2018年10月26日更新
気が付けば10月も残すところあと僅か、秋も深まり朝晩は少し肌寒く感じる日が多くなってきましたね。
少し肌寒いくらいが個人的には過ごしやすく、そしてなんといってもファッションを楽しめる季節ですから今の時期が一年の中で好きな時期かもしれません。
そんな個人的な意見はさておいて、様々な秋の楽しみがある中で、読者の皆さんは『ファッションの秋』を楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
衣替えも一段落したところ、これから徐々に気温が下がり振り返ればもう冬がすぐそこになんてこともありますから早めに今シーズンの冬の準備を進めていきたいところです。
そんなことのないように、そしてさらに洋服選びが楽しいファッションの秋を読者の皆さんと一緒に楽しもうと考え、『ジャケット&コートフェア』を開催することにいたしました。
ビジネスからプライベートまで幅広くスマートにコーディネートできるジャケットは1着あれば非常に重宝しますし、まだ早いかなと思っているコートは今オーダーしていただけると丁度着る時期に出来上がりますので、まさに『今』がお仕立てのタイミングですよ。
スーツに比べると、ジャケット、コート両者共に非常にコーディネートの幅が広く着こなしの自由度が高いアイテムですから、『どんな合わせにしようかな?!』
と考える時間も楽しめるので、秋の夜長にピッタリではないでしょうか?!?
もちろん、コーディネートに迷ってしまったり、スーツと違いはあるの?!など少しご不安に思っていらっしゃる方は、私たちがしっかりとアドバイスを致しますので、どうぞ
ご安心ください。
さて、そんな『ジャケット&コートフェア』ですが、皆さんのファッション欲を刺激するような生地を厳選してお選びいたしました。
そして、大阪SHOPMASTER 南浦よりプラスアルファで、今年から『SHOP IN SHOP』のイベントで好評をいただいている、あの生地達もご用意しましたので是非お楽しみいただければとい思います。
それでは『ジャケット&コートフェア』の詳細をご案内いたします。
スーツスタイルとは少し違うのかな?!と思うジャケットスタイル。いったいどんなジャケットがいいのか、スーツとの違いは何?!と色々と疑問に思っている方も多いかと思います。そんな皆様にジャケットのオススメスタイルをご紹介していきたいと思います。
ジャケットスタイルの基本デザインは、スーツにあるデザイン、シングル・ダブルと一緒と基本は考えて頂ければと思います。 では何が違うのかと大まかにご説明しますと、生地の色柄や風合いはもちろんのこと、ポケットの形やボタンや付属の選択肢の多さ、後は着丈を短くするなどのサイジングです。 難しく考えてしまいそうですが、実はとってもシンプル!逆に色々と遊べますので一度お仕立てするとハマってしまうかも?! それでは、ジャケットにおすすめの仕様を下記にご案内いたしますのでご参考にしてください。 |
ジャケットらしくカジュアルな雰囲気で着こなしたいなら、是非アウトポケットをお選び
ください。スーツスタイルとのフロントデザインを大きく変えていくならオススメのデザイン。
蓋つきのご用意もできますし、胸ポケットもアウトポケットにすることもできます。
マニカが『袖』でカミーチャが『シャツ』を意味するイタリア語で、シャツの袖付けの様に肩にギャザーを寄せて袖付けをする技法です。
ジャケットの肩回りの雰囲気を柔らかく演出し、スーツのしっかり感との違いもでますの
でオススメです。
最近よく見るデザインですね。
アンコンとは、アンコンストラクティッドの略で、非構築的なジャケットの意味。
スーツのように裏地や芯地、パッドを使用した仕立ての堅い上着の作り方ではなく逆に、裏地・芯地・パッドなどの付属を最小限におさえることで、布地を体に沿わせたソフトな着心地感になるのが特徴のお仕立てです。
軽い羽織としてお考えの方や、少し目付のある秋冬生地の重さを和らげたい方は是非。
表地を贅沢に使用する大見返しもポイントです。
ジャケットに比べるとコートは何となくイメージはつきやすいのではないかなと思いますが、ここで当社がご用意するコートデザインをご紹介いたします。
当社ではシンプルなチェスターフィールドコートを始め、ステンカラーコート、ラグランコート、バルカラーコートにスタイリッシュなアルスターカラーコートなどからお選びいただきお仕立ていただけます。
コートと言えば、このチェスターコートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
当社でも一番人気のこのチェスターコート。
もともと19世紀(1830年~40年台)にチェスターフィールド伯爵に敬意を表して名付けられたことが、名前の由来であるとされています。
ご着用頂けるシーンが、フォーマル~ビジネス、カジュアルまで幅広い場所、場面でお召し頂けるのが人気のポイント。
~ 基本デザイン ~
基本デザイン | シングルの場合、ノッチドラペル、ダブルの場合、ピークドラペル。 |
