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 第2回 葛利毛織フェア開催!
皆さん、こんにちは、大阪店オーダー担当の南浦です。
時の経つのは早いもので、今年も残すところあと3ヶ月となりましたね。
今年は昨年と比べると、順調に?気温が下がり、もう秋冬物へ衣替えを済まされた方も多いのではないでしょうか?

世間ではリーマンブラザーズ(←日本で知られるようになったのはライブドアがきっかけでしたね)の破綻によるアメリカ経済の混乱事故米の食用転売問題、はたまた台風の接近等々、何かとネガティブな話題がメディアを賑わせておりますが、オーダースーツのヨシムラではそんな世間の荒波に抗うべく、常に皆さまに楽しい話題をご提供させて頂くことをモットーとしております。

今シーズンはその第1弾としてサービス企画 By CERRUTIを現在開催しておりますが(←まだ間に合いますヨ!)、第2弾としまして、春夏で大好評頂きました“葛利毛織フェア”を懲りずに?開催することとなりました!

この葛利毛織、当社でご注文頂いたことのあるお客さまはその存在は既にご存じ頂いていることかと思いますが、まだご存じでない方の為に簡単に同社についてご紹介いたしますと...
〜 葛利毛織とは・・・ 〜
毛織物の生産地、尾州は愛知県一宮に本拠を構える葛利毛織。
同社は、ウール本来の風合い・持ち味を最大限引き出すために、現在では生産効率が悪いという理由で使われなくなった低速織機ションヘル織機を頑なに守り通しているメーカーとして有名です。
最近ではMen's EXを初め、数多くの雑誌に取り上げられておりますので、その存在、特にションヘル織機というキーワードを耳にされたことのある方も多いと思いますが、そのいにしえの名機が織りなす生地は他の国産メーカーのそれとは一線を画します。

他の国産ブランドの生地を工業品とするならば、葛利毛織の生地は工芸品という表現で表されると言っても過言ではありません。

また、特筆すべきは生地の持つ深み、文章で表現するのは非常に難しいのですが、これは独特の色使いや光沢感と手間を惜しまずに織り込まれた生地の組織が融合し、非常に立体的な雰囲気を醸し出しております。

そのように生地の段階で深み、つまり立体感を見て感じ取れるものを使用してスーツをお仕立てすれば...もうお分かり頂けますよね?。
非常に構築的なスーツになること間違いありません!
これはお召しになられなくとも、ハンギングの状態でも他の国産ブランドの生地を使用したものとでは一目瞭然です!

他のテーラーショップや百貨店では同社の生地を使用してのプライスは7万円台から10万円台後半で販売されておりますが、当社では卸部門を併設している強みを生かし、59,800円の非常にお求め易いプライスでご提供しております。
前回の春夏物では初の取り扱いであった為、5品番と控えめな?ラインナップでしたが、メディアでの露出度が増すにつれ、当社でも徐々にファンが増えてきましたので、今シーズンは倍増の10品番をご用意しております。
が!、これだけではフェアを開催するメリットがありませんので、今回も前回同様、葛利毛織さんにご協力頂き、更に!画像のような20品番を新たに取り揃え、見応えのあるラインアップで開催致します!
その内容はあまり詳しくこの場でご紹介すれば、楽しみが半減しますので控えますが、某Pスミスで使用した生地など東京SHOPMATERの日記帳の中で軽くさわりだけご紹介しております。
前回の春夏とは一味違った趣の生地をご用意しておりますので、皆さん是非ご来店頂き、直接手にとって生地の風合いや色柄をお楽しみください。

それではここでフェアの内容についてご案内いたします。

■□■ 葛利毛織フェアーのご案内 ■□■
期間
10月10日(金)〜 10月26日(日)の約2週間
(東京店は26日(日)まで、大阪店は25日(土)まで)
価格
シングルスーツ上下= 59,800円(税込)※1,※2
※1ダブルブレステッドをご希望の方は64,000円となります。
※2フルオーダー希望の方は+55,000円です。(型紙作成、仮縫い込み)

■ 葛利毛織にピッタリなおすすめ仕立て ■

それではせっかくですので、この葛利毛織の生地にピッタリなオススメのお仕立てをご紹介したいと思います。

● ダブルブレステッド仕様 ●
>>>葛利毛織の生地は色使いや柄いきはクラシックな渋い雰囲気のものが多く、20代や30代の方にはいささか手強い感がおありかと思いますが、逆に40代、50代の方には生地の持つ雰囲気を生かした貫禄あるダブルブレステッドがオススメです。
クラシック感のある6B×2つ掛けスタイルにビルドアップショルダーを組み合わせると英国テイスト溢れる一着となります。

● シングル仕様は英国調に ●
>>> ダブルブレステットはちょっとやりすぎ、普通のシングルスーツで良いよ!と言われる方は、パターン選択を考えてみましょう。

柔らかい印象のクラシコイタリア、使い勝手が良いアメリカントラッド等々色々ありますが、葛利毛織は素材がしっかりしていますので、肩パッドや毛芯をしっかり入れ肩や胸の力強さを強調できるブリティッシュパターンが最適です。

こういった素材はクラシコイタリア風に軽く仕上げると逆に素材の持つ力強さをなくしてしまいますからNGです。

● フルオーダー仕様 ●
>>> 元来、葛利毛織は英国のテイストを意識したモノ作り、すなわち丁寧にしっかりと織り込まれた重厚な雰囲気を持つ生地ですので、その特徴を最大限引き出してくれるフルオーダーとの相性は抜群です。
生地、仕立て共に熟練職人の手によって作り出される一着は品質にこだわった正真正銘のMade In Japanと言えるでしょう。
そんな贅沢な一着が当店では仮縫い付きで12万円以下でお買い求め頂けるのですから、これ以上のお買得なものはございません!自信を持ってオススメいたします!

...以上の内容にて開催いたします。
皆さんのご来店、心からお待ちいたしております。