すっかりカジュアル化?
2021/07/07
様変わりした街の風景。
コロナ禍の影響から在宅ワークやテレワークが進んでカジュアルと言うより、、、それホームウエア?的ファッションで外にも出ちゃうなんて言う人も増えたように感じますが。

気がつけば、かく申す僕も通勤に、トップスは超軽のナイロン製極薄パーカー、ボトムはクリース無しドローストリングのストレスフリーパンツ、シューズはスニーカー。バッグはブリーフケースに替わって、平常時あれほど嫌っていたリュックサックを愛用するようになってしまいました。

これではショップはおろかオフィスにも相応しくないので、朝、職場に到着するとスーツやジャケットに着替えて、さぁ仕事!です。これ結構気分転換が出来て良いもので、今ではこのライフスタイルが僕の日常になりました(親しいお客さんのK氏に話したところ、しかめっ面されてしまいましたが、、、笑)

このライフスタイルになって良かったのは、革靴のメインテナンスが楽になったこと。毎月どれかしら踵の減った靴の修理をしていたのが、職場だけで履いていると本当に減らないものい汚れないしで修理代や手間が少なくなって大助かりです(しかしこれにはオチがありました、笑)。

僕みたいな人が世界中に増えているかもしれないですが、、、
最新のパリやミラノのコレクションを見ると、春夏物と言うことも有りますが、デザインやコーディネイト、フォルムなどスタイルが全般的にカジュアル傾向です。

どのデザイナーも今の時代にふさわしいメンズスタイルは「何?」が大きな課題となったシーズンだったと思います。

概ね重厚で構築的なテーラードスタイルは激減し、スポーツやアウトドアの要素が広がりを見せています。また、フォルムが大きく、長くルーズなシルエットで見せて、タイトシルエットが減って行っているようです。

写真上段:2022SS メゾンミハラヤスヒロよりビッグシルエットセットアップ

写真中段:2022SS ダンヒルよりビッグシルエットコート

写真下段:2022SS アンダーカバーより一見単品コーディネイトだがギミックあり
(以上写真出典:ファッションプレス)


ストレスフリーなワンコーデ
2021/06/11
Tさんの、今シーズンのファーストオーダーは、、、
勿論当店お薦めのストレスフル?違う、違う、ストレスフリーなトータルコーディネイトで上から中から下までぜ〜んぶ(1字違うとヤバイです、汗)。

ストレスフリーシリーズのツーライン構成(ビジネスライン&カジュアルライン)から、Tさんがセレクトしたのはデニムライクなストレッチ素材で、何にでも合わせやすいカジュアルラインのインディゴカラーでした。

ストレッチ性抜群と言った高機能性素材にありがちな「薄っぺらい」「安っぽい」「ペラペラ」感などが全くなく、光沢感やしっかりソフトな触感は「お値段以上(どこかで聞いたことが有る?素晴らしいコピーですね)」。これならシニアのTさんも大満足!!!

ジャケットはアンコン仕様の軽〜い作りで、スリーパッチポケット、インディゴカラーにピッタリな茶蝶貝ボタン、メリハリの効いた0.5ミシンステッチでスポーティートラッドな1着になりました。

カジュアルラインのパンツはレディメイド。股下は既にくるぶし丈に仕上がっているので即持ち帰れます。心配なウエストサイズはドローストリングとゴム仕様なので、広く融通が利き4サイズから好みのサイズを試着してOK.。腰回りから腿にかけてはゆったり、膝からくるぶし丈の裾に掛けては緩やかにテーパードさせたシルエットはシニアで足の短いTさんでも(スミマセン、汗)バランス良く、若々しいフォルムになりましたよ。

