こんにちは。
大阪店の大崎です。
なんだか半袖の出番が例年よりも早いような気が...今年は猛暑の予想だそうです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
右の写真は先月マルビルが解体されると聞いてびっくりして、その後近くを通ったので撮ってみました。
昔は塔屋の電光掲示板が梅田のシンボル的存在だったビルで、丸の内ビルディングではありません。(誰もそんな勘違いしないですかね)
解体工事後の敷地は、2025年大阪万博の開催期間中にバスターミナルとして活用されるそうで、建て替え後も「丸い」デザインを残すらしいです。
丸ビルまでとはいいませんが、ちょっと洒落た店が入るといいな~なんて、どのようなビルに生まれ変わるかちょっと楽しみにしています。
さて余談はここまでにしておいて、本題へ。
今回のコラムテーマは“大人カジュアル”です。
去年の秋に“YOSHIMURAのパンツオーダー計画”として秋冬に穿きたいパンツのデザイン&生地についてご紹介させていただきましたが、今回は春夏でスカートver.のご紹介です。
なぜこのテーマにしたのか....皆さん大人のカジュアルって難しくありませんか?
これからの季節は自然とシンプルな服装が多くなります。
トップス1枚、ボトムス1枚でさっと着て、出掛けられるのは何かと楽ちんですが、そこで気になるのは“大人女性のカジュアルはなにを着たらいいの?”ということです。
デニム・Tシャツ・スニーカー等カジュアルを着るとご近所感満載で、ラフでルーズに着ているつもりがだらしなく見えたり、大人がシンプルすぎる服装を着ると“地味に見えたりチープに見えたり”してしまう点が問題です。
秋冬のように重ね着でごまかせない分、ある意味春夏の方がカジュアルは難しいんですよね。
今回は大人女性の皆様へ。
夏をファッションを楽しんでいただけるよう、大人カジュアルが上手になるスカートオーダーをご提案します。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
カジュアル服というのは小さい子供からご高齢の方まで着るものなので、先ほど言ったTシャツ・デニム・スニーカーといった全身カジュアルなアイテムで固めるのは少し危険です。
ON/OFFを行き来しにくい隙のない服装か、近所のスーパーには行けるくらいの服装しか分からないという方も、まずはきれいめアイテムと組み合わせることを意識しましょう。
皺になりにくい素材、シルエットが綺麗でスタイルアップが叶うもの、色柄は地味すぎず派手過ぎないバランス感がポイントです。
そして、そのきれいめアイテムとなる『スカート』はオーダーがオススメです。
自分の身体に合わせて仕立てるということは、全体のスタイルアップに繋がります。
コーディネートの主役にも脇役にもなる、ただの綿のTシャツを着るだけ様になる、そんなスカートを仕立て、私たちの日常で出番の多い普段着をアップデートしませんか?
流行に左右されない王道デザインのタイトスカート。
ミモレ丈~くるぶしあたりのロングで、スッキリとした落ち着きのあるシルエットがトレンドです。
普段着だけでなくビジネスと兼用にされたい方にオススメのデザインで、バックデザインは「ベント/ボックスプリーツ/スリット」からお選びいただけます。
生地がウールライクだとビジネス感が強まるため、クールマックスのオックスもしくはツイルがオススメです。
ヒップまわりのゆとりが少なめのデザインですが、腰回りのシワもそこまで気にする必要もなくイージーケアが嬉しいポイント。
大人女性に人気の柔らかく優しい印象のマーメイドスカート。
気品あるミディ丈がオススメで、つかず離れずのほどよいフィット感でお召しいただけます。
少々多く食事を召されても座った時に圧迫感を感じにくい、帯無し腰ばきのスカートは本当に楽。
秋冬はウールのエレガントな雰囲気で、これからの夏は素材を少しカジュアルにLINEN WOOLで仕立てましょう。
スラブ感ある見た目の生地はナチュラルな清涼感が感じられ、肌触りはとても柔らかく優しいです。
ヒップラインを目立たせない、幅広い世代の方に穿いていただけるセミフレアスカート。
広がりすぎず、甘すぎず、大人女性にとってもバランスよく着こなしやすいシルエットです。
フロントデザインは「両脇ヒダ/真ん中箱ヒダ」からお選びいただけます。
お勧め生地は機能性素材エバレット。
強撚でムラ感のあるポリエステル糸を使用し麻さながらの表情と風合いを表現した『擬麻』(ギマ)素材と、春夏生地の代名詞凸凹した表情が特徴的な『シアサッカー』素材で、涼し気で爽やかなイメージで仕立てましょう。
動くたびに軽やかに揺れる華やかなフレアスカート。
ふわりと優雅に広がるラインが上品なレディスタイルにマッチします。
生地はCANONICO 21Micron.の無地とスラブチェックの雰囲気がよく合います。
化学繊維よりもフレア感が立体的に出やすいハリコシとしなやかさが特徴です。
大人でも取り入れやすいトーンのマスタードとテラコッタカラーがオススメです。
肌離れの良いドライタッチの生地はシーズンムードをより引き立てます。
以上、簡単にご紹介いたしましたが、オーダーしてみたいデザインはありましたか?
きちんとした場所に着ていく服やコーディネートは知っているけれど、カジュアル(普段着)はあまり自信がない。
そんな大人女性の悩みを解決するのには、まずはボトムスからです。
ボトムスがきまるだけで垢ぬけて、大人カジュアルがもっと簡単に上手になります。
自分のワードロープになにを足せばいいのか、どんなシルエットが似合うのか、もしお悩みの方がいらっしゃいましたらご遠慮なくご相談くださいね。
因みに現在、シャツとボトムスがお求めになりやすいフェアを開催中ですが、あいにく大阪店は明日まで、東京店は明後日(6/5)までとなります。
もし近くにお越しの際は、是非気軽にお立ち寄りくださいませ。
今年の夏も洒脱に過ごしてまいりましょう。
それではまた、次回もお楽しみに。