心地よい秋の風を感じる日が多くなり、まさにファッションを本格的に楽しめる季節がやってきましたね。
四季を楽しめるのが、我が国日本の風情があっていいところですが、急に涼しくなったことを考えると、今年は秋の季節が短く一気に冬が来る、、、そんな予感がしてなりません。
秋物への衣替えもいいですが、一気に寒くなることも想定して、本格的な【冬物】を今年は同時に用意することがオススメです。
※今年は衣替えがいつもより遅い方も多いですよね。。。
さて、秋物・冬物同時にお仕立てをオススメしているYOSHIMURA&SONSから皆さんに、
衣替えのモチベーションが上がること間違いなしな、新しいサンプル帳が完成しましたのでご案内いたします。
ここで皆さんに質問です。※いきなりですみません。
本格的な冬を楽しめる素材と言えば、、、??
『ハリスツイード』とお答えになる方が多いのではないでしょうか。
そうなんです。
冬物としての人気が高くお客様からよく『ハリスツイードのサンプル帳ないの??』とご要望を多くいただいていたこともあり、皆さんのご要望にお応えしなければという事で、
今年はDIPLOMAT(最新コレクション生地サンプル)とは、完全に独立させて、
【ハリスツイードコレクション】サンプルを作成しました。
その数なんと『28柄!!!』
こんなに色柄豊富なハリスツイードのサンプルをご用意しているのは、YOSHIMURA&SONS以外はないのではないでしょうか。
ここまでやるからこそ、《羅紗屋のヨシムラ》と感じていただける、充実した生地ラインナップになっておりますので、是非皆さん生地サンプルをご請求いただき、ハリスツイードの生地感を直に感じていただければ幸いです。
シングルジャケット | 58,300円 |
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コート | 101,200円 |
シングルスーツ | 90,200円 |
パンツ | 31,570円 |
ベスト | 16,500円 |
※価格は全て税込みでのご案内です。
Harris Tweedのサンプル帳はコチラからご請求ください。
※生地サンプル帳は2週間無料でお貸出ししております。
また、ハリスツイードと合わせて、秋冬物の生地もご覧になりたい方は、
生地サンプル帳【DIPLOMAT】も是非ご一緒にご請求ください。
特にハリスツイードとコーディネートを楽しんでいただける《DIPLOMAT:GOLD LINE》がとってもオススメ。
ツイードと相性の良いコットン素材や、ヘビーなツイードに負けない、肉厚なウール生地に、ツイードと双極をなす冬素材《フランネル》等ツイードと合わせて楽しみたい生地を豊富にご紹介しております。
さて、ここからは、Harris Tweed(ハリスツイード)がなぜこれほどまでに、有名になり世界中にファンが多いのか、生地の魅力に迫っていきます。
生地サンプル帳をご請求いただき実際に生地を手に取ってもらいながらご覧いただくと、より深みがでますので、是非サンプル帳をご請求ください。
Harris Tweed 目付:480g
世界中にファンが多くとても人気のあるこのハリスツイードですが、何が一番の理由かと申しますと、防寒としての役割と、着込めば着込むほど、柔らかくなっていくその特徴ではないでしょうか。
デニムのように、着用すれば着用するほど、着やすくなり風合いも独特な柔らかさに仕上がっていきますので、まさに着る人によってそれぞれ個性の違う、オンリーワンのアイテムになります。
着ることによって愛着のある1着に育っていくことが愛されている理由の一つです。
一言でウール(羊の毛)といっても実はその種類は百種類ほどあり、それぞれ特徴を持っています。ハリスツイードは、その中でもスコットランド北西のハリス島に棲息するチェビエット種という太い原毛の羊を使い、手織した物をさします。ざっくりとしたナチュラルな風合いは、子羊の新毛に、死毛である「ケンプ」(よく見ると混ざっている白い糸です)を加えることで産まれます。
このためソフトな肌触りのツイードジャケットを求める方には全く魅力のない素材ですが、そのゴワゴワ感や手織のノスタルジックな雰囲気が受け入れられ、古くから好まれている素材です。
チェビエット種の原毛を使うことご紹介しましたが、どんなウールでも紡いだ段階では、原毛には油分が入っています。通常は紡績の段階で脱脂(油を抜く)いたしますが、ハリスは原始的な手紬ですのでこういった作業をしません。
このため織られた生地にも原毛に含まれる油分がそのまま残っているため、出来上がりの製品は弱撥水性を保ちます。ハリスツイードがアウトドア向けのカジュアルジャケットや普段使いのコートに適しているのはこういった事情によるのかも知れません。スコットランドの片田舎で、漁師達が防寒用に着る服なんかに使われていたのも納得ですね。
ハリスの知られざるもう一つの特徴は、その耐久性。普通にジャケットを使えば5年どころか10年20年は普通にお召しいただけます。
このため、ハリスをお仕立てになった方は、その後こんな形でお店に立ち寄られるケースが多いです。
<3年ごと・・・>
毎年のメンテナンスはドライクリーニングで結構です。
ですが、ウールは着用によって生地の組織に埃(ほこり)が溜まってきます。
長く着たいジャケット、風合いを取り戻したいジャケットは、《定期的に水洗いメンテナンス》をすると生き返ります。
<5年ごと・・・>
裏地の貼り替え
ハリスは非常に強い素材ですので、使っている内に先に裏地が傷んでしまいます。
このような時は、お店にご持参頂ければ裏地の張り直しをいたします。 (費用 36,000円~)
<10~20年後・・・>
お子さんへのリフォーム。
10年20年着たハリスは経年劣化に伴い何とも言えない風合いが出てきます。
自分が愛したジャケットを子供へも... というのは、子を持つ親なら一度は考えたことはあるのでないでしょうか。
ジャケットによって家族の歴史が紡がれていくなんて素敵ですよね。
いかがでしたか。
【Harris Tweed(ハリスツイード)】の生地の魅力を感じていただけましたでしょうか。
実際に生地に触れることで、素材の本当の良さを感じていただけますので、
是非この機会に、ハリスツイードサンプル帳をご請求ください。