本格的な紅葉にはまだ少し時間が掛かりそうですが、徐々に秋も深まってまいりましたね。
10月末までCOOL BIZの企業も多いようですが、それを待たずに衣替えを済まされた方も多いのではないでしょうか?
(私は先日の定休日に一気に済ませました、ただ最高気温27℃で汗だくになりましたが笑)
全国旅行支援も始まり、入国制限も大幅に緩和され、街や観光地が多くの人で賑わうようになりました。
やはり人出が増え、活気に溢れるのは良いものですね。
"ようやく元の生活に戻ってきたな"
とつくづく実感します。
となれば、"食欲の秋"&"ファッションの秋"を思う存分楽しみたくなりますね。
そこで今回は毎年この時期恒例の【ロングジャケット&コートフェア】をご紹介したいと思います。
あまり気象学には明るくはありませんが、今年はラニーニャ現象?の影響で寒くなるらしいと、あるお客様が仰っておられましたし、現に例年より少し気温が低いような気もします。
そうなれば来るべき季節に備え、早め早めの対策が必要となりますので、是非この絶好の機会を利用して防寒アイテム(=コート、ロングジャケット)をご用意されることをお薦めします。
それでは今回のフェアの詳細をご紹介しますね♪
■ 開催期間 ■ |
2022年10月29日(土)~11月13日(日) |
※ 東京店は毎週水曜日と祝日が定休日のため、11/2、11/3、11/9はお休みです。 ※ 大阪店は毎週火曜日・第1,3,5日曜日と祝日が定休日のため、10/30、11/1、11/3、11/6、11/8はお休みです。 ※ 営業時間は次の通りです。カッコ内は大阪店の営業時間です。 平 日 11:00~19:30 (10:00~19:00) 土曜日 11:00~18:00 (10:00~17:00) 日曜日 11:00~18:00 (10:00~17:00) |
■ 対象商品 ■ |
『2022年秋冬版生地サンプル帳』に記載しております新作生地からお選びいただけます。 今年は、ライトツイードにリッチなフランネル等、コートにするにはもってこいの生地をラインナップしております☆ *店頭では、サンプル帳に掲載していない生地も豊富にございます。 全ては網羅できませんので、、、、スミマセン。 店頭での下見もWELCOMEですので是非ご来店ください。
|
■ SPECIAL PRICE ■ |
|
さて、ここで先程のロングジャケットの説明について、改めてその魅力をご説明していきたいと思います。
一体どんなアイテムなの?!コートと何か違うの?!という、ちょっとした謎のベールに包まれたロングジャケットの解説をしてまいります。
名前の通り、ジャケットの着丈を長くしてコートとして着る。 そんなまたザックリとした説明なのですが(スミマセン。。。汗)ポイントは、基本はジャケットというところです。 それではここで、コートと比較したポイントを3つに絞りご案内をさせて頂きます。 |
ジャケットのいいところは、コートのように縛りのある決まった形、仕様ではなく、基本仕様はあくまでジャケットですから、私たちが普段からご用意しているオプションや仕様等選べる自由度が高いところです。
例えば、マニカカミーチャを加えて肩回りを柔らかく、アンコン仕立てにして軽く、アウトポケットにして、ショップコート風にカジュアルアレンジ等色々なお仕立てを楽しめます。
どちらかというとコートは、ジャケットの上から着ることを主としているので、あまりサイズを攻めることが出来ず、洋服の顔とも言える?!肩回りや袖が野暮ったくスマートではありません。
ですが、ロングジャケットはジャケットが基本ですから、細かなサイジングも攻めたサイジングもお手の物。見た目も重たくなく野暮ったくなく、スマートに仕上がります。
更に体型補正も入れることが出来ますので(アウターですが。。。)より着心地の良いコートに仕上げることが出来ます。
いくら良いモノだからって、お値段が高額すぎては中々チャレンジできないですから、価格も大変重要ですよね!!!
