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~コンフォートの魅力~

 執筆者:大阪店 河本


こんにちは。大阪店の河本です。
いよいよ12月に突入し、2025年も残すところあと一ヶ月

本当に時が過ぎるのは早いものだと、つくづく実感している今日この頃ですが、読者の皆さんはいかがお過ごしですか?
残り一ヶ月、後悔が無いよう駆け抜けましょう!

さて
そんな12月に入り、本格的な『冬』に向けて着々と準備を進められている方も多いと思います。

今季の冬の装い、もうお決まりになりましたか?

口酸っぱく言いますが、何といっても時代は「カジュアル」です。
ヨシムラからの新たなご提案としてもう何度もご紹介している《コンフィースタイル》 (覚えていただけましたよね⁉)はそんな今の時代にピッタリなスタイルですので、現在冬の衣替えにピッタリなフェアも開催中!ですから、是非この機会に【真のカジュアルオーダースタイル】をお楽しみください!

クリスマスフェア

さてこのように、これまでは今年リリースした〈コンフィージャケット〉について幾度となくHPでご紹介してきましたが、、、

実際、中にはこんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

コンフィージャケットは、
  • カジュアル過ぎるから自分は作れない・・・
  • カジュアルに挑戦したいけど、いきなりは難易度が高いそう・・・
  • 自由にデザインを選べないのがちょっと・・・

そう、このようにコンフィージャケットに少し抵抗感のある方も多いのが事実です。

確かにコンフィージャケットは芯や裏地が全く付かないため、その分非常に柔らかい表情に仕上がり、見た目はかなりカジュアルです。
また、圧倒的な軽量感を実現させるため、デザインも例えば腰Pがパッチポケットだったり本切羽が付けれなかったりと、少し縛りがございます。

このような点から、コンフィージャケットのことは気になっているけど、仕立てをためらってしまう、という方も多いかと思います。

ですが、そんな皆さん。
ヨシムラにはこのモデルの存在があること、お忘れではないですか?

昨年リリースした、コンフィージャケットの兄貴分。
そう、『コンフォートジャケット』です!

ということで、今回はこのコンフォートジャケットにフォーカスし、色々とご紹介していこうと思います。

コンフォートジャケット

コンフォートジャケット

コンフィージャケットの登場で少し影を潜めていた?
この『コンフォートジャケット』

コンフォートジャケットは、一般的な仕立てがフォーマルコンフィージャケットがカジュアルであれば、その中間の立ち位置を担う存在であります。

確かに今の時代は、重厚感のあるカチッとしたスーツスタイルではなく、軽量感があり見た目もカジュアルなジャケットスタイルが主流ではあります。

ですが、中には楽だけどビジネスライクな雰囲気があるスーツスタイルやジャケットスタイルをお求めの方もいらっしゃる、いやまだそのような方のほうが多いと私は思います。
また、先ずはいきなりカジュアルなジャケットスタイルではなく、セットアップくらいから始めたいという方もいらっしゃるはず。

そんな方々のニーズに応えられる最も適した仕立てこそが、このコンフォートジャケットです。

では、これよりこのコンフォートジャケットの特徴魅力等について、改めてご紹介していきます。

これからカジュアルに挑戦されたい方への懸け橋的存在でもありますので、是非最後までご覧ください。

コンフィージャケットの特徴

圧倒的な軽量感

コンフォートジャケットは肩パットが一切入っておらず、身頃も最も薄い最小限の芯地で構成されているため、とにかく軽く、身体に馴染むような着心地をご体感いただけます。

全体的に柔らかい印象になりますが、コンフィージャケットの違いは薄い芯地が入っていること
これにより、カジュアル過ぎない立体的なシルエットも確保できるため、ビジネスライクな雰囲気もしっかり残した仕立てにすることが出来ます。

ナチュラルなショルダーライン

これはコンフィージャケットと同様、肩先のふくらみを削ったナチュラルなショルダーライン
これより肩のフィット感がプラスされ、より軽くて楽な着心地を得ることが出来ます。

一見、パットも入っていませんからこれですごくカジュアルな印象になるのでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、こちらのスーツをご覧ください。

どうでしょう?
このスーツからカジュアルな印象を受けますか?
恐らく、カジュアルな印象はあまり受けないと思います。

そう、あまり肩の作りをパッと見ただけで、カジュアルな印象を与えるということはまぁありません。
コンフォートジャケットのような、身頃に薄い芯が残っているなら尚更です。

なお、このスーツもコンフォート仕立てで、テーマは “見た目はビジネス。着心地はカジュアル(軽量)”

このように、見た目のしっかり感がありながら、着心地は超軽量という、今最もニーズのある仕立て方が出来るのは、コンフォートジャケットしかありません。

コンフィーには無い!コンフォートジャケットの魅力

コンフォートジャケット

繰り返しになりますが、コンフォートジャケットの魅力は、やはり圧倒的軽量感がありながらもカジュアル過ぎないビジネスライクなスーツ・ジャケットスタイルを楽しめること
これは本当にコンフォートジャケットでしか体感できません。
先述しましたが、
“見た目のしっかり感がありながら着心地は楽” ビジネスシーンにおいて、今最も求められているのがこれだと思います。
ですから、そんな皆さんの願いを叶えてくれるコンフォートジャケットを是非一度お試しいただきたいのですが、実は他にも最軽量モデルのコンフィーには無い、コンフォートジャケットの大きな魅力がありますので、そちらをご紹介します。

