくか、返送用の送料をご負担して頂くようお願いしております。

<セレモニー素材>
オリジナルジャカード

G1000
(新作:オリジナルジャカード:紺)
シングル上下:57,000円(税抜き)
G1001
(新作:オリジナルジャカード:黒)
シングル上下:57,000円(税抜き)
いかがですか?
もともとイタリア向けに生地を織っていた尾州の生地でウール80%、シルク20%という独特なツヤ感と織り柄が絶妙な仕上がりになっています。
タキシードでも良いですし、ジャケット、パンツと単品でもお召し頂けるような素材ですから、是非一度手にとってご確認下さい。
ちなみに...私と、MD玉岡氏は仕立てる予定で、スタッフにも大人気です。

18000-1.4 (伊ロロピアーナ社:fourseasons)
シングル上下:66,000円(税抜き)

こちらは、当社でも定番として取り扱っているロロピアーナ社のフォーシーズンシリーズ(年間通してご着用頂ける厚さ)です。
この生地の特徴は何といっても高級感有る艶感で、通常のビジネススーツとしてもお召し頂けますので大人気です。

■ 対象割引 ■
礼服地シングル上下価格下記より... 5,000円引き!!

<通常シングル上下価格>
・春夏物礼服地(BF700-BF702):45,000円〜50,000円(税抜)
・3シーズン物礼服地(BF703-BF705):40,000円〜50,000円(税抜)
・秋冬物礼服地(BF706-BF707):45,000円〜50,000円(税抜)
タキシードオプション 半額(通常+10,000円→+5,000円!
シルバーベスト 5,000円引き(通常+15,000円→+10,000円!


コールパンツ 5,000円引き(通常25,000円→20,000円!

例)
礼服スーツ上下48,000円の商品にタキシードオプションをプラスした場合...
上下48,000円+タキシードオプション10,500円の58,500円が...
-10,000円引きの48,500円!!! (税抜)
なんと5万円以内でタキシードがお仕立てできます!

礼服スーツ上下45,000円の商品の場合シルバーベストとコールパンツをスペアでお仕立てすると...
シングル上下45,000円+シルバーベスト15,000円+コールパンツ24,000円の84,000円のセットが...
-15,000円引きの69,000円(税抜)に!!!

■ 生地 ■
 <色> 

冠婚葬祭を思い描いてみてください。
周りの人達は、皆さん黒色のスーツをお召しですよね?
でも、あれ?あの人黒いスーツだけど緑っぽいなぁ、ですとかあの人はなんか赤っぽいなぁグレーっぽいなぁなど感じたことありませんか?
実は、黒と黒が並ぶと光が吸収し合ってしまい、黒では無い色が目立ち始めるのです。

もちろん、元々の黒は黒なのですが、本当の黒というのは、染色上とても難しいのです。
上記のことから、所謂礼服とされるものは黒に近い程高級とされているのです。
当社では、礼服の中でも非常に漆黒の生地をご用意しておりますので、ご期待下さい。

 <生地の厚さ> 

春夏秋冬、この礼服は着用の季節を選びません。
そのため、当社では基本的に年中着られる素材(スリーシーズン)を始め、春夏用生地、秋冬用生地と3種類に分けて計8種類の礼服用素材をご用意しております。
一般的には年中着られるスリーシーズン物の素材が一番人気なのですが、「春夏物」の礼服を持っていると粋とされるようです。
私も諸先輩方に「スリーシーズンの略礼服も良いけど、春夏物も服を売る人間なら持ってなさい」とよく言われていました。
年中着られる礼服を持っている方には、この春夏物をオススメします。

■ 付属アイテム ■
<チーフ>
フォーマルに限らず、日々のスーツ・ジャケット着用において必要なのがこのチーフです。
男性の場合女性と比べると装いに限りがあるため、このようなアイテムでポイントを出すことがとても重要です。
これまで当社では店頭販売を行っておりませんでしたが、積極的に販売していこうと思いご紹介させていただきます。

今回ご紹介するのは、数ある内の一つではございますが、6色のチーフ
ネクタイの色やシャツの色によって一つのチーフで様々な雰囲気のコーディネート楽しめますから、是非お試し下さい。
価格:2,300円(税抜)
その他、無地のチーフ、ドットのチーフ、アイリッシュリネンのチーフなど種類がありますが、1,000円(税抜)〜販売を行っております。

<蝶ネクタイ&カマーバンド>
ドレスコードにブラックタイと表記されていたら、必要になるのがタキシード
そのタキシードに必要なのがこの蝶ネクタイとカマーバンドです。
映画などでも出てきますが、タキシードをお仕立てされる方にはこちらをセットで購入することをお勧めします。
(シルバーベストをお仕立てされている方は、カマーバンド無しの蝶ネクタイでOKです。)

蝶ネクタイ価格 :5,000円〜(税抜)
カマーバンド価格:10,000円〜(税抜)

店頭には、現物、そして見本サンプル帳がございますので、是非ご覧下さい。

■ デザイン ■
基本的には、通常のスーツと同じような形をしており、その流行もスーツとほとんど同じです。
ダブルが流行っていた時代はダブルが多く、今はシングルのご注文が多いため、礼服でもシングル2つボタンが中心です。

しかし、礼服にはあまりオシャレ感や、色気、遊びなどは不要とされ、そのようなデザインはなるべく省くのが主になっているのです。

上着は本格仕立ての代名詞でもあるフロントのステッチを入れず、ノーステッチへ。
後ろの開きは通常であればセンターベント、サイドベンツなどを入れるのですが、礼服ではノーベント
そしてズボンの裾口はシングルのみ
ここが通常のスーツとのデザインの違いです。

これらは、必ずというよりも、本来と言った方が正しく、中には好みによって選ばれる方もいらっしゃいますので、ご参考までにご検討下さい。
...以上ご案内させていただきました。

礼服は、10年ご着用いただいてもまだまだ現役!!という方も多いのではないでしょうか。

礼服は、既製品でもありますし、着る頻度もそう高くはありません。
しかしその分自分に合った着用感と、自分で選んだデザインをご着用いただくと愛着もわいてまいります。
スーツは自分でも楽しむということと、人に会うときにそれ相応の装いをすることを目的としています。
このような冠婚葬祭には、人の目も触れることが多いですから、是非ご検討下さい。