この男に魅せられて何年だろう? その男は、エディスリマン。
彼が鮮烈な光を放ったのが20世紀末。それはイヴサンローランリヴゴーシュだった。 当時、老舗ブランドを蘇らせた点ではトムフォードのグッチと並び称せられた?が、トムのディレクション力とエディのクリエーション力はそもそも土俵が違うので比較にならない。
21世紀に入ると活動の場をディオールオムへ移すとそのクリエーション力は爆発的な支持を得て、これまた再生したがディオールオムもサンローランリヴゴーシュも、、、 あくまでエディだった。そう100%!
そしてサンローランパリのメンズレディスをディレクションした後、老舗メゾンのセリーヌのチーフデザイナーに就任して今に至る。
以上雑誌のクレジット風に紹介しましたが要は老舗ブランドの名前を冠してエディスリマンと言うブランドをクリエイトしていたと思うんですよ!
僕な好きなところは彼の「ロックな感性」、「少年性」そして「不良性」で、なんと言っても彼のクリエーションワールドはテディボーイのイメージそのもですよね。
気が早いけど先日行われた2023年春夏パリコレクションでは、テーラードスタイルもカジュアルスタイルもエディ全開のロックなコレクションで、シルエット、コーディネイトのミックスマッチ感が絶妙で今までの集大成を感じたコレクションでした!
ブランドネームは老舗メゾンだけど、今回もあくまで「エディスリマン」と言うコレクションでした。次回からもその革新性(凄いなぁ!)を留めることなく僕らを楽しませて欲しいものです!
写真上段:艶っぽいナイトルック(出典:FASHION PRESS)
写真下段:新鮮なミックス感(出典:FASHION PRESS)
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