ロングジャケットは、何と、ジャケットの基本料金+オプション料金10,000円と大変お値打ち☆
コートの基本料金が生地にもよりますが70,000円~と考えると、ロングジャケットはこちらも生地によりますが48,000円~と大変お得。
そして、何と今回のフェアで、ロングジャケットのお値段10,000円OFF!!! ですから、実質ジャケットのお値段でコートがお仕立てできます。
なんと38,000円(税抜)から、コートがお仕立て頂けますから、このご案内をしている私が1番ビックリしています。(汗)*お選びする生地によります。
以上、たくさんのメリットがあるロングジャケットのポイントをご紹介しましたが、
実はちょっとした弱点もあります。(やはり無敵ではないんですね~)
それは、コートと違い《衿腰が低い》ことです。。。。(*衿の後ろ、首の部分です。)
ジャケットの上から着る時以外はあまり気にならないかなと思いますが、コート衿の作りとは違い、やはり基本ジャケットですから重ねて着ることを想定して衿を作っていないのです。
ですから、ジャケットの上から着る時は、下のジャケットの衿が見えることがあります。
ある程度衿を立てて着る、もしくは、ニットやシャツの上、また、カットソーとコーディネートする時は全然気にしなくてOKですのでご安心を。
さて、ここまでロングジャケットの魅力をご案内しましたが、ここからは今回のもう一つの主役である《コート》についてご紹介してきたいと思います。
コートは、ある程度の形は決められておりますが、ラグランスリーブや、ステンカラー、バルカラーやスタイリッシュなアルスターコート等、コートにしかできない魅力的なデザインが有るので見逃せませんね☆
昨今はオーバーサイズで着る等、コートの着方も変化してきていますので、そんな時はロングジャケットよりもコートが良いかと思います
コートと言えば、このチェスターコートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
当社でも一番人気のこのチェスターコート。
もともと19世紀(1830年~40年台)にチェスターフィールド伯爵に敬意を表して名付けられたことが、名前の由来であるとされています。
ご着用頂けるシーンが、フォーマル~ビジネス、カジュアルまで幅広い場所、場面でお召し頂けるのが人気のポイント。
~ 基本デザイン ~
基本デザイン | シングルの場合、ノッチドラペル、ダブルの場合、ピークドラペル。 |
---|---|
上衿 | 同生地仕様orベルベット等別素材使用 >>>カジュアルからビジネスでしたら同生地を使用し、少しドレスアップしたい方や、フォーマルでもカッチリとお召しになりたい方は、ベルベット素材を使用することをオススメします。 |
脇ポケット | フタツキorハッキングポケット >>>もちろんチェンジポケットも付けられます。 |
胸ポケット | ハコポケット |
袖口ボタン | 4つ >>>ここは、時代の流れによっても異なりますが、現在の主流は3つ~4つボタンです。 |
ベント | センターベント |
着丈 | 近年では、カジュアル化している傾向もあって、着丈は短くなってきておりますが、フォーマルでは膝下~膝丈辺りをオススメします。 特に、カシミアのコートなど長く、フォーマルにもお召し頂ける素材は、時代にあまり左右されないサイズ感でお仕立てしましょう。 カジュアル~ビジネスまでの用途でお考えの方は、膝上の着丈にして、軽快感を出しつつ、最近のトレンドである短めのコートをオススメします。 |
1860年代後半に登場したコート。
北アイルランドのアルスター地方産のウールを使い、着用していた事に由来しているようです。
特徴は、アルスターカラーという衿型。
独特の上衿と下衿を分けたデザインで、衿も立てやすく、防寒にも適していることから、近年注目度が徐々に上がってきており、トレンドといっても過言ではありません。
ディティールでは、袖に折り返しのカブラを付けて、ボタンは、8ボタン3つ掛け、または6つボタン×3つ掛け主流で、後ろにトレンチコートに用いられるインパーテッドプリーツを付けることで、動きやすくエレガントなデザインになります。
着用シーンは、ビジネスを中心に活躍し、現在イージーオーダーでこのアルスターコートを仕立てることができる工場も非常に少なくなっており、貴重なデザインですから是非ご検討下さい。
素材は、厚手のウールやツイード等が良いのですが、カシミアで仕立てても非常にエレガントに仕上がります。
シングルのコートを既に持っているから、ダブルのコートもほしいなぁという方やデザイン性のあるコートが欲しい!という方に特にオススメデザインです♪
