服地の本場大阪谷町で生まれ、東京神田の生地屋街で育ち...はや

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お客様ありがとう

2017年5月2日更新

拘りのダブルスーツ

すっかり温かくなってきて、そろそろ衣替えも始まり、
「新しいスーツは何にしようかなぁ~~……..今年はブルーが流行りみたいだし、でもアースカラーもいいしなー、
ベストはどうしよう、スラックスにタック入れてみるか……でもな~、う~~~ん。」などと一人で悶々と考えていると、

(仕事のことももちろん考えていますよ!!!)

カッカッカッ、……

と軽快な足音が聞こえてくるではありませんか!

安藤「おはようございまーす!」ニカッと爽やかな笑顔で挨拶をかわすと、
んっ?!なんかいつもよりテンション高いぞ….何かいい事あったな~いつもより2倍くらいの爽やかさだ….

なんとそこにはピッカピカ出来立てホヤホヤのスーツを着た

安藤氏がいるではないですか!

眩しい!!!

そして、流石テーラーで働く男!たくさんの拘りが。
これは皆さんに早速ご紹介せねば!と安藤氏に突撃インタビューしてきました!

「めちゃくちゃカッコイイスーツ着てるじゃないですか!今回のテーマは?」
安藤 「今回のテーマはブリティッシュですね。クラシックな感じで。」
確かに!今回はダブルでっていうのもポイントですね。」
んっ?!衿型がピークじゃない?!」
安藤 「そうなんです!今回はセミピークで少し遊び心を入れてみたんです。
ピークだと、迫力があり過ぎるんですよね~」
「なるほどー、小さなポイントだけど、オーダーらしくていいですねぇ~。
   他にポイントは?いっぱいありそうですね。」
安藤 「ありますよ~…..ここがですね…..そしてこっちも……etc.etc…」

まだまだたくさんあり過ぎて、会話形式だとかなり長文になりそうなので(笑)、

今回の仕様、拘りポイントをまとめてみましたので是非ご覧ください。

ジャケットデザイン
衿型 セミピーク ・基本デザイン ダブル6×4ボタン

・衿型 セミピーク(衿巾8cm)
★ポイント
ピークドラペルでは衿先が上がりすぎて肩先から出てしまいますし、
衿巾を少し細目に設定して威厳の出過ぎを抑えてやるのもポイントです!
袖 ・腰ポケット ストレート、チェンジポケット付き
★ポイント
ブリティッシュといえば、チェンジポケットですよね!
今回のテーマにピッタリです。
袖口 ・袖口 4釦キッシング本切羽仕様
★ポイント
実は、袖口の穴かがりは安藤氏自ら仕上げたんです!!!!
綺麗ですよね~、手仕事の良さがでてますね!とても私には真似できません。
ここで裏話ですが、当初ボタンホール全てを自ら仕上げる予定だったのですが、
しかし、工場の親切で?!
袖口以外のボタンホールは綺麗に仕上がってきたみたいです(笑)
今度僕も安藤氏にお願いしちゃおうかな?!
・裏仕立て 丸台場仕立てパイピング仕様
★ポイント
エンジの渋い裏地に、ストライプのパイピングが映えます!!!
オーダーならではの丸台場も際立ちますね!
スラックス
スラックス ・前タック 1タック(インタック)
・ウェスマン 5cm巾
・持ち出し ボタン2個

★ポイント
まず見ていただきたいのは、ベルトレス仕様のインタック。
最近1タックのスラックスはよく見かけるようになってきましたが、
インタックはなかなか見かけませんよね?!
そして何よりインタックは、「ブリティッシュ」。
今回のテーマにピッタリ!
そして、ベルトレス仕様も大注目です!
ぴったりとウエストを合わせるオーダーだからこそ出来るんですね~
上着を脱いで行動するクールビズスタイルにもワンポイントになりますし、
断然オススメです!
サイジング
今回のスーツは流行りのタイトなサイジングではなく、程よいゆとりを入れてあります。
ただ、昔のダブルのイメージにあるような、ダバっとしている感は全くありません。
あと、ダブルはどうしても割腹良く見え威厳のあるイメージになりそうですが、ラペルをやや細くしたり、着丈を少し短めに設定して軽やかさを演出しているのもいい感じですね!
着丈を短くすることで、セットアップだけではなく、ジャケット単品でも着れるよう1粒で2度美味しい的なサイジングも魅力です!
スラックスのご紹介でも触れましたがクールビズスタイルでも使えるようにサイズを決めるなんてなかなかニクイですね~

さて、いかがでしたでしょうか?
まるで自分のスーツのように語ってしまいましたが(笑)
店頭で安藤氏を見かけたらあっ!あのスーツだねってお声かけしてくださいね!

あっ!結局自分のは何にしようか……(笑)乞うご期待です!

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