デザインを自由に選べる

コンフィージャケットでは上述のようにデザインの制限がある一方、このコンフォートジャケットデザインに制限が無い=デザインを自由に選ぶことができます。


例えば、コンフィーでは腰ポケットの指定が出来ず、強制的にパッチポケットになります。
もちろんパッチポケットも良い(河本も大好き)ですが、ビジネスライクなスーツやジャケットをお求めの方は、やはり抵抗がありますよね。 ですがコンフォートジャケットであれば、この腰ポケットの指定も可能。

また、本切羽もコンフィーでは指定ができません。(最軽量の着心地を実現するために仕方なく)
ただ、折角のオーダーならこの袖口部分も拘りたい!という方、多いのではないでしょうか。
はい、コンフォートジャケットなら問題なく指定が可能です。

このように、デザインの縛りが一切なく無く、オーダーらしい自分好みのディテールを詰め込めるのもコンフォートジャケットの大きな魅力です。

裏地が付くことで実用性・快適性もバッチリ!

裏地が一切付かないコンフィーに対し、コンフォートジャケット裏地が付く仕様にあります。
ですので、インナーの滑りの良さ・着脱のしやすさなど、軽量とはまた違う着心地の良さ(快適性) をコンフォートジャケットでは得ることができます。
また、裏地が付くことで夏であれば通気性や吸湿性、冬は保温性といった実用面で活躍してくれる点も非常にGoodです。

なお、デザインの縛りが無いため、この裏仕様も自由自在

半裏仕立て


標準仕様の総裏・背抜きをお選びなられても、十分軽さは健在
ちゃんと裏地が付いているのにこの軽さ?!と、きっと驚かれるはずです。
この裏地を付けるというのは、シルエット全体の良さ(立体感) にも繋がりますので良いですね。

ただ、より軽さを重視される方は「半裏仕立て」。高級感のある仕立てをお求めであれば、画像のように「大見返し」も指定可能ですので、是非お好きな裏仕様でお仕立てください。
※「半裏」「大見返し」はオプション料金5,500円(税込) を頂きます。

冬のコンフォートスタイルを楽しもう!

さて、コンフォートジャケットについて特徴や魅力などお伝えしましたが、折角の機会ですので、最後に!
私、大阪店SHOPMASTER河本が今季仕立てたAWコンフォートスーツ2着、軽くご紹介させていただこうと思います!

正直写真からは軽さは伝わりませんが・・・
仕立て上がりの良さだけでも分かっていただけると幸いです。

冬の衣替えがまだ終わっていない方、またコンフォートジャケットに興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、是非ちょっとした参考程度にご覧ください!

◇大阪店SHOPMASTER河本のAWコンフォートスタイル

コンフォートスーツ×グレーフランネル

コンフォートスーツ×グレーフランネル

上記でも載っていたこのグレーフランネルスーツは、今季私が最も愛用しているスーツの1つです。
とにかくフランネル特有の重厚感コンフォート仕立ての軽量感がマッチした何とも言えない表情・雰囲気が、本当に魅力的であります
(フランネルなのに、ほんと軽いです!)

ポイントは、スーツはもちろん、セットアップとしても使えるところ。

普段は、クラシックにタイドアップスタイルを楽しんでいますが、例えばインナーをニットに変えるだけで、抜け感のあるセットアップスタイルを演出できます。
セットアップでいけるということは、ジャケット・パンツそれぞれも単品使いも可能!

フランネルスーツを持っておけば、ビジネス~カジュアルまで色々な着こなしを楽しんでいただけますので、是非この冬、コンフォート仕立てで1着仕立ててみてください!

コンフォートダブルスーツ×ダークグリーン(英国製)

コンフォートダブルスーツ×ダークグリーン(英国製)

そうなんです。
コンフォートジャケットは、ダブル仕立ても可能なんです!
(コンフィーは出来ません)

ということで、これも私が今季非常に重宝している、ダブルコンフォートスーツです。

先ずは見た目、どうでしょう。
コンフォート仕立ては薄い芯地と裏地が付きますので、ダブルの重厚感もしっかり感じられる綺麗なシルエットが出ていると思います。

ただ、着心地は?
はい、もちろん超軽量です。

クラシックなダブルスーツが、まさかここまで楽な着心地とは誰も思わないでしょう。

何度も言うようですが、 “見た目のしっかり感がありながら着心地は楽” というのが、一般的に今最も求められていることだと思います。
そして、それを叶えられるのが、このコンフォートジャケットです。

ダブルスーツでなく、シングルスーツでもこの良さ・魅力を十分に分かっていただけると思いますので、気になる方は是非お試しください!


以上、今回は改めてコンフォートジャケットの特徴や魅力についてご紹介しました。
コンフォートジャケットは、フォーマルとカジュアルの中間的存在であり、コンフィーとはまた違う魅力を持った仕立てです。
カジュアルに挑戦されたい方への懸け橋ともなり、今最もニーズのあるスタイルを演出することが出来ますので、コンフォートジャケットでのお仕立ても皆さん是非お楽しみください!


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