~ 基本デザイン ~
衿型 | アルスターカラー |
---|---|
フロントデザイン | 6つボタン2つ掛け |
胸ポケット | 箱形or無し |
脇ポケット | アウトフタツキ |
背デザイン | バックベルト |
ベント | インパーテッドプリーツ |
着丈 | 近年の流れでは、他のコートと同様、着丈が短くなっております。 クラシックなデザインでは膝下までの着丈ですから、きっちりとしたコートをご要望の方は、長めのデザインで、タウンユースでスマートに見せたいという方には、膝上くらいの短めの着丈でお仕立てすることをオススメします。 エレガントなデザインですから、少し長めでも良いかもしれませんね。 |
ステンカラーは和製英語で、「Stand Fall Collar」に由来しているようです。
近年では、有名なインポートブランドがバラエティ豊かな色味でステンカラーコートを出したり、素材もコットンから、ウール、カシミアまで幅広く浸透してきております。
トレンドでは、コットンを中心にタイト&ショートのステンカラーで、都会的な印象を与えてくれ、ビジネスを中心にカジュアルでもとても人気のデザインです。
シンプルなデザインということもあり、初めてのコートには最適なアイテムですね。
コーディネイト例素材は、コットン素材をはじめ、中肉の暑さ程のウールもオススメです♪
こんなコーディネートも良いかもしれませんね。
さて、ここからは、YOSHIMURA&SONSの2022年新作秋冬コレクションの中でロングジャケット&コートのお仕立てにとっても 《オススメな生地BEST3》をご紹介したいと思います。
これからご紹介する生地は、《2022年秋冬新作生地サンプル帳Diplomat》に掲載しおりますので是非ご請求頂き、実際に生地に触れてみてご体感ください!!!
フランネルと言えばFOX BROTHERS
フォックス・ブラザーズと言えばFlannel
と言われる程、フランネルの代名詞的存在であるフォックスブラザーズ
ファッション好きでなくとも一度は耳にされたことのある方も多いかと思います。
クオリティの高い原毛を使用し、伝統的技法で織り上げられたフランネルは他のブランドとは一線を画す仕上がり具合となっております。
当店のラインナップもベーシック&クラシカルな無地に加え、英国伝統柄であるハウンズツゥースとグレンチェックをご用意し、基本処はキッチリとおさえております。
カシミアは繊細でちょっと手を出しづらいが、クラシカルで上品なコートが欲しい!という方には自信を持ってお薦め出来るブランドです。
老若男女問わず、多くの方々から愛され続けているTweed、それが【ハリスツィード】
ざっくりとして肉厚、素朴な風合いのHarris Tweedは耐久性に優れているので、10年以上に亘り着用することが可能で、また着込んでいく内に身体に馴染み、味が出てくるのも人気の理由の1つと言えるでしょう。
今シーズンのラインナップはクラシカルなヘリンボーン柄5マークにカジュアルな色使いが可愛らしいイメージのチェック柄2マークとなります。
お薦め仕立てはハリスの持つ素朴なイメージを活かして、カジュアルデザインのコートが良いでしょう。
防寒性が高く、オーダー感もある英国伝統デザインであるポロコート(アルスターコート)はいかがでしょうか?
今からのお仕立てだと若干タイミング遅れかもしれませんが、秋冬シーズン終盤や来シーズンの立ち上がりに有れば非常に便利な【PURE COTTON】を使用したコートはいかがでしょうか?
植物性繊維であるコットンは獣毛(ウール等)に比べると保温性に劣るので、寒さ本番になるとお役御免となりますが、先述のようにシーズンの端境期にあるとかなり便利なアイテムがコットンのステンカラーコートです。
冬物コートでは重いがジャケットonlyでは寒い3月~4月初め、冬物コートを着るほど寒い訳では無いがジャケットonlyでは寒い11月~12月初め、の短い期間ではありますが、1着あれば抜群の威力を発揮します。
カラーバリエーションは全6色
定番のベージュ、ネイビーを始め、人気のアースカラーであるブラウンやカーキ、オーダーらしさ満載のウォルナットやオリーブ、となかなか1着に絞りづらい笑ラインナップとなっております。
元々リーズナブルなプライスである上に、このフェアで更にお買い求め頂きやすくなっておりますので、是非この機会をお見逃しなく!
以上、今回のフェアについてご紹介させて頂きました。
このフェアでオーダーすれば、年内仕上りは問題無く間に合いますし、ちょうど仕上りのタイミングが着るにはbest!な時期になりますよ。
是非皆さまのご利用、お待ちしております~★