ストレッチシャツは白地に小柄のペイズリーで控えめだけどオシャレ感のあるデザインです。課題はどう料理、いや仕立てるかでTさん大いに悩んだ結果、、、
オーバーシャツの様に羽織感覚で着ようとして衿は開襟、裾はフラット、そして袖ですが半袖にするか長袖にするかで結局年中着回しの効く長袖に決定!ところがサイズ感、、、、
失敗しました(涙)。
胸周り、胴回りを従来のドレスシじかいャツより2サイズ大きく、丈は上着丈よりワンサイズ短くしたのですが、どちらも足りずまだまだドレスシャツ(トホホ)。

次回のオーダーでリベンジを期した僕の苦い経験でした。Tさん、スミマセン。

写真上段:リラックス感のあるストレスフリーなワンコーデ

写真下段:小柄なペイズリーがとても粋なんだけどサイズが、、、


ストレスフリーな三つ道具
2021/05/27
今は3回目の緊急事態宣言下、1回目は一年余り前でした。
当時の僕はこのコロナ禍がいつ頃になれば収まるのだろう?って、過去のパンデミックについて著された文献を探ってみると、、、有りました。「史上最悪のインフルエンザ」がそれで、皆さんも聞いたことが有ると思いますが、1918年−1919年のインフルエンザ(通称「スペインかぜ」)について書かれ、2年ほどで収束していました。しかし今度のパンデミックは、、、

昨年の今頃は、2月頃に春夏物をオーダーしたお客さんが、コロナ禍の下、外出制限が有って仕上がり日より随分遅くにスーツを取りにやって来ると、概ね2、3キロ「成長?」してサイズ調整するハメに陥るといった「トレンド?」が続きました。今年はフィットネスやダイエットで元の身体に戻そうと頑張って、タイト目にオーダーするのが「ニュートレンド?」となっていますが結果はどうなることでしょうかね。

これから本格的にやって来るシトシトジメジメな梅雨とも重なり、憂鬱な日々を感じる人も多いと思いますが、その気分ブッ飛ばすために家でも外でもこのストレスフリーなジャケット、パンツ、シャツの三つがオススメですよ!(先ずは宣伝でした、笑)

僕はと言うと、仕事がオーダースーツ販売と言う接客業なんで、基本、休日以外毎日神田まで通勤です(最近はほぼデスクワークの為もっと接客したい!)。
そしてこのコロナ禍、梅雨時期の抗ストレス習慣として、三つやってま〜す。

一つ目はフレグランス。父親に厳しい娘(笑)が気を掛けて贈ってくれる「ブルガリ・プール・オム」。プンプンしない程度でほのかに香るのを良しと心掛け、数年前から秘かに使ってますが、夏のこの習慣が朝の出勤開始から、、、癒されるんだなぁ!

二つ目は汗かき男の大定番「8×4(エイトフォー)」、長年使ってますというか、夫に厳しい妻(笑)がこれまた周到に用意してくれます。

三つ目は運動。これは僕が自主的に行っている唯一ですが、なんたってストレスフリーにも汗フリーにも最高!ずっと続けているランニングや腕立て、腹筋、アレイに加え、昨年2月から始めた「カラテ」は定休日の水曜に小学生の子供たちに交じって大汗かいてやってますが、精神にも身体にも効き目抜群で年齢に合わせてやれますからおススメですよ(とは言え小学生でも蹴りやパンチは結構痛いです、笑)

写真:愛用の「オヤジ臭消し二つ」と、数十年使い込んだ鉄アレイ


新装開店始末記
2021/04/29
ようやく開店に漕ぎ着けることが出来ました、ビッグヴィジョン吉祥寺新店。これも店作りから担当してくれたYOSHIMURA&SONSの佐野店長、ショップのデザインをしてくれた葛梔ョの中田さん、施工・設計をしてくれた葛梔ョの高堂さん、高橋さん、皆さん本当にありがとうございました。

