撮影
2018/02/05
昨日は2018年春夏カタログの撮影日でした。
朝の7時半から撮影を開始して午後6時少し前?に取り終えた、大変だったけど楽しい収穫沢山の一日でした。

今シーズンのファッションカタログは、ビッグヴィジョンのブランドイメージを上げて、30歳前後の新規のお客さんを獲得し、既存のお客さんにはビッグヴィジョンをもっと好きになって貰おうとの目的で、昨年12月から活動を開始しました。
製作コンセプトは「等身大」と「非日常」です。

先ずは直近に製作した2017年秋冬物カタログの反省です。
店頭を通じて顧客やスタッフの声を集めたところ、耳の痛い指摘が沢山届いた中、特に「華やかさや笑顔が無い」が一番突き刺さりました。

次に、企画制作に協力して貰うメンバーに、レギュラーの珠玖さんを始め、ヨド横の土屋店長、鉄鋼ビルの荻原店長、ヨシムラの佐野店長と私の5名でチームを組み、目的を共有し、打ち合わせを重ね、各自の任務またはそれ以上のプラスαを果たし、当日を迎えることが出来ました。献身的な働きには本当に感謝しています。

当日はしっかり準備したつもりでも、予期しないことが起こるものですが、晴れ男が多いせいか、天候に恵まれたのは本当に助かりました。予期せぬことの一番は、僕のチョンボでカノニコのスーツを用意し忘れて、予定したページに穴が開くところ、先の3人の店長の機転で救われました。

撮影の進行中もなかなか予定通りにはいかないことも常ですが、今回が今までで一番臨機応変にチームが対応出来たのはみんなのお陰です。それには、内輪のスタッフだけで無く、外部スタッフのカメラマンさんやヘアメイクさんの度量にもすごく助けられること大でした。

これからは、画像編集やテキスト作りが待っています。
いろいろ楽屋裏のNG集もあるのですが、それは又の機会を楽しみにして貰うことにして、当面はメンバー一丸で編集の方、一生懸命やって完成に漕ぎ着けたいと思います。
完成は3月初旬を予定していますので、配布スタートを楽しみにしていて下さい。

写真上段:和やかな新宿サブナード店での撮影シーン

写真中段:外での撮影は戦いです

写真下段:モデル折笠君のヘアを変幻自在に操る凄腕スタイリスト、チーさん


2018年春夏トレンド
2018/01/16
そろそろ冬のセールも一服と言うところですが、皆さんはどこかに行きました?

ビッグヴィジョンでは初売りが店舗、ウェブ共に14日で終わり、オーダースーツのヨシムラでは、5日から7日までの3日間、お年玉企画を開催しました。今週末からは恒例の@セールがスタートしますから、セールに行けなかった方もまだまだ間に合いますよ!

かく言う僕は、元旦は休む事が出来て家でのんびりしていたのですが、2日から一転。新年初出社して社長と「明けましておめでとうございます」の後は、NET企画「楽ちんオーダー」にガンガン着信する申し込みの対応で、ひたすらPCに向き合って格闘(?)でした!

ようやく終わって「ホッ」としていると、今度はファッションカタログの製作開始。どれどれ、今シーズンのトレンドは何?そこで、早速、雑誌やウェブをチェック!

トレンドカラーは?
流行色協会の発信では、ビジョナリーミントと有りました。ネットにはヴィジュアルイメージが出ていますが、なかなか爽やかで涼しげな色です。

次は印刷関係で色を選定するのによく使うパントーンからは、ウルトラバイオレットとあり、こちらもヴィジュアルイメージが出ていますが、艶っぽい感じで癒される色でした。

そんな色の達人たちが提案するトレンドカラーが、メンズファッションのトップモードではどう料理されているか楽しみに探してみると、、、

案外少なくて、スーツやジャケットなどのテーラードアイテムには、ライトグレイベージュ、ブラウンなどが目立ちました。例えば、トムブラウンやトムフォードなどです。そんな中で懐かしかったのが、ダックスです。

かつては国産のバーバリー、アクアスキュータムとならんで三大ブリティッシュトラッドの一角だったダックスがとってもいい味出しているんです。
程よくゆる〜いカラー、ゆる〜いフォルム、ゆるーいスタイリング。フムフム、これ好きだわ!

調べてみると、、、
デザイナーはイタリア人のフィリッポ・スクフィーさん。
ちょっと発音しにくい?けどなかなかカッコイイオジサンで、ラルフローレンやダナキャランで下積みした後、ダックスのクリエイティブディレクターになって、ずっとロンドンコレクションやミラノコレクションに参加していたようです。

クラシックなブリティッシュトラッドにイタリアンな遊び心を注入したようなスタイルで、今シーズン、僕の要注意ブランドとなりました!

