HOME>お客様!ありがとう!>参加者総勢20名 レディース燕尾服
オーダースーツのヨシムラ
お客様!ありがとう!
 爽やかに、そして上品に仕上がりました!

皆さん、こんにちは、大阪店Shopmasterの南浦です。

早くもを思わせるような暑い日が続いておりますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
外勤営業が多い方にはだんだんとスーツを着るのが辛い時期になってきましたね。

さて、今回は前回のお客様いらっしゃいでご紹介致しましたKさんの華紺の生地を使用した非常に上品で爽やかなスーツが仕上がってきましたので、皆さんにご紹介したいと思います。

本当はもっと早くにご紹介出来たのですが、色々とアクシデントがありまして(怪我や病気ではありませんのでどうぞご安心を)、このタイミングでのアップとなってしまいました。
楽しみにお待ち頂いて方、ゴメンなさいっ!

今回、初登場頂いたKさんは当店でのオーダーのキャリアはまだ浅いのですが、ファーストスーツの仕上がりに大変ご満足頂き、それからはシーズンに3〜4着もコンスタントにご注文頂く当大阪店のビッグカスタマーのお一人です!(Kさん、本当にいつもありがとうございます!)

ちょっと余談ですが、前回の原稿ではKさんが大阪店のお客様の中で一番の長身であるとご紹介しましたが、先日初めてご来店されたお客様がKさんの更に上をいく194センチ!
私もそんなに背が低い方ではないのですが(177センチ)、採寸の時に背伸びして肩幅を測ったのは初めての経験でした。

閑話休題、それでは早速、その上品で爽やかな仕上がり具合をどうぞご覧下さい。

皆さん、いかがでしょうか?
華紺無地のスーツに薄ブルーのシャツ、の水玉地のネクタイ、コーディネートとしてはあまり面白みが無いとお感じになるかもしれませんが、今回のコンセプトである上品さ、爽やかさでは最強のコーディネートでしょう♪

この色合わせは着る人を選びませんし、これから暑くなる時期でも見た目にも清涼感を与えること、間違いなしです!

紺の無地のスーツを仕立てる上で皆さんが最も気にされていることが“リクルートスーツ=野暮ったい”ということではないでしょうか?
いくら華紺と言えども、Vゾーンのカラーリングや靴や鞄などの小物との相性も考慮しなければ、野暮ったさから脱却出来ません。
画像のようにVゾーンをスーツ地との同系色でまとめるのであれば、小物類は黒だと重いイメージを与えてしまいますので、ブラウン系を合わせるのが正解です。
上品さ&クラシックさを更に強調させるのであれば、シャツはクレリックがお薦めです。

逆に黒の小物類を合わせる前提で考えると、パンツをグレー無地に、シャツは白、ネクタイはグレンチェックや千鳥格子などのモノトーン系でまとめると、華紺の上品さが強調されます。

 オーダー担当:南浦より一言

前回ご案内しましたKさんのように長身の方の場合の着丈のサイジングについて画像を元にご説明いたします。

画像のピンクのラインがKさんの総丈(首の付け根からかかとまでの距離)、グリーンのラインがその総丈の1/2(標準値)となります。
少々、分かりづらいかもしれませんが、標準の着丈だと全体を占めるジャケットの面積が多過ぎる為、視覚的な脚長効果は半減されます。

逆にそれならば、着丈は短ければ良いかと言うとそうでは無く、ヒップと脚の付け根のラインはジャケットの裾で隠してあげないと、後ろ姿がエレガントには映りません。

今回のジャケットの着丈が正にそのラインを隠すギリギリのラインとなります。

トレンドのカジュアルジャケットであれば、ヒップの半分が見えるほどの短い着丈はアリですが、やはりビジネススーツの場合はあまりトレンドは追い求めず、程良く加味する程度で抑え、あくまで上品さを前面に打ち出すことが肝要です。

この辺りの微妙なサイジングはもちろんお客様それぞれのご身長や脚の長さによって変わってまいります。
お客様のご体型を把握し、ベストなスタイル提案をするのが私共の使命ですので、どうぞお悩みの方はご遠慮無くご相談下さい。

格好良いスーツスタイルを追い求めるご相談は大歓迎です!

それでは皆さん、次回、またお逢いしましょう!
執筆:南浦(大阪店)