そして、、、
今回の開店に漕ぎ着けることが出来たのもこの人と出会えたのが大きかったです。

スクラップ&ビルドは小売業なら当然の策ですが、昨年の秋、此処吉祥寺でも長年ヨドバシカメラさんのフロアを借りてビッグヴィジョンのショップを運営していましたが、ここ数年売り上げが伸びず、昨春からのコロナ禍で激減しついに撤退と言う苦渋の決断をしたわけです。

そこからは、ヨドバシカメラ吉祥寺の所長さんに慰留されるのを(有り難いことなのですが)、営業資料や試算表を見て貰い繰り返し交渉してなんとか納得してもらいました。

そうと決まれば、今度はビッグヴィジョンヨドバシ吉祥寺店を長年愛用してくれたお客さんに不便掛けちゃいけないと、吉祥寺地区での候補地探しでしたが、、、
これが「帯に短しタスキに長し」で思うような物件が見つからず、一方で社長に約束したタイムリミットも迫るわで、昨年12月上旬までは毎週吉祥寺の街を歩き回っていたものでした。

そんな時、今回の物件の縁結びをしてくれた山田さんと別な物件の工事現場で出会うことが出来たのがラッキーでした!
山田さんは地元吉祥寺に極密着した不動産屋さんの店長で今迄の情報には無かった複数の物件を即座に紹介してくれ、そんな情報提供の中から未だ建築中で募集をしてない水面下の今回の物件に行き合わせてくれました。

そこからはフェアな条件交渉、親身なアフターケアで開店を迎える事が出来て、本当にありがとうございました。

こんなビッグヴィジョン吉祥寺新店の開店でしたが、今度はしっかり営業成績を上げて末永~い商売で三方良しを目指しますね。

写真上段:初めて出会った頃の工事中だった建物

写真中段:契約が済み外装工事が完了し内装工事に向けた初打ち合わせ

写真下段:無事完成したビッグヴィジョン吉祥寺店


ストレスフリーな1日
2021/04/14
「春眠暁を覚えず」なんて言うコトワザにも有る様に、春の朝はその心地良い暖かさに負けて、ついつい寝坊してしまう人も多いようですが、、、
僕?は、嫁さんに「ニワトリより早い」って言われるぐらい早起きで、迷惑を掛けているようです(笑)
そして休日は日頃の睡眠負債を解消すべく、昼寝が大好きでこれまた嫁さんに迷惑???

睡眠って「ストレスフリー」な時間ですよね。意識が無くなってこれ、脳みそを休ませるとっても大事な時間なんですって。使いっぱなしだと何でも壊れるのが早いですからね。しっかり休ませてあげましょう。。。

今日はそのストレスフリーにあやかってネーミングを付けたストレスフリーパンツと&ジャケットのプロモーションヴィジュアルの撮影に、YOSHIMURA&SONSの面々とモデルの折笠さん、WEB担当の吉野さんが加わってくれました。

経費節約と言うわけでも無いですが、プロモデルの折笠さん以外は全員社員で、こんなところまで出来ちゃうんだぜ!てな心意気でトライしてみたところ、少々アマチュア臭はありますが大目に見て下さいね。

何事も準備が大切ですが、今回の撮影は動画有り、静止画有りで内容も盛り沢山でしたがWEB担当の吉野さんが事前準備よろしくしっかりディレクションをしてくれたお蔭で撮影は順調に進みました。

YOSHIMURA&SONSの面々では、佐野ショップマスターがストレスフリーシリーズのMD担当として企画から生産管理、販促と獅子奮迅の働き(時には社長に尻を叩かれ、笑)に加え、当日は動画のシナリオ作成と動画出演までやっちゃいました!