写真上段:ダックス2018年春夏コレクションより
(引用:https://www.vogue.co.jp/collection/brand/daks/18ss-mens

写真中段:ダックス2018年春夏コレクションより
(引用:https://www.vogue.co.jp/collection/brand/daks/18ss-mens

写真下段:ダックス2018年春夏コレクションより
(引用:https://www.vogue.co.jp/collection/brand/daks/18ss-mens


新陳代謝
2018/01/01
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

さて、皆さんは昨年どんな年でしたか?
僕にとってはあっという間に過ぎたようでもあり、いろいろあった年でもありました。
年明けから東銀座店のリボーン、ヨドバシ横浜店のリボーンそして条件交渉決裂で中止、春夏のカタログ製作、ディファレンスの受注交渉、名古屋エリアの店舗物件探しそして新栄店閉店と錦三丁目店開店、ヨドバシ横浜店リボーン実現、麹町店閉店そして新宿サブナード店の開店などなどで、交渉に明け暮れた年でした。

また、残念なことに昨年は成長できませんでした?
8月の健康診断で身長測定したら、ナント0.5cm背が縮んでたんです(笑)。今年はアルコールを減らして、替りに牛乳を飲むようにしようと思います。
そして、心身の代謝を良くして体の中身を改善することにします!

プライベートでは昨年初めて、中東のアラブ首長国連邦へ行って来ました。中東と言うと政情不安のイメージが有ったのですが、滞在したアブダビはとっても治安の良い、クリーンでフレンドリーな都市でした。難点は、最低でも30℃前後はある気温の高さと、普段フレンドリーなアブダビ人が一旦ハンドルを握るととてもせっかちになるようで、信号で一瞬、スタートが遅れようものならクラクションの洗礼?にあいますよ!

今年はと言うと、、、
ヨシムラ神田店の建て替えに伴う移転先(現ビッグヴィジョン神田西口店)改装計画が現在急ピッチで進行しているところですが、他の改装案件もある中、昨年同様に新人探しの為、沢山の人と面接で会うことになるでしょう。

そんな訳で、今年掲げた標語は、「新陳代謝」です。
肉体的には毎日腕立て伏せ30回、腹筋30回、スクワット30回、体幹3分。休日は5kmのランニングでしっかり汗をかく。精神的には、本を月に最低2冊は読んで、脳みそにもしっかり汗をかく。ですが、なんと言っても一所懸命仕事して新陳代謝しっかりしていきたいと思います。

早速直近で仕立てたオロビアンコスーツには、内ポケットに付いている品質表示タグに、「新陳代謝」の標語をしっかり書き込んで、新年の誓いを忘れないようにしましたよ!

写真上段:新年の誓いにパチリ!

写真中段:2018年初日の出

写真下段:2018年初富士


新宿サブナード
2017/12/08
新宿は、実家のあった渋谷の初台に隣接した街と言うだけで無く、、、
小、中、高、大学を通して、なじみの深い、苦くも甘酸っぱくも思い出の沢山ある街で、僕にとっては第二の故郷です。

VANでアイビーファッションを覚えたのも銀座では無く新宿東口、うまくもない酒を覚えたのは新宿西口、歌舞伎町でハラハラドキドキさせられたり、今で言うクラブのディスコへ悪友と通ってステップを覚えたのも、みんなみんな新宿でした。

そんな悪がき時代を送った新宿にサブナードが出来たのは、僕が高校に通っていた頃でした。地下街が珍しい時代で、「地下の街」って何か危ない響きが有るじゃないですか。それに釣られて物見遊山に行っていたのを今でもよく覚えています。
だからそのサブナードにビッグヴィジョンが出店することになった時は、本当に感慨深いものが有りました。

新宿サブナード店は横浜ジョイナス店、東京駅鉄鋼ビル店、大阪ドーチカ店に次ぐ4番目の地下街店舗です。先の3店舗同様にそう広くは無い約20坪ほどの店ですが、じっくりオーダーが出来るオリジナルデザインの椅子とテーブルを設けたのと、特に個室となるフィッティングルームはゆったりした気分を味わってもらえるように大きな鏡と十分な広さを割きました。

