新着情報: 新作秋冬物注目商品のご紹介です!

日本毛織


 梅雨も明け、35℃を越えるムッとした暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この時期は、内蔵も弱る時期、そして食中毒等も増えることから、体調管理にこれまで以上に気を付けていきたいですね。

さて、スーツを着用するのも憚れる(売っている人間がそんなこと言うな?)日が続いておりますが、昨年度の月平均気温は東京で8月は30.8℃(最高気温平均)!
そりゃ「暑い」という言葉も聞き飽きるくらい言ってしまう暑さですよね。
ただ季節は変わり行くモノ... 9月になれば昨年は何と26.9℃(最高平均気温)!
最低気温平均も9月になると20℃を下回る気温になります。

そして春夏物商戦も一服、まだまだ暑い日が続いておりますが、夏物はもうすっかり見飽きた!という方も多いようで新たな秋冬物がこれから本格的に動く前に今回 NEWFACE(ニューフェイス)商品をご紹介させていただきます!

紡績・加工・企画と一貫生産によるメーカーの強みを生かし、日本をはじめ、「世界へ」向けて発信する最高級のモノ作りをモットーにしている国内メーカー最大手の「日本毛織」社
当社では、長年「トラベルックシリーズ」という皺になりづらくも、タテ・ヨコ糸共にしっかりと成型された生地をメインに取り扱っておりましたが、実のところのこの日本毛織社は、“テーラー向け生地のカット販売”を辞め、テーラーでの取り扱いも非常に限られたものになりオーダーではなかなか手に入らなくなって参りました。
そんな折り、今回日本毛織社(NIKKE)の最高品質・最高級素材である商品を今期取り扱うことに致しました!
是非一度手にとってご覧頂ければ、世界に誇るMADE IN JAPAN クオリティーを体感すること間違い無し。
繊維の宝石と呼ばれる至極のウールと揶揄される「MAF®(マフ)」。
〜 MAF®(マフ)とは 〜

1988年から始まったニュージーランド政府と日本毛織の国際プロジェクトにより、当時大半がカーペット向けの雑種羊毛であったニュージーランドにおいて、独自の生産体制、地道な品種改良を積み重ねた結果、 日本はもとより、世界に先駆けて完成させたのが、現在の最高品質エクストラスーパーファイン・ニュージーランドメリノウール=「MAF®」。
13~18ミクロンの繊度を誇り、ニュージーランドならではの厳しい自然と おおらかな風土が育てたスーパーファインメリノは着心地を左右する滑らかさと弾力性に冨み、白度に優れて美しい発色をもたらす、まさに「繊維の宝石」と呼ぶにふさわしい、至極のウールです。
ニュージーランド農水産省技術局(MAF tech)は その後民営化され、それに伴い、「MAF®」=Merino Authentic Fine と改称し、現在に至っています。

以上、ニッケグループサイトより引用

今回は、その「MAF®(マフ)」の中でも最高ランクである「GOLDENMAF/ゴールデンマフ」を仕入れさせていただきました。


はい、恐らく国内・海外流通「原毛」のなかでも最上級品クラスです。


「GOLDENMAF/ゴールデンマフ」は、MAF®のなかでも更に厳しい原料品質基準を満たした特別なウールは、白度・繊度・しなやかさ・ぬめり・ツヤ感など、すばらしいキャラクターをもった極めて希少な原料です。

散々ウンチクを述べましたが実際に、何が違うの?と思う方も多いと思いますので、実際に他のウールと異なる部分を抽出してご紹介させていただきます。

■ 細い原毛 ■

13ミクロン→「Super210's」〜18ミクロン「Super110's」クラスの原毛を産出しており、今回仕入れた生地は「SUPER160'S」
独特のぬめり感、しなやかさ、光沢感がインポートブランドも圧倒する肌触り・見栄えを実現出来ています。


■ 白度 ■
実際ウールというと、羊の毛を刈り取った毛を原料にしていますが、皆さん羊を思い浮かべて見てください。
薄い茶色〜ベージュ色のモフモフした動物ですよね?
徹底した飼育環境管理により、その白度を強くすることにより、染色に優れる為「とても綺麗な発色」、「生地に深みのある色味」や、「透明感のある色合い」を実現できるのです。

それでは、実際にどのような生地か、画像をご紹介させていただきます。


G4000 ネイビー無地

G4001 グレー無地

G4002 ダークネイビー無地
(黒に非常に近いネイビー)

スーツシングル上下:80,000円(+税)


 とろとろとした質感、ぬめり感、そして画像からも伝わってくるようなしなやかな素材感 ...
今回は、無地3色をご紹介させていただきましたのでこの機会に、手にとってご覧頂ければ嬉しいです。

先日、私自身のブログでもご紹介させていただいたのですが、「どんな感じなの?」と興味を持っていただいた方も何人かいらっしゃったようで、7月28日に生地が納品されましたので、東京・大阪共に店頭にご紹介しております。
インポートの高級ラインであるゼニア・ダンヒル・ドーメルアマデウスの価格帯ですが、ある種の「維新」になり得るクオリティーを是非お試しください。

当生地G4000〜G4002は、当社2015年秋冬物サンプル帳トップページを飾る予定で進めております。
完成は8月末を予定しておりますが、ご遠方の方、ご多忙の方、新作を早くご覧になられたい方は、ただいま秋冬物サンプル帳の予約を行っておりますので下記よりご予約ください。
>>http://www.vightex.com/order/index.html

ご予約いただいた方は、出来上がり次第すぐにお届けさせていただきます。