黒子に徹したのは築地君で、そのカメラワークはなかなか堂に入って、販売、縫製、原稿作成にカメラと言う引き出しをまた一つ披露してくれました。カメラのことは良く判らないですが、中々の腕前だと思います。

この日一番ストレスフリーな「抜け感」を醸し出していたのが最年少河本君。私服のセンスが「いいね!」と皆で誉めあげると築地君のテスト動画では、コミカルなダンスを披露してくれましたが、さすがにオフィシャル動画では没。見たい方は築地君まで。

そうそうところで、「玉岡さんは何してたの?」って聞かれるんですが、僕は野次馬やってました(笑)

そんなこんなの「ストレスフリーな1日」でした。

写真上段:左からカメラ担当築地、照明(ダンス)担当河本、MD担当佐野の面々

写真中央:堂に行ったカメラワーク

写真下段:堂に行った照明???


元気印
2021/03/24
皆さ〜ん、お元気ですか?
あの日以来、3月が来ると思い出す数々の光景(永遠に)。
沢山、沢山の命が失われて、残された人たちの喪失感を自分に置き換えると本当に、、、
ご冥福をお祈りします。

ちょっとしんみりさせちゃいました?
だから「元気」が何よりですね!
そんな3月は冬から春に移り変わり、身も心も軽やかになんて言うのが定番で新たな生活を迎える人も大勢いることと思います。

そんな3月は僕ら「洋服屋」にとっても大事な時期です。新しい素材を、新しい企画を、新しいコーディネイトを、、、
沢山の人の「衣替え」お手伝いして元気を分らけれたら良いです。
新しい企画も一杯用意していますから楽しみにしていてください。「JOY&FUN!」

今シーズンの洋服は、 “どこか「ユトリ」を感じて貰える” 、が僕のテーマです。
サイズだったり、機能性だったり、色だったり。。。

コレクションの中から3つの気に成るブランドをチョイスしてみました。
一つ目はセリーヌ
エディ・スリマンのコレクションは「いつになれど少年」を思い起こさせてくれるのが、僕の年になると懐かしが相まって元気を貰えます。今シーズンはカジュアルに思い切り振ったコレクションで僕の中では「KID」と言うイメージです。

二つ目はコムデギャルソンシャツ
何年たっても若々しさを失わないギャルソンって何なんだろう?って元気を通り越して感嘆させられます!ブランド年齢は高齢者入り(失礼しました)しているのに、肌も筋肉も衰えを知らないまるでモンスター。

3つ目はニードルズ
こちらも僕に言わせれば「大モンスター」です。セレクトショップの草分け「ネペンテス」を起こした清水慶三さんがデザインしているアメカジやワークテイストの、ネイティブトラッドとでも言えそうなブランドです。還暦を越えている感性とは思われないその「瑞々しさ」に脱帽で、これまた大元気を貰えますよ。

写真上段:セリーヌのスニーカースタイル(引用:ファッションンプレス)

写真中段:コムデギャルソンシャツのレイヤードスタイル(引用:ファッションプレス)

写真下段:ニードルズのミックススタイル(引用:ファッションプレス)


JOY&FUN!
2021/02/24
JOY&FUN!仕事も遊びも「楽しく」「面白く」と言うのが僕のモットーなんですが、、、
でも現実は厳しく、そう上手くは行かないようで、、、トホホ。。。
早く、早くコロナ禍が収まると良いのですね。

先日はコロナも忘れ(マスクするのは皆忘れていませんよ)、少々密になりながら(しっかり換気やりました)、一年振りにビッグヴィジョンのプロモーション用画像の撮影を終日かけて行いました。

ビッグヴィジョンのプロモーション用なんですが、YOSHIMURA&SONSのショップマスター佐野さんがその感性と野生(?)を活かしてディレクターを務めてくれました(僕は野次馬?)。

ディレクターはどんなことやるかと言うと、、、これが中々大変(でもJOY&FUNでした)。
先ずはどんな販促物に使用する画像をいくつ撮るか?営業責任者と打ち合わせて、こんな商品を題材に、こんなポーズのカットで行こうか、と言うストーリーを決めるんです。

次にスタッフの選定。先ずはモデルですが、これはいつもお世話になっている折笠君に早速アポイントを入れてスケジュールを把握。それからカメラマン、ヘアメイク、スタイリストのスケジュールを抑えに行くのですが、今回は佐野さん一人で大変なんで広告代理店のスタッフにサポートしてもらいました。