昨日は、開店を控えた新宿サブナード店へその準備で行って来ました。
店長の高岡君やしっかりお嬢の藤原さん、若手の加治君、それから開店準備に欠かせない強力助っ人の荻原VMDにも一日ヘルプしてもらったお陰で、良いコンディションでオープンを迎えられます。

これで新宿は、西口の伝統店舗と東口のニューショップの2店舗体制になりますが、どちらも一味違う店舗の雰囲気とスタッフのキャラクターがあります。使い分けるのも良し、通い詰めるのも良し、その時々の気分に合わせて選ぶも良し、それぞれの「味」を楽しんで下さい。

写真上段:メインウィンドーは真っ白なマネキンがお迎え

写真中段:サブステージはオロビアンコ


アパレル業界、なぜ苦戦?
2017/11/29
最近、でかでかと新聞の見出しに取り上げられるほどアパレルは調子悪いのかなぁ?と心配になるのも、僕の古巣がメンズアパレルメーカーだったせいだけでも有りません。同じ「」に携わる身として、とても他人事に思えないからです!

アパレルメーカーと切っても切れないのが百貨店で、80年代のDCブランドブームから90年代初頭のバブル全盛の頃まで、共に右肩上がりを謳歌したものです。

アパレルメーカーからしたら、百貨店はお客さんを呼び、売り上げを呼ぶ打出の小槌的関係で、百貨店様様、お客様は神様、とこんな調子でした。

アパレルメーカーは、百貨店のマネージャーやバイヤーから無理難題押しつけられても、特に中小アパレルは、しっぺ返しが怖いから「ハイ、ハイ」と二つ返事でした。
おまけに百貨店のお客さんの中には、理不尽な要求をしてくるモンスターが居まして、百貨店はこのツケを取引先に回す、なんてことがよくありました。

それが、バブルがはじけて右肩急降下に陥った以降20年余りの間で、いくつものアパレルや百貨店が倒れ、残った大手も苦戦しているのが現在まで続いている状況だと思います。

原因の一つは、一部の理不尽な消費者の要求に応える慣習が残る百貨店やアパレルだと、アパレルは身を守るために価格を維持して質を下げるか、または値上げのどちらかを選択しますが、ネット環境が普及して価格構造や他の購入方法を知った一般消費者が増えて行くと、徐々に百貨店から離れて行くのでは無いでしょうか?

ネット環境の現状で言えば、百貨店の売り上げがピークの10兆円弱から直近の6兆円弱の6掛けになりまだダウントレンドが続きます。一方、例えばゾゾタウンがスタートして10年余りで、百貨店の売り上げに当たる取扱高が、百貨店で売上高首位の新宿伊勢丹に肩を並べようとしています。

第4次産業革命と叫ばれ、AIなどの技術が発達して行く中、企業にとって「ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ」と言った経営資源の内で、一番大事なのはやはりヒトです。唯一、それらの経営資源を使いこなせる存在だからですが、かたや人手不足が今後大きな課題になって行きます。

最近では、人手不足を逆手に取って、利己的な行動をとる求職者もいますが、採用側にとっては手っ取り早く合否の判断をつけられるので助かります。

求めるは、前向きな考え方で行動するヒト!です。


男の晴れ着
2017/11/10
今年も残す所、後一ヶ月余り!
年が明けると記念すべき日がやってきますね?
それは成人の日
エネルギーが有り余っている頃だから、所々ではやんちゃな現象が起こったりもしますが、そろそろ許される歳も終わりだから気をつけましょうね。

かく言う僕の成人の日は、大昔ですが(笑)、お祝いのスーツを着込んで親しい友達と集まって、成人式へは行かずに雀荘で「運」を占ってから、居酒屋で打ち上げ、スナックでカラオケして〆ました。

未だにはっきり覚えている成人の日でしたが、何かその頃を境に、背伸びしてやっていたことが普通になって、日常のワクワク感が減って落ち着いて行った頃でもありました。

その時に着たスーツは今でもはっきり覚えているのですが、ライトグレーのスリーピースでピークラペルの上着にツータックのパンツでした。

買ったのは、岩本町界隈の洋服問屋でした。成人の日に集まった悪友たちと連れ立って、親から貰ったお金を有効利用するため、百貨店でも専門店でもなく、安価に恰好良いものが手に入れられる問屋を尋ね当てて探した記憶が有ります。お陰様でしっかり酒代を残す事が出来ました。

当時は、メンズビギの黒のスリーピースが大流行。刑事ドラマでショーケンが颯爽と着こなして活躍する姿に憧れたものです。昭和ファッションの風物詩ですね。

さて、来年の成人の日はどんなファッションが見られるでしょうか?
やっぱり目立たなくちゃ派にはカモフラージュプリントのスーツなんか、おっ!と言う感じで人目と引くと思いますよ!

