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ツイードスーツが仕上がりました。


こんにちは。
大阪店の大崎です。
今日(12/12)は寒さが落ち着いている気がしますが、これからどんどん年末にかけて冷え込んでいくんでしょね...今年も残すところあと2週間。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今年を振り返るには少し早いですが、皆さんにとって2021年はどんな1年でしたか?
私個人的には例年よりも充実した年になったかと思っています。
仕事ではグループ会社のビッグヴィジョンと吉村をいったりきたり...。
同じ堂島にあるので小走りで3分くらいなんですけどね。(繰り返すと息切れが。笑)
プライベートはまぁ特になんの変化もないんですが、いたって健康で楽しく過ごせたので良いとして...。
ここから年末まではやることをきちんと終わらせて、来年も全速力でいけるように準備したいと思います。
今年もまだ少しありますが、皆さんもどうぞ体調を崩すことなく元気に過ごされてくださいね!

さて、今回のコラムは先月オーダーした「ツイードスーツ」をご紹介したいと思います。
最近のカジュアル化の波にのってセットアップ感覚で単品使いしやすいスーツを目指しつつ、普段だとまず選ばないデザインに挑戦しました。
と、いいますのも自分では似合わないんだよな~と思い込み、年齢を重ねるにつれ知らず知らずのうちに“ファッションの選択肢”を狭めてはいまっているんですよね。
そんな服やデザインもいざ着てみると意外としっくりきたり、「似合うやん!」と周りの人に言われると「え?そう?」なんてちょっと嬉しかったり♪
いつもまにか選択肢から外れていたデザインも、急にお気に入りになったりすることもあります。
当たり前ですがオーダーは、一人ひとりの体型に合わせることが前提なのでサイズが合わないという心配がありません。
そして、オーダーといってもビジネススーツだけではなく、今回のようなプライベート用としても作製できるので、YOSHIMURAは皆さんの“プライベート”もサポートできるということを、今回のコラムを通して知っていただけると幸いです

ポイント1  着たい服を着る~ナチュラル体型が注意すること~

テーラードなどメンズライクな雰囲気が得意なナチュラル体型。
身体のフレームが大きいのでラインは拾いにくいものを選ぶのがGOOD!
今回のテーマは「着たい服を着る」(私:着たことない服を着る)ですが、デザインが甘めでジャストサイズにしてしまうと100%似合わないので、生地とシルエットで工夫してナチュラル体型でも着やすいスーツを意識しました。
ジャケットのウエストは絞らずストレートに落として若干オーバーサイズに。
フロントのカットは通常のラウンドではなく“スクエア”でシャープにみせます。
あと着る際に意識できるポイントは、インナーはタイトシルエットにしてジャケットとの間に空間を持たせたり。
ブラウスはボウタイ付きやスカーフで胸元に立体感を出して、ジャストサイズのジャケットでも窮屈感を軽減させることを意識するとずいぶんと印象が変わります。

ラウンドカット

スクエアカット

ポイント2 アクセサリー感覚でメタル釦をチョイス

冬の装いにはゴールドを身につけたくなりませんか?私だけでしょうか。
ダークトーンでまとめがちのコーディネートに、きらっとアクセントを効かせたくなります。
そこで今回セレクトしたのはメタル釦
肌の色的に純度の高いものやピカピカ光るものではなく、つや消しされたマットな質感のゴールドがベストなので、それも加味して選びました。(ちょっとしたお気に入りポイント)
生地にの雰囲気に合わせることも大切ですが、好きなニュアンスの釦にするだけで気分が上がるものです。

ポイント3 他のオススメデザイン

スーツの印象を左右するジャケットの襟型。
ラウンドカラー以外では、女性ならではのカッティングが特徴のノーカラーもありです。
生地にもよりますが、ラウンドカラーはフォーマル度が高いため、子供の入学式に参加するお母さんや女性議員っぽいイメージをお持ちの方も多のではないでしょうか。
同じノーカラーでもラウンドとVではかなり印象が違い、Vのカッティングお顔立ちをすっきりと見せてくれますよ。
女性らしい印象はそのままに、テーラードよりはカジュアルに、ラウンドネックよりもシャープで今風な印象に仕上がります♪

コーディネート紹介

ラウンドカラージャケット&ミニスカート
オーダースーツのイメージが変わりましたか?

ロングブーツを合わせて肌の露出を抑えて
シンプルだけど今っぽいコーディネートに。

スーツというより“セットアップ”
単品でコーディネートに取り入れられます。

オケージョンでの羽織りにもぴったりで、
季節を感じる服を纏うだけで洒落見えが叶います!

素朴な風合いのツイード素材は
カジュアルの定番デニムとも相性抜群。

ボトムスがスカートでもパンツでもOKな着丈に。
一番上の釦だけ留めても全部閉じても可愛いです。

このスーツの仕様書を送る際はデザインやサイズ等色々と悩みました。
なんせ避けてきたデザインばかりだったもので...。
仕様書を送ってからも後日工場の担当の方から電話があり、「スカート丈が短すぎるんですが、このまま進めて大丈夫ですか!?」と聞かれてしまいました。(いつも変なの作ってすみません)
普段ならそのままで大丈夫です!と返事をするのですが、今回ばかりはミニ丈なので慎重にいきたいところ.....と、いうことで質問に対しての返事は「2cm長くしても大丈夫ですか?!」と、結局恥ずかしくて伸ばす結果に。笑

ファッションをもっと楽しみたいけれど、体型のコンプレックスや、周りからの印象が気になったり、心から楽しめているかと言われると“?”の方も多くいらっしゃるかと思います。
今回のセットアップのような“完全プライベート用としてのスーツ”がオーダーできるということ知っていただき、お試しいただけますと幸いです。
これからもファッションに不可欠な最もベーシックな部分を支えるオーダースーツで、よりお洒落を楽しんでまいりましょう!
それではまた、次回もお楽しみに。


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