スタッフの準備が整ったら、撮影に使用する商品サンプルの発注。この時既にどんなコーディネイトで撮影するか決めて発注するのもディレクターの重要な役割、同時にシューズやカットソーなどコーディネイトに必要な小物もディレクターが手配します(なかなか煩雑で楽しんでやれないと無理?って感じです)。

事前準備が概ね整ったところで、撮影日の一日のスケジュールを30分刻みで作ってようやくGO!です。

当日はインタビューアー、動画の撮影、商品の着せ付け、モデルまでやってしまうディレクターでした。後は「おもろい」画像が出来るのを待つだけです。大変だったけど佐野ディレクターのJOY&FUN!な一日が無事終わりました。本当にお疲れ様でした。

皆さんには今シーズンのビッグヴィジョンの広告写真、どんなおもろいのが出来て来るか楽しみにし下てさい。
おもろいのが有るよ!

写真上段:佐野ディレクターとモデルの折笠君、楽しそうにコミュニケーション。

写真中段:撮影直後、昔はポラロイド写真、今はPCディスプレイで確認。超便利!

写真下段:メイクして貰って何やら嬉しそう?


リストラクチャリング
2021/01/28
先日、バーニーズニューヨークの新宿店が閉店するのをネットのニュースで知った時は、、、

僕は洋服が好きでファッションの世界に足を突っ込んだけど、バーニーズが日本へ進出するまでは、スーツブランドやトラッドブランドのベーシックに好みや情報が偏っていたんですけど、90年代バーニーズ新宿店を初めて訪れて観た世界のオーッ!と言う驚きとドキドキ感は未だに忘れられないですね。

ここでシャツやネクタイのセール品からインポート物に手を染めたり、コレクションブランドを知って気軽に触れたり試着出来たりと、近くのイセタンメンズ館ではなかなか敷居が高くて出来ないこともさせてくれた庶民派ファッションマニアの味方でした。

そんな訳で、新宿を訪れた際は(なんと言ってもこの東口エリアは日本で一番メンズファッションの売れているエリアです)、イセタンメンズ館、マルイメン、そしてこのバーニーズ(品揃えもさることながらウィンドウディスプレイが最高!)を時間の許す限り定点観測していました。

今日まで品揃えやスポンサー企業は変われどバーニーズ日本号店は変わらずに世界のブランドを発信し続けてくれました。
閉店のニュースを聞いて残念でしたけど、、、
商売、儲けて何ぼの世界、収益上げられなければ消えてなくなりますよね。

「人のふり見て我がふり、、、」なんて良く聞きますけど、このコロナ禍のご時勢、概ねの企業の営業活動は大変だと思います。

ヨシムラグループもリストラクチャリングでは、昨年本社ビル建て替えに伴いYOSHIMURA&SONSをニューオープン、グループのビッグヴィジョン千葉店をリボーンしましたが、今年はヨドバシ吉祥寺店、神田淡路町店、日本橋店と閉店から始動です。

3店舗の閉店に当たっては、いつも以下の価格といつも以上の笑顔で閉店セールを行いますよ!

ヨドバシ吉祥寺店は1月30日から2月14日、神田淡路町店と日本橋店は2月半ばから約2週間の開催予定です。詳しくはビッグヴィジョンホームページとメールマガジンでご案内しますのでどうぞご覧ください。


天地浩然の気
2021/01/02
新年あけましておめでとうございます!