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上衿 | 同生地仕様orベルベット等別素材使用 >>>カジュアルからビジネスでしたら同生地を使用し、少しドレスアップしたい方や、フォーマルでもカッチリとお召しになりたい方は、ベルベット素材を使用することをオススメします。 |
脇ポケット | フタツキorハッキングポケット >>>もちろんチェンジポケットも付けられます。 |
胸ポケット | ハコポケット |
袖口ボタン | 4つ >>>ここは、時代の流れによっても異なりますが、現在の主流は3つ~4つボタンです。 |
ベント | センターベント |
着丈 | 近年では、カジュアル化している傾向もあって、着丈は短くなってきておりますが、フォーマルでは膝下~膝丈辺りをオススメします。 特に、カシミアのコートなど長く、フォーマルにもお召し頂ける素材は、時代にあまり左右されないサイズ感でお仕立てしましょう。 カジュアル~ビジネスまでの用途でお考えの方は、膝上の着丈にして、軽快感を出しつつ、最近のトレンドである短めのコートをオススメします。 |
1860年代後半に登場したコート。
北アイルランドのアルスター地方産のウールを使い、着用していた事に由来しているようです。
特徴は、アルスターカラーという衿型。
独特の上衿と下衿を分けたデザインで、衿も立てやすく、防寒にも適していることから、近年注目度が徐々に上がってきており、トレンドといっても過言ではありません。
ディティールでは、袖に折り返しのカブラを付けて、ボタンは、8ボタン3つ掛け、または6つボタン×3つ掛け主流で、後ろにトレンチコートに用いられるインパーテッドプリーツを付けることで、動きやすくエレガントなデザインになります。
着用シーンは、ビジネスを中心に活躍し、現在イージーオーダーでこのアルスターコートを仕立てることができる工場も非常に少なくなっており、貴重なデザインですから是非ご検討下さい。
素材は、厚手のウールやツイード等が良いのですが、カシミアで仕立てても非常にエレガントに仕上がります。
シングルのコートを既に持っているから、ダブルのコートもほしいなぁという方やデザイン性のあるコートが欲しい!という方に特にオススメデザインです♪
~ 基本デザイン ~
衿型 | アルスターカラー |
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フロントデザイン | 6つボタン2つ掛け |
胸ポケット | 箱形or無し |
脇ポケット | アウトフタツキ |
背デザイン | バックベルト |
ベント | インパーテッドプリーツ |
着丈 | 近年の流れでは、他のコートと同様、着丈が短くなっております。 クラシックなデザインでは膝下までの着丈ですから、きっちりとしたコートをご要望の方は、長めのデザインで、タウンユースでスマートに見せたいという方には、膝上くらいの短めの着丈でお仕立てすることをオススメします。 エレガントなデザインですから、少し長めでも良いかもしれませんね。 |
ステンカラーは和製英語で、「Stand Fall Collar」に由来しているようです。
近年では、有名なインポートブランドがバラエティ豊かな色味でステンカラーコートを出したり、素材もコットンから、ウール、カシミアまで幅広く浸透してきております。
トレンドでは、コットンを中心にタイト&ショートのステンカラーで、都会的な印象を与えてくれ、ビジネスを中心にカジュアルでもとても人気のデザインです。
シンプルなデザインということもあり、初めてのコートには最適なアイテムですね。
コーディネイト例素材は、コットン素材をはじめ、中肉の暑さ程のウールもオススメです♪
こんなコーディネートも良いかもしれませんね。
~ 基本デザイン ~
衿型 | ステンカラー |
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胸ポケット | 無し |
フロント仕様 | ぶち抜きor比翼 |
脇ポケット | ハコポケット |
ベント | 開き見せボタン※タブはラグラン袖のみ |
着丈 | マインドの若い方は、膝上の短め、落ち着きをということでしたら、膝丈~膝下までの長さがオススメです。着丈によって、雰囲気が異なりますので、色々ご検討下さい♪ |
ジャケットにもコートにオススメな生地を私たちが厳選してお選び致しました。
シンプルなWOOL100%の生地から、カシミヤ・シルクをブレンドした柔らかい風合いの生地、そしてラグジュアリーに繊維の宝石カシミヤ100%の生地まで幅広くご用意。
カジュアルなチェック柄やシンプルなへリンボンなど、スーツ生地とは違う柔らかくウォーム感のある生地でお仕立てをお楽しみください。
*ジャケット&コートフェア Special Price
ジャケットのお仕立て 通常価格より>>>5,000円
OFF
コートのお仕立て 通常価格より>>>10,000円OFF
