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オーダースーツのヨシムラ
お客様!ありがとう!
 仕上がりは...@セールのまっただ中 
季節はあっという間に移り変わり、1月末で街には受験生が目立つ時期になりました。
思い起こせば10ン年前、、、思わず当時を懐かしむ方も多いのではないでしょうか?

さて
1月も終わりに近づきますとファッションの世界ではセールを境に秋冬物から春夏物へ切り替わっていく時期になりましたが、皆さんは今年のセールではどんな物をお求めになりましたか?
銀座・新宿・渋谷など繁華街はセール期間中と言うこともありお正月から凄い混雑ですね。

当店でも、ご存じの通り先週(1/22)から恒例の@セールを実施しています。
連日のように品切れ商品が続出し、各スタッフもそれぞれのお客様のオーダーに追われ、社内でも生地の取り合いを巡って仁義なき戦いを行っています。
当店にとっては冬の終わりを告げる風物詩のような@セールですが、そんな慌ただしいタイミングに合わせてか? お年玉(サービス)企画でご注文頂いた皆さんのスーツが仕上がって参りましたので今回はこちらをご紹介したいと思います。
お年玉企画はどんな企画?
仕上がりのご紹介の前に簡単に新春お年玉企画がどんな物だったかご紹介しますとこんな企画でした。

対象商品
日本毛織製トラベルック G4052〜4054
>>> サービス企画ではその都度 を絞り、個性的な商品をご紹介していますがこの冬は高級素材が多かったため、今回のお年玉企画ではお手軽な物をもっとサービスして!ということで企画しました。

お値段何と!通常48,000円のスーツをお年玉特別価格 35,000円(税込)

昨今、オーダースーツでもMade in Chinaで29,800円などもありますから、一概に安いとは言えないかも知れませんが、一流メーカーの生地を使い、国内縫製ですからこれが限界です。
もちろん、いつものヨシムラ品質ですから。

期 間
お正月休みの時期に入札を募り、1/4に当選者発表、そしてご当選者は松の内が明ける/15日までにご注文と言うことで企画しました。
・・・ということは、
そうです! 1/10位までにお受けしたご注文の仕上がりは
    >>> 3週間後の1月末
@セールど真ん中の日程で仕上がりです!

仕上がりは・・・
今回はご当選者が40名、うち30名前後のお客様が東京店管轄でしたから、単純に考えて30着の同じスーツが一同に揃います。
実際にはお客様のご来店のタイミングもあり2週間位の間に順次工場より仕上がりますが、それでも多い日には10着近くの同じスーツが仕上がるのは一種不気味な感じもします。
(制服屋さんだったら当たり前なのかも知れませんが...)

それではで、どんなスーツになったか?
1月某日仕上がりのスーツをご紹介しましょう。

1月某日の仕上がりは?
この日は6着のスーツが仕上がりました。
左から順に黒・グレイ・グレイ・紺・黒・紺といった配色で、それぞれバランス良い配色で上がりました。(なんのこっちゃ!)

色目は若干違うものの、生地の組織は全く同じですから仕上がりはやっぱり同じような雰囲気ですね。

でも、よくよく見てみると色んな違いがありました。
同じ生地でもお客様の体型や求める物の違いで、パッと見が同じでも中身は違って仕上がる良い手本ではないでしょうか?
幾つかご紹介しましょう。

ゴージラインの違い
上で掲載した画像を少し加筆してみました。

ゴージライン(上襟と下衿の境目)を分かりやすくピンクで色づけしたのですが、同じスーツでも随分違いますね。
画像Bは明らかにゴージが低いですし、画像Dはかなり高いのゴージラインです。
トレンドとしては相変わらず高めのゴージに人気がありますが、ベーシックな色目だからこそオーソドックスに仕上げたいと言われる方も多いですので、この辺が色んな仕上がりの元なのでしょう。

ところで、仕上がりを見て、ご注文者の考えを推察するのも意外と面白いものです。
もう少し、プロファイリングしてみましょうか?
こんな方もいらしゃいました。

フラワーホールの糸色変更
よく見ると画像Dのお客様はフラワーホールの色が一寸違います。
ワイン色のフラワーホールで、裏地もワインカラーです。
よくよく見ると衿周りのステッチもワインカラーです。

この方は私が直接接客した方ではないのでお顔やご年齢などは分かりませんが、こんな風に考えてご注文されたのではないでしょうか?

素材がプレーンだからリクルートスーツっぽくならないように。
そしてオーダーなんだから高級感を出したい
>>> と言ったところから裏地は重厚さ高級感の出るキュプラ裏地のワインカラーに
でも、裏地だけではスーツの内側なので分からないから見える部分のアクセントとして
>>> フラワーホールの糸色変更+衿周りAMFステッチの糸色変更

このことから推察されるこのお客様の人物像
・ご年齢は20代〜30代前半(ステッチの色から30代?
・お仕事は普通のビジネスマン(お堅すぎず、砕けすぎず
・スーツはどちらかというとカチッ目が好み。

...などなど、こんな所でしょうか?
(勝手なことを申していますのでご本人から見ると怒られるかも知れません。御容赦を。)

でも、こんな風にそれぞれのスーツがどんな方に嫁いでいくか想像することはとても楽しいことです。
またこういった感覚が、推察力・洞察力を生み、将来的なお客様への提案力へもつながると思います。

さて
こんな今回のサービス企画の仕上がりですが、今回は大きな無理?失敗?がありました。
それは冒頭にも書きましたが仕上がりのタイミング
・・・@セールのピーク中に続々と仕上がってきたことです!
そこで仕上がり時の裏方の状況をご紹介しましょう。


検品の状況
これは1月28日朝9時過ぎの状況。
当日は@セール開始後初めて迎える週末日曜日でご来店のお客様がバンバンお越しになる日で、朝9時過ぎというのに既に3組のお客様興しになられていました。
そして私は...というと、実は私は当日はお休みだったのですが、本稿を書き上げるため?or 本稿掲載商品の検品のため、泣く泣くの休日出勤。

この日だけでこんなに検品町の仕上がりが山積みになっています×××

こういった仕事はもちろん奧でスタッフ一同で作業するのが常ですが、画像をご覧いただいての通り、@セール中ですのでお店にはお客様がどんどん来られますから、検品を十分行う余裕がありません。
う〜ん、う〜ん、
今お越しのお客様のご対応を優先すべきか?
出来上がったお客様にもキチンと検品し、お納めしなくてはいけないし...
...ということで、私が休日出勤です。
(それ故私の首元はノータイなのです!! せめてものお休みのアピール!です。)

は〜っ
今回は結果発表の時(1/4)も休日出勤だったし、仕上がりの時も休出か...
私はこれでも経営者だから残業は付かないし、過労死しても労災も下りないんだよな...

まっ、でもこれを楽しみにしている人がいる以上は頑張らなくてはいけませんね。
それがサービスという物であり、私にとっては使命でもある訳ですから。

高いスーツもお手頃価格のスーツも、サービス商品もセール品も、お客様にとってはどれをとってもそれぞれ思い入れのあるスーツです。
これは私達にとっても同じことで、どれも大切な1着。

時々ミスやクレームもありますが、真面目に一所懸命 今年も仕事をしていきたいと思います。