新年を迎え、東京の上空は昨年末の天気予報に反して青一色の快晴が続いてますね!
一方で、日本海側の大雪に苦しむ地域の人たちをニュースで知ると本当に胸が痛みます。

何と言っても昨年は、日本に限らず世界中があの憎っきコロナにやられた感が強いと思いますが、年明けからもおさまる兆しが見えず(首都圏はむしろやばい?)引き続きこいつとファイトですね。

さて、ファッションはどうかと言うと、、、
日本ではユニクロやワークマンなど一部の企業は元気が良いですが、アパレルメーカーは特にオンワードや三陽商会などの老舗百貨店アパレルに元気が無く、2021年を迎えて今後の動向が案じられます。

コロナ禍の情勢下、リモートワークが常態化し、暫くは続く不景気を受けて、ファッションの消費傾向はカジュアル化と低価格化に更に振れるんじゃないかと思うんですね。

在宅ワークの時間が増えることでドレスコードが緩くなるから当然カジュアルスタイルのファッション需要が増えて行くし、家に居ながらにしてファッションの購入が出来る仕組みを作り出せればリアル店舗も今みたいな数は必要なくなるし、人や商品の効率を高めて低価格でも利益が得られる低コストの仕組みを考えた者がこれからの勝ち組になるんだろうねって、、、
他人事じゃ無く当事者としてやらねばならないですね!!!

そんな時勢の下、
気合は大事だと思ったんで今回のテーマ「天地浩然の気」を掲げてみました。
なんでも天地にみなぎっている万物の生命力や活力の源となる気、物事にとらわれないおおらかな気、公明正大で何物にも屈しない気のことで僕は安岡正篤さんの著書を読んで知ったんですが、元を探れば中国の偉大な哲学者「孟子」が説いた説だそうで、何か因縁を感じます。

写真上段:今年もよろしくお願いします

写真中段:富士山の雄姿

写真下段:初日の出の美しさ


これ、俺?
2020/12/23
先日3Dボディスキャナーなるものを、銀座の裏通りにあるビルの一室で、社長達と連れ立って体験してきました!

あるビルの一室は、実はスペースビジョンさんというこの3Dボディスキャナーを開発したアカデミックな企業のオフィスでして、先ずはミーティング室にて開発に携わった役員さんからこのマシンの製作意図や背景についてあれこれと興味深い話を聞いてから「さぁ、撮影!」です。

隣室へ導かれると、そこには少し広めのフィッティングルーム程のスペースにポールが立てられ(イラストは4本だけどこの場所では確か3本?)、撮影のためのセッティングがされていました。

ポールの立てられたスペースの手前でパンツ一枚(より正確に計測するためでした)になってから、いざ撮影!は、心の準備もする間無く本当に一瞬でした。

楽しみな結果は?と言うと、、、
身体の66か所ものサイズが誤差2mmと言うだけあって、先ほどの一瞬で僕の1D(メジャー採寸)サイズと比べて狂い無く(きっとこちらの方が正しい?)、見たくなかったサイズまで顕わにされてしまいました(悲)。

恐るべきこのボディスキャナーの採寸精度の高さです。
フィットネスジムでダイエットや体作りに励む紳士淑女や整体等で通院する諸氏へBEFORE&AFTER効果が如実に把握出来たり、アパレルメーカーのサイズ規格開発や、僕らのオーダーメイドの世界では、店舗での採寸が要らななってしまいボディスキャナーのサイズデータが有れば本人が来店しないでも新規でオーダー出来るし、店舗が無い地域からもメールで注文が可能になると言う優れものです。

課題はこのボディスキャナーの設置場所、価格(国産普通車程度の値段)、それと採寸値はあくまで個人情報ですから第三者が勝手には利用できないですね。

このマシンが普及してくれれば採寸の手間が無くなり生産性アップで社長にっこりかと思いきや、、、
あぁ、僕の仕事が無くなる?
そうならないように新たなスキルを身に付ける為の努力を重ねなければなりませんね(笑)

写真上段:ボディスキャナーのイメージ

写真中段:僕の3Dフォルム。もっと腹筋、背筋鍛えねば!(悲)

写真下段:同じく後ろ姿(脇腹が、、、汗)。実際は360度確認可能



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