※ダブルでお仕立ての際は+4,000円(税抜)
アルスターコートはコート価格+10,000円(税抜)頂戴しております。
ラグジュアリーな生地をお探しなら、ロロピアーナが絶対的にお薦めです。色気のある色柄に柔らかいタッチはこのブランドならではです。WOOL100%の使い勝手のいい生地から、ラグジュアリーなカシミヤ&シルクをブレンドした生地までお好みでお楽しみいただけます。
ジャケット価格48,000円~(税抜) コート価格84,000円~(税抜) | |||
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1922年に設立されて以来、ウールを中心に高品質な生地を、紡績から一貫して自社生産しているイタリアの実力派テキスタイルメーカー。
柔らかくウォーム感のあるラグジュアリー感漂う生地をご用意しました。
ジャケット価格48,000円~(税抜) コート価格84,000円~(税抜) | |||
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英国ブランド、織物工場としても有名なMOON。紡績から生地のフィニッシングまで全ての生産工程を一貫して英国の工場内で行い品質、生産技術の向上に努めています。
英国生地らしいしっかりとした目付に、ふっくらとた暖かみのあるツイード生地をご用意しました。
軽めなライトツイードをお探しならこちらを是非お選びください。
ジャケット価格43,000円~(税抜) コート価格77,000円~(税抜) | |
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暖かく、上品な光沢もあり、肌触りが良いとされ、その高価さもあいまって
「繊維の宝石」と呼ばれているカシミヤ。
そんなカシミヤの素材で、世界最高品質と呼ばれているのが、こちらの『ロロピアーナカシミヤ』です。
カシミヤの原毛であるカシミアヤギ1頭から大体150g~200gしか採取できない貴重な原
毛を贅沢に使い、目付「480g」と非常に価値ある生地を作り上げています。
世界最高品質のカシミヤを是非この機会にお楽しみください。
ジャケット価格95,000円~(税抜) コート価格150,000円~(税抜) | ||
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イタリア・ビエラの最高級生地メーカーでカシミヤを中心とした高級テキスタイルに定評があります。
今回は1色展開と少ないですが、キャメル色の発色の良さや、カシミヤ76%ウール24%と風合いの良い生地は使い勝手も良くオススメです。
ジャケット価格80,000円~(税抜) コート価格130,000円~(税抜) |
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只今、絶賛開催中のヴィンテージショップ“YOSHIMURA”in Autumn、こちらはスーツ生地メインでの展開でしたが、今回のフェアではWinterバージョンとして、ジャケット&コート地をお薦めしたいと思います。
まずはジャケット地、当然ゼニア、ドーメル、モクソン、ホーランド&シェリーetcのHighブランドのご用意もございますが、今回は敢えて超が付くほどの高級素材をお薦めする次第です。
画像を御覧ください。上から3つがカシミア&ミンク、4番目が100%ベビーキャメル、5番目が100%カシミア、最後6番目がカシミア&シルク、と値段を聞くのが怖い位のクオリティ。
光沢感はもちろんのこと、その肌触りは思わず唸ってしまうレベルです。
使い勝手の良いネイビー無地を始め、グレンチェック、ハウンズツース、ヘリンボーンとジャケットに最適な色柄を揃えておりますが、数が非常に限られております。
東京、大阪各店10着分のみ!おそらくスタートダッシュでSOLD OUT間違いないかと。
気になるお値段ですが,,,,,何と60,000円(税抜)でのご提供!とにもかくにもお急ぎください!
ちなみにベーシックなウールのジャケット地もご用意しており、こちらはブランド問わず一律で48,000円(税抜)となります。
こちらにはThat'sVintage!な柄の生地も多くございますので、是非合わせて御覧ください!
続いてコート地ですが、無地ライクなツィード生地がほとんどの中、Scabalで可愛らしい格子柄の生地をお薦めしたいと思います。
おそらく目付は450g前後かと思いますので、もちろんジャケットでのお仕立ても可能ですが、あまりコート地では見ない柄ですので、チェスターのようなフォーマル感のあるデザインでは無く、ステンカラーやアルスターのようなカジュアルコートの方が相性が良いでしょう。
逆に女性の方ならチェスターでも可愛らしくお召し頂けるかもしれませんね。
コート地のお値段は素材、ブランド問わず、全て73,000円となります。
こちらも数はかなり少ないので、画像を見て一目ぼれされた方は是非お急ぎくださいね。