今シーズンのトレンドはクラシック回帰で、英国調チェック柄から特に赤のタータンチェックも押しです。派手好きには、是非一度、コンゴのサブールファッションをご覧あれ!

ベーシック派には、グレーのウィンドーペインのスリーピースに蝶ネクタイを併せて気取りって見るのも良いですね。

勝手に想像してますが、今から来年の成人式ファッションを見るのが楽しみになって来ました。


オロビアンコスーツだぜ!
2017/10/23
嵐の中、自民党の圧勝に終わった衆議院選挙。
皆さんは投票に足を運んだでしょうか?

かく言う僕は、、、
夜の明けぬうちから家を出て、早朝からお客さんの大事なオーダーを仕様書に清書して、生地をせっせ、せっせとカットして、工場へ発送する地道で大切な仕事を行ってから、店の開店に突入した結果、行けませんでした。

行かなかった、と言うのが本音で、台風の中、いつもの日曜の様にはお客さんの来ないだろうと思っていたので、店の営業時間中に出来そうな仕事でしたが、悩んだ末に投票しない、を選択しました。

今日は、僕と同じように投票しない派のTさんが、今シーズンオーダーした渾身の一着を紹介しますね。

洋服大好き人間のTさんが、今シーズンオーダーしたのはなんと!オロビアンコスーツでした。
なんと!と言ったのは、このオロビアンコスーツのターゲットはバブルピーク時に生まれ、バブル崩壊後の景気停滞期に育った30歳前後のモバイル世代でしたが、TさんはオーバーシックスティのDC世代

この世代、ヨーロッパやアメリカのファッションが押し寄せる中、コムでギャルソンなど日本のファッションが世界的に認められた時代を過ごしてきて、感覚が若いから新しいものへの好奇心も強いんでしょうね。

このオロビアンコスーツは従来のオーダースーツと違い、スリムなパターン、独自の仕様など「縛り」を多く設け差別化しているため、誰でも着られる通常のオーダースーツのようには行かず、メタボ気味かなと自覚する人は、筋トレや体幹運動などで身体をしっかり引き締めてトライすると心身ともに若返りますよ!

Tさんがオーダーしたのは、クラシコイタリアネオブリティッシュのふたつのスタイルの内、ナチュラルスクエアショルダーでウエストシェイプの効いた後者のパターンでした。
グレーベースにウィンドーペインをあしらった生地をダブルで仕立てたところにTさんの主張が感じ取れますね。


2017 AW カタログ製作悲話?
2017/10/13
すったもんだ?したけど、ようやく完成した今シーズンのカタログ、皆さんご覧いただけましたか?

第1号の2015年秋冬物カタログから季節ごとに出版して、はやいもので今シーズン第5号を無事?完成配布に漕ぎ着ける事が出来ました。社内、社外スタッフのお蔭です。

そもそもカタログ製作を始めたのは、未だBIG VISIONをご存知ない方に少しでも活動を知ってもらおうと、また、すでにご利用頂いた方には販売者側の責任として、「BIG VISIONは最近こんなことやってますよ!」と、活動報告の意味を込めたファッション情報誌として製作に努めています。

昨今のファッション業界には結構強い逆風が吹いていて、マスコミからはアパレルメーカーや百貨店業界の売上不振が伝えられていますが、インターネットの利用が当たり前になって来て、消費者が沢山の情報を簡単に入手できるようになったことが大きく影響していると思います。

インターネット情報により、正しい、間違いはあると思いますが、価格の中身について一層知ることが出来るようになって、より良いコストパフォーマンスを求めるようになったことが大きく作用していると思います。

そんな訳で、今シーズンのカタログは、特にオーダースーツは敷居が高いと感じている方に、「そんなことありませんよ。こんなに身近で試しやすい存在ですよ。」とのメッセージを込めています。

だからモデルには、読者に親近感を持ってもらうため、初めて日本人の初々しいモデルさんを起用したり、改めてスーツをオーダーするプロセスを若手スタッフによる接客シーンで紹介したり、お試し企画の紹介など、オーダースーツの敷居の低さを感じて貰うのが狙いでした。

最後に、、、
タイトルに、悲話?とか、冒頭に、すったもんだ?無事?とお伝えしたのですが、騒動が勃発しました。そりゃ、大変でした!添付写真にあるふたつのカタログの表紙をよ〜く見比べて、違いがあるのを見つけられたでしょうか?
これが、「悲話」であり「すったもんだ」の意味でした。。。


