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細身のチェスターフィールドコート（大阪編） |
| 日増しに寒さが厳しくなり本格的な秋冬シーズンの到来ですね。 こちら大阪でもこれまでの暑さが嘘のような気温が続いておりますがこの変化に私は身体がついていかず寄る年波を痛感しております。 暑さ、寒さを若さで乗り切れたのは遠い昔、、、寂しい話ですね。笑）  さて、今回はようやく秋冬のシーズン到来ということでコートのご注文をご紹介したいと思います。 当社ＨＰではこれまで何度かご登場頂いているＴさんからのご注文ですが今の時代にぴったりマッチしたトレンド感溢れるコートのご注文を頂きました。 どの様なコートかと言うと、、、 題名通り、『細めのチェスターフィールドコート』です。 Ｔさんは上着を着ずにコートをお召しになるとのことでタップリとしたコートではなく軽く羽織れる感じのコートをご所望でした。 当社では経験値の少ないサイズ取りでしたので一瞬大丈夫かなと不安もよぎりましたが前回もＰコートのご注文を頂戴しておりそのサイズを元にお仕立てすれば大丈夫ということでお受けすることと相成りました。 前回、ＴさんからのＰコートのご注文は下記よりご覧下さい。 お客さまいらっしゃ〜い09.12 関西向けのＰコートです。 お客さまありがと〜う09.12 フラノのＰコートが出来上がりました。 コート地に比べますと少し頼りなく感じますが関西での気候を考えると確かに適度な厚さで目も詰まっており少々の寒さでしたら問題ない生地ですね。 それでは確定したご注文内容をご紹介致します。 |
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| 以上に決定致しました。 オーソドックスなデザインとなりましたが後はサイズで勝負です。 プレッシャーがのし掛かりますが、さてさてどの様に仕上がるのでしょうか？ 乞うご期待です。 |
| □□□ チェスターフィールドコートとは？ □□□ | |
 さて、コートの種類は世に数多くありますがチェスターフィールドコートとはどの様なコートなのでしょうか？ 文献を調べてみると... 名前は１９世紀のチェスターフィールド伯爵の名に由来するそうです。 英国ヴィクトリア時代に上流階級の間で着られるようになったこのコートは数あるコートの中で最もフォーマルとされます。 私がこのチェスターフィールドコートと聞いて先ず思い浮かべるのが元英国首相、ウィンストン・チャーチルです。 三つ揃いのスーツに中折れ帽とボウタイ、それとこのチェスターフィールドコートがとても印象的で私の中ではチャーチル＝チェスターフィールドコートのイメージです。 閑話休題、、、 このコートはフォーマルのイメージが強いですが思いの外、コーディネートしやすくタウンユースにも使いやすいですね。 
イメージ的には通常のスーツの丈を長くしたかのようなイメージですが基本的にスーツと違うのは細腹（さいばら）といわれるアームホール下から裾にかけての切り返しが無いことです。ウェストがシェイプされていて、全体のシルエットは構築的なイメージです。 また、本来のチェスターフィールドコートでは上衿に黒のビロードを使います。 ※画像はダブルのチェスターフィールドコートですが重厚な雰囲気ですね。 イラストのようなシングルは幾分軽い仕立て上がりとなります。 |
| □□□ デザインのバリエーションは？ □□□ | |
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最近では各ショップで販売されていますがオーソドックスな物から細身の物までチェスターフィールドコートと言ってもバリエーションは様々です。 当社でお仕立て出来るチェスターフィールドコートでは様々な仕様の選択が可能です。 代表的な所を幾つか挙げると、、、 ・基本デザイン：シングルもしくはダブルブレステッド ・衿型：ノッチドラペルもしくはピークドラペル ・フロントデザイン：比翼仕立てかブチヌキ  要は通常のスーツと変わらないのですがこのデザイン一つで雰囲気は大きく変わりますのでお悩みの方はスタッフまでお気軽にご質問下さい。 今回、Ｔさんから頂いたご注文ではピークドラペルということでドレッシーな物となりますがサイジングやチェンジポケット等のスポーティーな仕様でドレッシーになりすぎない様にバランスを取ります。 さてこの様に承ったコートですがどの様に仕上がってくるのでしょうか？ 今から出来上がりが楽しみですが出来上がり次第、ご紹介させて頂きます。 それでは今回はこの辺りで失礼致します。 次回をお楽しみに〜！！ |
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（執筆：大阪SHOPMASTER山橋）
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