ポップアップショップとは?
2017/10/05
ポップアップショップとは、、、
限定された、比較的短期間に出店するショップのことで、まぁ仮住まいとでも言いますか、出張販売みたいなもんですね。

一昔前は、商店街が、近くに出店して来た百貨店や量販店などの大型店の為に、お客さんを取られて出来た空き店舗を、短期間の低コスト、または無料で「おもしろい商売」に貸して街を活性化しようとした「チャレンジショップ」が走りだったと思います。

今では、商店街を脅かした百貨店や量販店などの大型店が、アマゾンや楽天などのネットショップの脅威を受けて、閉店て空いたスペースを賃貸するテナントビル化して行ってるのも時代の流れですね。

「オーダースーツのヨシムラ」でも、今秋で15回目になる期間限定のリアルショップ&ネットショップを「東武池袋本店」に出店します。
こちらは8年前、ネット商売にそもそも興味の無かった?百貨店に、インターネットを利用してオーダースーツを販売したら面白いんじゃない?と社長と僕で提案しに行って実現したのがこの「タイアップ企画」でした。

それが半年毎に開催していたこの企画も、今秋で15回を数えるなんて、少し感慨深いです。
今では、立ち上げメンバーの社長や僕も抜けて、安藤君と播磨君がしっかり引き継いでくれています。

肝腎の今年の開催期間ですが、ネットショップは既にスタートしていて10月8日(日曜日)まで。リアルショップは東武百貨店7階イベントスペースで10月11日(水曜日)17時からから10月17日(火曜日)までオープンしています。
リアルショップでは、安藤君や播磨さんの他、既存店で見慣れた顔が揃いますから、是非会いに立ち寄ってください。

生地は、ヨシムラで人気ツートップの、エルメネルドゼニアロロピアーナを主に、インポート生地をしっかり品揃えしています。
スタイルも、シャープなシルエットが人気の、クラシコイタリアとモダンブリティッシュのツーパターンをメインに提案します。

価格も50,000円、60,000円、70,000円普段のヨシムラプライスより、凄くお求めやすくなっていますので、どうぞお見逃し無く!


育てるって難しい
2017/09/23
学生の就職活動もようやく落ち着いたと思ったら、もう来年就職を控えている3年生のインターンシップやらOB訪問が始まっていて、落ち着く間が無いですね!

マスコミ報道によると、世間は職を求める人の売り手市場で、企業は大変な求人難の時代だとか、確かに、ハローワークやネットに求人広告を載せても、一昨年辺りは掲載直後から相当数の求職者が応募してきましたが、最近はその頃の半分も集まらない状況です。

そんな情勢下、ヨシムラグループの面接試験を通って来た新入生宇野君を、ヨシムラ本店で献身的に指導いるのは、播磨さんと佐野店長の二人です。
入社してくれた宇野君も有り難いですが、自ら指導役を担ってくれた二人にもとっても感謝しています。

この日は、1ヶ月間に及んだ入社後研修の最終日、僕は呑気に写真撮っている?場合では無く3人をそっと見守っていたのですが、、、

今回は、宇野君を1ヶ月で採寸接客まで一通り出来るようにする、が目標でした。
これは普段より早いペースで、そこまで行くのに通常だと平均3ヶ月、早い人で2か月、遅い人だと半年位かかる内容です。それだけに、毎日、播磨さんから暖かく厳しい指導の連続で、時には父のごとく、また時には鬼軍曹にもなったこの1ヶ月、アッと言う間でした。

宇野君にとっても、あれ読め、これやってみろ、違うだろ、と詰め込まれ消化不良にもなりながら、よく頑張ってきたと言うのが正直な感想です。

その成果が試されたのがこの研修最終日でした。テストの接客ロールプレイングでは、播磨さんがお客さん役、佐野店長と僕がオブザーバーとなって行われました。
果たしてロープレ終了後の結果は???

残念ながら目標には届きませんでしたが、愛情と言う「肥し」を、播磨さんや佐野店長からたっぷり受けた宇野君、今後の成長が楽しみです。

幼い頃読み聞かされた童話にもありましたが、頑強な旅人のコートを脱がしたのは、強い北風では無くて、暖かい太陽でした。
厳しくも愛情を持って育てるとはよく聞きますが、「言うは易し、行うは難し」だと、改めて3人から学ばされた夜でした。

今後は他店での指導が続きますが、出る杭、打たれ強い杭に育って欲しいですね。



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